ビームは出ないよ!

二回目のレッスンを振り替えて金曜にお邪魔しました!普段は土Bの市川改めいっちぃです。(一部にそう呼ばれたのでそれで行きます!)
今回のレッスンは畠山先生の基礎。
長年声楽を学んできた私にとって、しゃべりに必要な「発声」は未知のもの。
同じ「発声」でどこが違うの?と思う方もいるかと思いますが、これが全然違うのですよ。ほぼ正反対(ToT)
今回は「発声」に絞って、声楽家視点も含めながら書いてみようと思います。(私の個人的な見解ですので、間違いがあるかもしれませんが)
声楽を勉強するうえで「発声」とは日常に組み込まれた生活の一部。なので今では歌うときはこの発声というように体が自然に反応します。
でも!
今回のレッスンの様に筋肉の使い方や状態を教えてもらったことは、十数年の中で実は一度もありません!
声楽レッスンでは声の大きさや口の開きかた、響きについての『抽象的な』指導がほとんどです。「腹から声を出す」やら「頭の天辺から声を遠くに飛ばす」などが代表格ですが、それ以外だと「軟口蓋を上げて鼻腔を通り抜けて眉間から声をビームのように出す」というのもありました。(これはかなり具体的ですが、ビームて…と思いません?)
今考えると間違ってはいないのですが、何の説明もなく言われても「腹から声がでるわけないじゃん!」「軟口蓋ってどこ?意味わかんねぇよ」と思うわけです。まぁ指導者側は感覚でしゃべってますからね。
要は声楽的「お腹の支え」や「響鳴の場所」などのことを言われているのですが、最初の頃はいろいろ考えずにただひたすらイメージをもとに声を出し続けるしかありません。
しかしながらある程度のレベルになると声の出る仕組みや筋肉の使い方などの知識は必要になってきますので、自分で調べ何年もかかって後付けで「体得」するしかないのです。
それに対して今回の畠山先生のレッスン!
初心者にもとても解りやすかったですよね!
「何のために」→「○○をするといい」
「これをこうすると」→「こうなるよ」
という流れで説明してもらえたことで、なるほど!と思えた人は少なくないはず。
細かい内容は他の方が書いているので省略しますが、姿勢・呼吸・声帯の状態など図や体を使った説明はとても充実した内容でした。
発声に必要な知識があるか無いかでトレーニング後の結果には大きな差が出ます。(と思います)
その時に大事なのは『意識する』ことだと私は考えています。できる・できないではなく、意識してやってみるが重要。
畠山先生の指導を思い出しながら『意識して』エクササイズをしてみてください!
体は意識するだけでしっかり反応するはずです。(もちろんそれだけでは発声は上達しませんが。)
あとは他の要素を含め、ひたすら研究&トレーニング!
私自身も今回のレッスンで掴めたことがありますので、上達を目指して『意識して』トレーニングに励みたいと思います☆
いっちぃ

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