表情で表現

春17期コア中山琢也です。

6/10は藤本先生の「表情で表現」のレッスン。

題名だけ見ると全力で喜怒哀楽の表情を作って口もハッキリ動かすみたいな内容を想像してしまいますが実体は別物です。

・篩骨洞の部分に口があってそこで響かせて喋るようにする。

・表情筋や下顎は使わず上唇の部分を意識して喋るようにする。

ハミングで響きを確かめてみたり、篩骨洞を意識しながら声を出してみたりしておりますが、高音の部分の響きが今まで以上にハッキリ感じられ、高音を苦手とする私には一つの活路になり得そうな感覚です。

とは言えやはり自分だけで正しい感覚を探るのは難しいため、藤本先生も仰っていましたが積極的にボイトレを活用していく必要がありそうです。

そしてこの日は久しぶりにアフターに参加できたので、収録から若干日は経ちましたがボイスサンプルを皆様に聞いていただきました。

結果はフルボッコですが生きてます。これを見越して事前にアルコール様を体内にお迎えしていたおかげです。

課題が出るわ出るわ。どこをターゲットにしたサンプルなのか伝わりにくい、滑舌やマイクに慣れていない感じの不器用感といった技術の粗が出ているなど色々ありましたが、目下一番の課題は発声にありそうです。

癖のある発声になっており、気持ちの悪い音の出方をするときがあるとのこと。サンプル収録の時に目黒さんからも、口の中、あるいは喉の奥で飲み込んだような音になりがちと指摘されているので、ボイトレを活用しての矯正に取り組もうと思います。

フルボッコという文字を見てアフターでサンプルを流すことに躊躇いを覚えた方もいるかもしれませんが、エベレストを「るん♪るん♪うふふ♪」と無傷で登れる人はいないでしょう。
私自身、何度も聞き返していたので、いかに未熟なサンプルかは痛感していたため、それをアフターで流すのは渋谷を全裸で歩くくらいの恥ずかしさがありましたが、それを忘れるくらい貴重なリターンを得られました。
六代目 三遊亭円楽師匠も仰っていましたが苦労は芸の肥やしですな。