「これ、自分事にしてみて」

おはようございます。秋17期モードの北村です。

あっという間に今季が終わってしまいました。

というのはさておき、高川さんの「ハードドキュメント」を振り返ります。

こちらは、25分近くあるドキュメンタリー番組をパート分けして全員で読んでみたり、ほ他の生徒が言ったことを「自分のことのように話す」ワークをやったり、はたまた本に書いてある文章を伝えるつもりで読むなど、様々な実技が行われました。

特に印象に残っているのが二番目の「他の生徒が言っていたことを自分のことのように話す」ワークです。これ、てっきり私は対象の生徒の真似をしろということなのかと思って、頑張ってしゃべるスピードとか抑揚を合わせたつもりだったのですが、あわせようとしているから「偽物感」が満載になってしまいました。次のペアでは、実践していたメンバーが見事に「自分の話」として作り上げており、自分の勘違いが浮き彫りになった次第です。

用は、「自分のことのように話す」というのは、自分の言葉であったり、自分の抑揚のままに話すことによって、内容が自分事になるということなんですよね。

でも、おそらくナレーションでも同じようなことをやってるんですよ。バーズ秘伝の「ミラーリング」が「物まね」にとどまらない理由も、そこにある気がしています。ミラーリングとは、先人の知恵や技術を自分のものにし、物事を自分事にして語る引き出しを増やすための手段なのではないかなと、この授業を通して感じました。

それから、自分の表現で突き進む、いわゆるクリエイタータイプの人は、もうすべてが自分事になっているんですよね。

高川さんには、物事を伝える人に必要な部分を思い出させていただきました。ありがとうございます。

それでは。本日も笑顔120%な1日を。