「旬の実技」レッスンから、アフターバーズでの学び!

土曜モードクラスのY本、続けて失礼します。あおい洋一郎先生による「旬の実技」レッスンを振り返ります。

今回のレッスンで学んだのは、バラエティナレーションの「構成」について。
私個人へのご指摘は、「全体的に感情が前のめりになっている。
構成をしっかりして、客観的な姿勢になる事も必要」という事でした。
一枚の原稿に掴み・説明等パートが分れ、そこにも細かい場面転換がある。
"山"のつくりどころなど、全体の構成を考えて
どうしたら効果的に、聞き手に入っていくかを工夫する。
この「向こう側に聞き手が居る」意識が大切で、ナレーターは、
ただ「伝える」より、もっと高度なもの求められるのだと教えて頂きました。

"立てる"ところはこう。ここは"あえて"張らずにこう読む。等、、
その構成に応じた「あおい先生ならこうする」テクニックも実践して下さって
(生で聞けるとは、なんて贅沢なんだ!と感動…!)
緻密なテクニックで作り上げるものなんだ、という意識ができました。

改めて、バラエティ⁼張ったら盛り上がる!と勢いで読んでいた自分を反省。
帰ってひとつひとつ見直しましたが、現場ではそんな時間ありませんね。。
(は!数時間前の、田子先生のレッスンでも同じことを思った…!)
瞬発的な意識、だけでなく、日々の継続的な研究と訓練から身につく
「勘」の大切さを改めて感じました。

更に、アフターバーズでも先生から印象的なお話が。
「ナレーターの仕事は、新築の部屋の“壁を塗る”作業に似ている」
ある程度できあがった部屋でも、壁紙の色や模様一つでその印象が
全く別物になる。ということでした。
ナレーションはそれだけ、作品を左右する重要な役割。
身を引き締めなければ…!

2コマののレッスン+アフターバーズを過ごして感じたこと。
バーズでは技術だけでなく、ナレーターの頂点の一角にいらっしゃる方々が
どういうふうに現場に立ち、どうやってきたから今活躍されているのか、等々
超貴重なお話も伺えるのが本当に大きな学びになるな、と思います。

そして、超売れっ子の方々がそんな日々を過ごされているのに
何のスキルも無い私の日常は何だ、そんなんじゃ何百年経っても
同じ土俵になんか上れないぞ!と打ちのめされる…。
この刺激的な日々を刺激だけで終えないように、自分を鼓舞していきたいと思います!