力を抜く、下で支える

初めまして。
土曜ベーシック、久道ゆきです。
先週土曜日、山上先生の『「汗かかない発声の初歩」帰って家で発見するオプション』に参加しました。
私は発声が苦手で、表現の幅が狭いのが悩みです。
まず椅子に座って原稿を読み、その姿をスマホで撮影。
「姿勢良く読むこと」を、いつものように気にしていました。
山上先生の説明で、びっくり。
私の読む姿のおかしいところは、読んでいる間「微動だにしない」こと。
人形のように固まって、読んでいたこと。
その後、丹田を意識した腹式呼吸を確認し、横になって呼吸に深く向き合う時間。
「腹式呼吸はできている」そうです。
でも、立ち上がって上半身を楽に動かしながら読んでみると、動けない。
ギクシャクカクカク。「稲穂のように揺れる」のが、全くできません。
腹式呼吸をやろうと思えばできるのに、読みに生かせていない。
意識を下に。丹田を支えとして、身体の他の部分は楽に。
頭でわかっていても、読みながら実践できない。
読もうとすると、身体に力が入って動けなくなる。
大きな発見でした。
録音して聴くだけでなく、録画して見る、立って動いて読む練習を始めました。
上半身が、胴体が、カッチカチです。
かたくな、頑固、不格好。
自分の体が思うようにいかないことが、とても悔しく感じます。
自由に動ける楽な身体で、自由な表現で読めるようになりたい。
現在の自分をしっかり見つめて、前進していきたいです。
山上先生、ありがとうございました。