長文を乗りこなすためのNHKメソッド


こんにちは、声ナレクラス、小津ミワです(^^)。
今回のレッスンは墨屋先生の「NHKメソッドのストレート」でした。いつも書いていると思われるかもしれませんが今回も書きます。「もっと早く知りたかった…!」

主語が長くて内容が曖昧になりやすい日本語も、この方法ならちゃんと「相手に伝わる」、かつ「余計な意味やニュアンスを付加しない」ようにしゃべれます。このメソッドに従って読めば、ほとんどの人がまるでNHKのアナウンサーがしゃべってるかのようにしゃべれます!どんな声質であってもなんだかアナウンサー風に聞こえます(朝/昼/夜/ラジオ、その人の持つ雰囲気の違いはありますが)。魔法のようです本当です1ミリも盛っていません!

最近お仕事をさせていただいた中で、とにかく長くて何が主語で何が述語なんだかわからない文章を読む機会が多く、自分でも何をしゃべっているのかわからなくなるくらい毎回悪戦苦闘していたのですが、このメソッドに則ればもう少しわかりやすく読めていたんじゃないかと思い反省しました…。

ストレートの基本的なルール「上から下」は理解していたのですが、無意識で音を立ち上げ直していた部分が多かったと思います。レッスン内ではその無意識の立ち上げ直しを徹底的に指摘されました。指摘されても自覚がなかったりするので、録音したものを聞いて現実を受け止めるということを繰り返します。やはり「録って聴く」というプロセスは重要だと思いました。

このNHKメソッドは、これまでのバーズのルールだと「ストレートⅠ型」にあたり、全てのしゃべりのベースになる部分だと思うので、基本に立ち返り、無自覚を自覚するという意味でとても貴重なレッスンでした。墨屋さん、ありがとうございました!