自分を掘り起こす。

水曜モードクラスの矢作(やさく)いづみです。遅くなりましたが、高川先生のハードドキュメントの振り返りです。特に記憶に残ったのは、自分と作品の向き合い方についてでした。原稿を読み込んで自分の経験を掘り起こす。その経験、感じた事がたとえ題材に対して負の側面でもおかしくない。当たり前ですがハッとしました。原稿を前にした時、どう読むか、どこを伝えたいのか、という事に考えが行きがちで、自分が内容に対してどう思ったのか、という見方が薄くなっていたことに気付きました。また、出来るだけ原稿の内容を肯定しなければ読む事ができないのではないかと勝手に考えていたのですが、100人いれば100通りの考えがあるのは当然のこと。自分の立場を明確にした上で、向き合う。そこから生まれたものが自分の言葉になる。語り手に嘘がないこと。自分のフィルターを通す事で躍動感や音色になっていく。覚えておきたいことばかりでした。説得力のある語りが出来るよう、日頃からアンテナを張って、自分ならどうか?と考える習慣をつけたいと思います。高川さん、ありがとうございました!!