バラエティの基本を受けて

水曜ベーシック栗原洋介です。
新年一発目は堀場先生による、バラエティ読みのレッスンでした。
実は私、昨年末にボイスサンプルをスタジオバーズで録りまして、そのとき担当していただいたのが堀場先生だったんです。
そのとき、堀場先生は私のやろうとしているナレーションに対して大きくメスを入れるようなことはせずに、ささやかだけれどもよく効くお薬のようなアイディアを提供してくださいました。

今回のレッスンでも、短い例文をみんなが思い思いの番組を想像しながら読み、それに対して堀場先生が新しいシチュエーションを追加してくださったり、意図をより効果的に伝えるためのアイディアを提供してくださったり、という形で進みました。
このテキストの前はどんな映像があるのか、この後はスタジオに戻すのか、VTRにつなぐのか、それはどんな内容なのか、といった具体的な番組構成をちゃんと想定すること。
その構成がナレーションを聴いたら見えてくるようにするにはどういった言葉のニュアンスや音の使い方、語尾の処理が必要になるのかといった適切な読みの選択。

そしてこの二つを基礎に我々はまず、いいボイスサンプルを作るべし、と。

アフターバーズでボイスサンプルを流していただいたんですが、その時に狩野さんから、番組構成とナレーションの型への理解がまだ足りないという指摘をいただきました。
自分で聴いていても、次第に見えてくる、テレビから流れるには頼りなく曖昧で雑で、つまり型が出来ていない部分。
早くそこをクリアし、次のボイスサンプルを録りたい!
そう強く思わされました。
目標は数多くあれど、まずはよいボイスサンプルを目指します!

堀場先生ありがとうございました。