それはどの「たんたん」でしょうか?

知らない内にクラスリーダーになってるほどの人望の厚さ、水曜コアの神林拓真です。皆様僭越ながらよろしくお願い致します。

今回のレッスンはよしいさんによる「坦々と報道番組」
よしいさんのレッスンは初めてでしたが的確なアドバイスの中に「語尾の息の抜き方が素敵」とか「響のあるいい声ですね」など個々の良さをサラッと褒める姿が素敵でした。

十人いたら十通りの意味を持つ「たんたんと」。受け手の感性にお任せします的な綿あめのようにフワッとした奥ゆかしい言葉です。日本人の国民性が醸し出される素晴らしい日本語でございますね。
報道番組はナレーションの実力はもちろん、国語力やアクセントの基礎、一般常識や時事ネタを幅広く網羅していなければ通用しないのでは?とハードルの高さに震えてしまいますがそれはこのご時世、スマホ一つである程度解決できる時代。科学の力ってすげー!!

個人的にはステイホーム中のほのぼのとしたニュースや特集ワンコインランチならまだ戦えると思いますが、死者が出てる原稿には自分の声が明るすぎるのが現状の悩み、緊張感を出そうとすると響が一定になってしまったり音程の幅が狭まる感じがします。世の中もっとピースフルならいいのに。。
報道とは言えただフラットに読むだけではダメということがわかっていつつも(ここで音を上げすぎると破綻しそうだな)とブレーキがかかってしまう自分が恨めしい。
しかし朝型の僕にとっては報道は避けては通れないジャンル、ストレートのコピーと研究、それを踏まえた自分なりの「たんたんと」を会得できるよう今まで以上に頑張ります!

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。