この時間は、自由に生きる

先週の、鈴木省吾さんによる『CMの立ち位置』
という授業を振り返ります!

水曜コアクラスの田口真子です!

7つのCM原稿の中から一つ選び、
鈴木さんの前で読み、ご指摘やアドバイスをいただくという流れでした。

今回の授業では、どんな読みをした方が良いかよりも『どう読みたいか』『何を感じるか』が大切だと教えて頂きました。

私がアドバイスをいただいたとき、
『俺が合図するまで文を読まないで。一文ずつ俺が合図してから読んで』と指示をいただきました。
鈴木さんが出してくださった合図のタイミングは、私が読んできたリズムと全く違う物で
合図を待つ間、気持ちをキープさせることに集中していて、自分の中に色々な感情が溢れていました。その感情に影響されて呼吸が乱れたり、音が変わったり、、
少し汗が出るくらい感じたことのない感覚がありました。

一文一文、前にやったことを忘れて自由に読む。
次にやることを忘れる。
言えるからその言葉を言うのではなく
どうして次の言葉が出てくるのかを感じる。
間を味わい、生きた間にする。
剥き出しにする。感覚を研ぎ澄ます。

鈴木さんの言葉
『読んでいる時間は自由に生きる。』
この言葉がとても印象的でした。

どう読みたいか、つまりその原稿にどんなストーリーを込めて読みたいのか。

意識することが変わると、読んでる時の自分の
感覚も変わっていきました。
この感覚を忘れないために、定着させるために
反復練習を頑張ります!!

学びに感謝です。
ありがとうございました!!

田口真子

熱くするのか、温めるのか

おはようございます。秋17期モードの北村です。

いよいよ今期もあと1回。いくつかまだ振り返れていなかった授業をまとめて振り返ります。

まずは、3月2日は田子さんの「スポーツの王道」でした。

今回は映像に合わせる形式だったのですが、BGMがゆったりしていてかっこよかったので、バーズの過去メルマガにも書いてある「ハートウォーム型」を採用したドキュメンタリーで挑みました。

結果、「雰囲気が暗い」の一言。

こちら、答え合わせを聞くと、選手が実際に試合をする前の部分ということで、勝つか負けるかは分からないけど勝ちそうな演出をする必要があるとのこと。

あれ? 昨年のスポーツセミナーではそこそこ良かったはずなのになんでだ?

と、本気で焦りました。

ただ、数日後にふと思ったのですが、同じスポーツナレーションでもやっぱり違うよねということ。

ひょっとすると、試合前はテンションあげあげに、試合後のドキュメンタリー的なやつはハートウォームに心に秘めた感じでという使い分けなのかなあと思った次第です。

それ以外に田子さんの授業で学んだことは、ナレーターは映像の細かい部分にまでこだわってプランニングする必要があるということですね。原稿に付与されているタイムコード以外に

・ここにテロップが来るから合わせておく

・かっこよくSEのタイミングにもあわせる

辺りを意識してタイミングを考えるとのこと。自分はテロップを見ることが難しいのでなかなか取り入れづらいのですが、できるところから取り入れていきたいと思います。

田子さん、笑いと情熱が溢れる授業をありがとうございました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。本日も笑顔120%な1日を。

余白

先週の藤本隆行さんによる授業。
『情報の多様性』を振り返ります!

水曜コアクラスの田口真子です!

行ったことは、4種類の原稿をオーディションだと思って読む。
半年間でどれだけの変化があったかも含めて、
藤本さんからとても多くのことを教えていただきました。

自分が今やるべきことはなにか。
自分の課題は何か。それを言語化することで
より明確になりました。

藤本さんは、『課題を明確にしていないと辛い』
と仰っていました。 その言葉を聴いて、課題が明確じゃなかった時期を思い返してみると、確かに辛かったなと思います。
授業のたびに課題と出会える場所があるというのは本当に素敵なことですね、、、!!!

今回授業の中で、印象的だったことは
『視聴者に与える余白』という言葉です。

自分が一生懸命になりすぎて
頑張ってます感!!が伝わってしまうと
視聴者に与える余白がなくなってしまう。
その為本番はある程度頭を空っぽにして読む。

聴き手にどう伝わっているかを、スクールバーズに入ってから考えることが増えました。
今回藤本さんが『余白』という表現を使われていて、驚きつつもとても自然に頭の中へ入ってくる感覚もありました。

それでもまだふわふわしているので
自分も視聴者として『余白』を体験してみようと思いました。
自分が視聴者としてどう感じるのかも意識しながらテレビを見ようと思います。

心地よい余白とかもあるのでしょうか、、

テレビを見るのがさらに楽しみになりました。

学びに感謝です。
ありがとうございました!

田口真子

目指せビブグルマン

気づけば2月も終わり。
ブランディングクラス前回の授業、畠山マネージャーによる「サンプルめった切り」を振り返ります。

のっけから真っ黒な武士が刀を振り回すスライドからスタート。まさにめった切り!
うむ。
大丈夫、あれは絵だ、斬られはしない。
例え斬られても心までは斬られないんだから…などと思いつつの授業開始。

畠山さんはサンプルを聴く際、声質・コンセプト・突破力・技術力の4点を意識してチェックしているとのこと。

そうして全員のサンプル再生、からの評価。

僕の感想…皆上手い…!

皆、良い声であり、ナレーションとして遜色ない。実際、皆標準以上の評価は貰えていたと思います。

でも、これが1番の問題なんだな、と。
この「普通に良い」ゾーンからいかに抜け出すか。

畠山さんは今回のサンプルを聞いた際も、以前のサンプルも聞き返し、さらに競合しそうなナレーターサンプルも聞き返し、評価を書いてくれたそう。なので、良い点、イマイチな点、ライバル、将来性など様々な観点でアドバイスを頂けました。

特化するには汎用性をなくすこと。
何でも食べられるファミレスではなく、
「○○にこだわっている□□が美味しい店」と特異点がなければ意中の相手は誘えません。
自分という素材でどんな店が作れるか。

研究と考察と勇気と俯瞰をもたねば、と思いました。

畠山さん、1人1人に時間をかけて向き合ってもらってありがとうございます。
あとわずかですが、またの授業もよろしくお願いいたします。

ブランディングクラス17期秋

堀川輝幸

やっぱり、、、間、、、大切!!

堀場亮佑さんによる『リズムと緩急』の授業を
振り返ります!

水曜コアクラスの田口真子です!

今回は【バラエティ】【ドキュメンタリー】【情報】の3種類の原稿を、
リズムと緩急を変えて読むという内容でした。

それぞれのジャンルにどのような特徴があるのか、自分に合う読みは何か?など
とても多くのことを学びました。

中でも印象的だったことは、
『間』に関してでした。

緩急=読んでいるところのスピード&読んでいないところのスピード・間

間を取るために意識的に腕を動かしたり体を動かしたりするとよい。
体を動かしてる間は、読めないから。
自分が思っているよりも、間はたっぷりとっていいんだなと感じた日でした。
特にドキュメンタリーでは、間を取ることで
聴いている側はそこに何か意味があるように感じるのだそうです。
"間を取る"ということだけでも、番組のジャンルが変われば『間の意味』も変わってくるのか、、!
と、ナレーションにおける『間』の深い意味に感動しました。

また、原稿を読んだ後に堀場さんが
沢山のアドバイスや、どんな風に聞こえるのかを
教えてくださり、とても勉強になりました。

自分のいいところを武器にできるように、
頑張ります。
そして、足りない部分を沢山研究していきます。

学びに感謝です。
ありがとうございました!

田口真子

 

聞き返し 忘れたころに 効果出る

おはようございます。秋17期モードの北村です。

2月21日、逸見さんの「ソフトドキュメント」を振り返ります。

まず、その日の私は往復含めて約8.5時間の移動から30分も経たずにオンラインでレッスンに参加したということで、「体力が限界状態でいるとき、どれぐらいのパフォーマンスを発揮できるのか?」をテーマにいざレッスンへ。 逸見さんからは全ての授業で「普段より声が高めな爽やかラインよりもナチュラルな部分を大事にしたほうが良い」とのご指摘をいただいておりました。これが思いのほか難しい……。「本当に自分の素に近い声で大丈夫なのか?」という不安がぬぐえない私なのでした……。

ただ、ここで大江戸さんの授業で絶賛していただいたドキュメンタリーと、逸見さんの授業で改善を指摘されたドキュメンタリーの聞き比べを実行しました。 すると、たしかに声が違う!!

そして気づいてしまったのです。今まで、ドキュメンタリー関連になると自分の爽やかラインを使って「女性が読みそうなドキュメンタリー読み」をしようとしていたことに……。唯一、スポーツだけは格好良さ重視なので、そこには当てはまらなかったのですが。

武器や切り札は使うべき時に研ぎ澄ませて使うもの。

ということで、爽やか読みをどこで発動するように構成していくか、しばらく考えてみます。

余談ですが、私は格闘ゲームとカードゲームが好きなのですが、ナレーションはカードゲームっぽいですね。フィールドを整えながら出すべきカードを出して勝利を目指す。私は、格闘ゲームはプレイヤー目線で戦うもの、カードゲームはカードを操る監督目線で戦うものだと思っています。ナレーションは構成がものをいう芸術だと思うので監督目線のカードゲームに近く、お芝居は逆に相手と泰司しているのでプレイヤー目線の格闘ゲームに近いのかなと。

ということで、モードの授業もあと3回となりましたが、一緒に名監督を目指していきましょう。

本日も笑顔120%な1日を。