メリハリと粒立て

連日のオリンピック中継でチャンネル変えすぎて指がつりました。土曜モード神林拓真です。

今回のレッスンはあおいさんによる「旬の実技3」
題材はゴールデンのバラエティ。今回も原稿に合わせタイムを見ながらのプレイ。

個人的にはタイムを気にしすぎてどこか集中しきれないままいってしまった感じでやや悔いが残ります。
尺感覚はナレーターにとって必須スキル。あおいさんは練習の時から原稿のタイム通りにやる他にも+2秒増やしても間延びせず聴かせられるか、逆に秒数減らして巻いても余裕をもって伝えられるかなどを遊び感覚で行ってきたそうです。遊びのレベルが高い!

しかしあおいさん評は「とってもいい。歯切れのいい声が気持ちよく入ってくる。」と言っていただき脳内の俺はガッツポーズからの雄たけび、表彰台を駆け上がる真夏の大冒険状態。
もちろんその後単語一つ一つの発音や滑舌の甘さから構成の拙さを本当に丁寧に解説していただき、静かに脳内表彰台から降りました。
特に参考になったのは濁点の時に音が潰れがちな点と尺が短い場面で必要以上に巻きがちで音が詰まる「巻くモード」になってしまう点。
音をクリアに聴かせるには母音だけで原稿を読む練習や、巻く時ほど逆にゆっくり読んでるつもりで一音一音粒立てる意識を持った方がいいとのこと。
毎回あおいさんのレッスンはご自身が原稿の意図を汲みどう聞かせたいか→そのためにはどこを捨てどの音を上げるか、などの技術を丁寧に惜しみなく伝えて貰えるのでいつもキツツキのようにうなづいてしまいます。興奮したまま原稿に走り書いた文字が汚くて読めねぇ!

あおいさんから「楽しみにしている」と最大級の賛辞をいただきますますモチベが上がりました!よっしゃやるぞやるぞやるぞ!
応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。