山上先生の発声の初歩オプションを受けて

土曜ベーシックの岡崎藍子です。
よろしくお願いします!
2月4日に行われた、山上先生のOP
「汗かかない発声の初歩」帰って家で発見するオプション
について振り返ります!
今回は、発声に悩みを抱える人たちのために、日常生活で意識できる発声のトレーニング方法について教えていただきました。
今回学んだことは大きく三つでした。
①丹田(おへその下。にぎりこぶし一つ分位のところ。)について
→声を出した時に丹田が内から外に膨らむ感覚を覚える。具体的にはベルトで丹田周辺をきつく巻きつけ、椅子に浅く座ります。その状態で時計の14時くらいまで体を傾けて、背中は一枚の板のイメージを持ち、顔を上げて原稿を読む練習。その際に誰かと一緒ならばきつくひっぱってもらい、それに反発して声を出すとより分かりやすいです。私は最初その感覚がピンと来なくて、そういう人はまずはベルトをした状態で体操座りをしてやってみると、その周辺が膨らむ感覚がよく分かるのでおすすめです。
②腹式呼吸について
→寝転んだ状態で腹式呼吸を繰り返し行う。3キロ位のダンベルを下腹部に置くと、負荷がかかりお腹がふくらむ感覚が分かりやすかったです。
肩に力を入れずに落として、下腹部に意識を集中させる。そうすると自然と下の方を大きく使って呼吸する感覚がわかりました。更にうつ伏せになって同じように呼吸をする練習。背中が膨らむ感覚を覚えました。
③自分が普段読んでいる姿を客観視
→いつも通り自分が読んでいる姿を録画し、客観的に見ます。そうすることで自分がどこに余計な力が入っているのかが分かりました。
私は全体的に微動だにせず、特に肩や上半身に力が入っていることが分かりました。下腹部で支え、上半身はできるだけ自由に動かすことを意識したいと思いました。
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①と②については、特に日常生活でも取り入れやすく、
①は普段の会話でも意識できることだと思いました。気づいた時や自分で決めた時間だけでも丹田に意識を集中させて力を入れることで筋力はアップするとのことだったので、早速やってみたいと思います。
②についても今回のレッスンで5分間音楽を流して呼吸にだけ集中する時間を作って練習したように、自宅でも隙間時間などを使って繰り返し練習ができると思います。
両方に言えることは、自分のできると思っている限界は限界ではないということ。ここまでしか息が吸えない、吐けないと思っていても、実はもう少し吸えたり吐けたりする。この限界を毎日少しずつでも超えることで、確実に筋力アップに繋がるんだということを教えていただきました。
③については、繰り返し見ることがとても大事とのことです。そうすることで、自分の発声方法の細かい違和感やその原因についての発見にもつながるとのこと。普段自分が読む姿を客観視することはないので、発見も多くありとても勉強になりました。
今回のレッスンで学んだこれらの”感覚”をしっかり体で覚えて、意識をしなくても当たり前にできるように日々訓練していきたいと思いました。
山上先生、ありがとうございました!