コピーと毒と、時々、VO

平熱が37度を超えることもあるぐらいのぽかぽか体質、土曜コアの近藤真央です。街中の体温測定カメラにひっかからないかドッキドキ。

今回はよしい先生の報道レッスン。毛色の違う原稿が2種類準備されました。

まずは、緊迫感のあるNAとVOも加わった原稿。コアのレッスンでは初VOです。コツはNAとVOの“変わってる感”を出していくこと。速度や高低、地域性を汲み取って語尾を強めにしたり、しゃくって読んでみたり。VOは現場にいるナレーターに求められることも多い、とのことなので手に入れたい技術。

ふたつ目はほんわかアットホーム系。先生からは、明るく楽しく読むだけではなく何か「毒」がほしいとのアドバイス。その中で自分なりに思い切ってやってみた「艶っぽさ・マダム感」は今後、読みとして成立したらおもしろいかも?をいただいたのでチャレンジしていきます。

話が逸れますが、今回、みんなの発表を聞いていてハッとしたことが。

「あれ?私、映像を意識できていた?」

そう。読むことに意識を向けすぎてしまって、映像にのせる読みであることをすっかり忘れていたんです。レッスンで映像は流れていませんでしたが、人の読みを聞くと、頭の中で映像が流れるんです。

私はどうだろう?と考えて自分の読みを聞いてみると…自分よがりの読みで、興味も何もひかれない、何も伝わってこない、映像もイメージできない。チーン。

滑舌や声の響きはもちろんですが、早くコピーを体に染み込ませないと。基本ができていないと毒も際だちませんよね。。

よしい先生、今回もありがとうございました!以上、近藤真央でした!