やっぱり基本が大事。


こんにちは、声ナレクラス、小津ミワです(^^)。連投かつかなり遅れてとなりますが、堀場先生の「バラエティって何?」を受けての振り返りと感想です。今回のレッスンで感じたことは、私は「引き出しが少ない≒瞬発力がない」ということです。zoomの音声トラブルでレッスンに参加するタイミングが遅れた結果、私の順番が一番最後になったのですが、その間他の方の読みを聞きながら「ここはこうしよう、あぁしよう」と色々考え、いざ自分の番が回ってきたら「せっかくなので違うとこ読んでください」と堀場先生。確かに、レッスンでは全然あり得る展開。そして違うところを読んだところ、全然やりたいことができずボロボロに。ずっと同じ調子の読みが繰り返されて単調になってしまい、表現の幅の狭さを指摘されました。語頭・語尾の処理の仕方など、ある程度はパターンの組み合わせであることと、それをいかに映像に合わせて構築するか、ということだと思うのですが、それが瞬間的にできないのは引き出しが少ないからだなと思いました。今後それをどう解消していくのかが、私個人の課題です。今回学んだこととしては、バラエティで頑張ってる感を出さないようにするには、声を鍛えること。出しにくい音を使うから、苦しそうに聞こえてしまうということでした。確かに、ナレーションで無理してる感じが伝わると、安心して映像を見ていられないなと、普段見ていて感じることがあります。それと、ナレーションでは、思い切って声質を変えてしゃべっても映像と合っていれば特に気にならないということ。声優などの演技的表現では、あまり声質を変えると一貫性がなくなって人格破綻してしまいますが、ナレーションでは、面白ければ思い切って破綻してもOKだということでした。逆にいい声(1種類の声)でずっとしゃべり続けると、いわゆる声優さんのナレーションぽく聞こえる、というのはとても納得できました。キャラナレは、一つのキャラクターでしゃべり続けてます(演じ分けは別)。発声の仕方が声優っぽさ、ナレーターっぽさを分ける要素だというのは、前回の松田先生のレッスンでも指摘されていたことです。ここへ来てスキルはもちろん、やはり基本的な発声がとても重要だということを改めて感じました。堀場先生、ありがとうございました!