下読みから声を出すまでの流れを意識化する

こんにちは、声ナレクラス、小津ミワです(^^)。
今回は林さんの「情報」のレッスンの振り返りと感想です。このレッスンでは基本的で一番大事なことを思い出しました。【ド頭Max!】です。一発目から全力で行く。課題は料理のナレーションで、イメージも掴みやすいものだったのですが、だからこそ、置きに行かず初回からやり切るべきでした…。あとは、噛んだことで焦ってしまったこと。これは自分のメンタルの問題だし、緊張感の問題でもありました。何となくでも、それなりの形にはなるだろうという緩い気持ちが無意識にあったと思います。

誰が読んでもそう大きくは違いを出せなさそうなときに、個性を出すポイントは感情を語るセリフ。「今が旬で美味しいですよね~」など、ナレーター自身としてリアクションできる部分はちゃんと感情を出した方が個性が出るとのこと。こういうある程度自由に表現しても良さそうなポイントを、下読みの際にちゃんと拾っておく。

読む前に構成を考える。原稿を見て映像を確認して、声に出すまでに自分が取る手順を改めて意識し直さなければと思いました。時間がないからこそ、小さな確認をルーティンにする。他の方への細かい指摘なども、聞いていてとても参考になりましたが、私は原稿や映像との向き合い方を指摘されたのが今回のレッスンで一番の気付きでした。ナレーションの目的は、映像にメリハリをつけて面白くすること。どうすれば面白くなるか、見てもらえるかを考えることを習慣化する。もう一度、頭に叩き込みます。林さん、ありがとうございました!