自然体であること

冷夏ですね。30℃越えたら生きてることも辛くなる僕には素晴らしい気候。水曜モード神林拓真です。
先日は武信さん・狩野さん・畠山さんらマネージャーの方々によるスタジオ実習でした。

最近自宅で練習してる時の自分の姿勢が偉そうなヤンキーorロダンの地獄を眺めてる人みたいなポーズなことに気付き、以前のレッスンで「原稿読んでる時の姿勢も大事」と大江戸さんが仰ってたことに倣い、意識的にレッスンでもその姿勢でやってみました。するとどうでしょう。マネージャー御三方揃い踏みでいつもなら口から心臓が転び出た上でなお踊ってそうな状況でも無駄な力が入り過ぎず、かつ適度な緊張感を持ちリラックスしてプレイできました。ブース内にカメラがあったら「コイツは態度が悪いから死刑ね」と言われんばかりの姿勢なのですが普段通りのプレイができるよう常に最善を尽くす意識、大事ですね。

プレイ後いただいた批評が書かれた原稿を見直した時、殴り書きで「説明がへた!!!」と書かれた横に「説明がよかった」と並んでた時はダイイングメッセージを前にしたコナン君みたいになりましたが、それだけ人によって感じる印象が異なるということですね。
単純なナレーションの技術は大前提として、さらに聴き手がどこを重要視するかや読みの好みもあると思うので、一発勝負の場面ではまず「みなさんの好みはあると思いますがこの原稿なら俺はこうやるのが一番だと思いました!」というしっかりとしたビジョンと準備が大切だなと。以前から学長や講師の方々が仰っていることですが「相手に提案するプレイ」というのはこういうことなのかなぁとフワッと捉えてた部分が腑に落ちるというかピースがまた一つハマりました。いただいた言葉を血肉にする速度が遅いのは悔しいですが少しでも今以上に吸収したい…今は貰ったばかりのタオルみたいな吸収力です。
その為に必要なものは原稿への瞬発力と理解、VTRのチェックのスピード、読みながらの対応力。特に自分は1番手、2番手で読む確率が非常に高いので常に気を張って1回の視聴で要所を掴めなければ…!

厳しいご指摘はあれど御三方全員から「声は爽やか」と評価をいただき、もっともっとその方向で攻めていこうと爽やかな足取りで帰りました。家に着くころには全身汗ビチョビチョで爽やかの欠片もなくなってました。夏ってつらい。

応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください