あおいさん「旬の実技」

水曜モードの復学Mです。

昨日の授業はあおいさんの「旬の実技」でした。

1分のバラエティー「あおり」原稿を、
授業の頭で全員分録音、
そこから録音を聞き返しながら
じっくりとアドバイスを頂く
という内容でした。

みなさんの様々なプレイに、
様々な角度からのアドバイスや
あおいさんの感性をお聞きできて
まさに濃密な時間でした。

◎ナレーションにルールはない、面白ければそれで良い。(成立させられれるかどうか。)
◎ナレーターは自分のナレーションをコントロールしている。
◎自分の生理と離れた表現をしてみる。時に自分の整理を無視してみる→幅が広がる。
◎女性は笑顔であおりがち→軽くなる。あおりは笑顔じゃない方が盛り上がる。
◎ナレーションは、一つの文章の中でギアチェンジをしっかりする。
◎単語の頭の音をはっきり言う。スピードアップのときは特に。
◎言いづらいなと思ったら、母音だけに変換して練習してみる。(「つづいては」→「うういえあ」)

などなど…他にもたくさんのアドバイスがありました。

私の読みには、
「型を追いすぎ。一番大事なのは、素直に何を感じて伝えようと思っているか、を、伝えること。策ばかりに囚われて伝えることをおざなりにしてはいけない。それが一番大切なこと。」 と、指摘を頂きました。

ナレーションに苦手意識があり、私の中のナレーションを見つけたい!と思い復学した私は、とにかくナレーションとは何かを探したくて、コピー練習をしまくっていました。 しかし、型に囚われすぎて、「伝える」ことがおざなりになっていた……表現者として最も大切な部分です。

あおいさんのご指摘を受けて、
以前別の方からも、
「ナレーションじゃなくてセリフに聞こえる。素のあなたが見えてこない。」
とアドバイス頂いたことを思い出しました。
思い出したと言っても、ずっと常に心に残っていて、クリアできていなかったことです。
「ナレーターの立ち位置」…私にはまだ掴めていません。

今回そことも繋がり、やはり自分の中の「ナレーション」という表現をもっと模索しなくてはと、更に深く思いました。
セリフでも朗読でもない、「ナレーション」という表現で、自分の中で「これだ!」という答えを見つけたい。せめてその足掛かりを在学中に見つけたいと、強く思いました。