『メンタル論』と「おおまどおう」☆

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校長先生すみません。。
こうして、毎週末夜明けまでおつきあいいただいているのに、
先週の授業で気がつくまで、ずっと。。。
『大窓王』(だいまおう)と思っていた、オッカナです(><;) す、すみません。 ブログ書かせていただきます。(書きたいのですが^^;) 先週の金・アドバンスの授業は、「大窓王」の『メンタル論』でした。「ナレーターとして売れるための17か条」のうち、ほとんどが「メンタル」に関わるいうことで、『メンタル論』。納得です。 心理学者アドラーの「実用の心理学」から、「幸福」になるためには。。。 ①自己受容・・・今のあるがままの自分を受け入れること。自分が優れていることを証明しないこと。 ②他者信頼・・・自己受容ができると。。。全ての人は、違う体験を持っており、誰 一人として同じ体験・感性の人はいない。ので平等と尊敬が生まれ、信頼できるようになる。その際、大切なのは、「言葉を重視すること」助けを求める際は、はっきりと言葉を使わなければいけない。 ③他者貢献・・・信頼が生まれると、人はそれぞれの立場で仲間や作品のために貢献することが可能。究極は、生きているだけで社会に貢献できている、と考えられること。 この3つができたとき、人は「幸せ」になれる。と。 「でも、、なかなか今の自分をあるがままに受け入れられない。」と思う方に、「大窓王」がプリントに引用していたこの言葉を! 『過去には感謝を。現在には信頼を。未来には希望を。』 ワタシはこの言葉に本当に、ぐっときました。少し前までの自分は、「自分の過去に感謝してなかったなぁ。」と泣けてきたのでした。 先日ワタシが元アナウンサーとして感じたものをブログで書かせていただきましたが、 ありがたく恐れ多くも、何人かの同じ悩みを持った方から、ご相談を頂きました。 でも、なかなか上手く答えられなくて。。ちょうど受けた、この『メンタル論』の授業が分かりやすいかな。。。と。 ナレーターとして頑張りたいのに、殻を破れないどころが、何が「殻」なのかも分からない。できない理由をなんでもかんでも、「自分はアナウンサーをしていたからだ。。。」などと、結びつけて考えた日もありました。 お恥ずかし・・・このべっちゃりとした悲劇のヒロイン思考こそ、前へ進めない原因だったのですね。 ちなみに。。。夜明けの会で、質問です。 「『他者信頼』とありますが、どうしても理解できない人、ヤな人とかいますよね。。それはどうしたらいいんですか?」とお酒もまわり聞いてみたら、 「それは、自己受容ができてないってことだね。」と大窓王。 でも、「自己受容できてないからダメなんだではなくて、今、自分は自己受容できていないという状態なんだ。ということです。」と。 この例からも分かるように、「なんで、ワタシって自分のことも受け入れられないの。。ダメだあぁ~~~」と嘆 いたり落ち込んだりするものではなくて、「あぁ、まだ、受け入れられてない状態なんだな。」と知る指針になるものなんですね。 いろんなことを自分の感情なりに引き寄せすぎるから、落ち込むし、腹も立つし、堂々巡りになるし、悲劇のヒロインにもなるんだな、と。 まだまだ、ワタシの拙い文章では、伝わらないような気も。。。(^^;)しかも、間違ってたらどうしよ。。。(^^;;) ワタシ個人としては、問題にぶつかったとき俯瞰で見る方法を教えてもらえた気がします。 考えすぎると時間がもったいな~~~~い!! あぁ、ワタシの前期半年間。。。 Mottaina~~~iii!! オッカナ

ほぼベーシック中心のあおいさんOP@松葉つえ子

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土曜Bの松葉つえ子です。
5月某日、都内某所の居酒屋で、あおいさんから『ベーシックの子たちに伝えたいことがあるんだよ』と、素敵なお言葉をいただき 『OPやるよ~』とクラスの方々にメールを一斉送信したら、3分で3人から返信があり
(つえ子;゜Д゜)ハヤッ、土曜Bあついなーと思いながら、つえ子ちゃん人数調整ににワタワタ(泣)OP史上最大の人数XX人(人数非公開)ほぼベーシック中心でOPを開催しました。大人数でのOPを快諾してくださったあおいさんにただただ感謝です。あ、画像の人数数えちゃダメだからね!
初あおいさんの授業は、発見の連続でした。一人一人にじっくり細かく問題点を、理論的にあぶりだしてくださって『そうだったんだー』とカルチャーショックを含め、自分の問題点が、何故問題点だったのか理由が納得出来た授業でした。
例えば、つえ子は、滑舌が苦手で、イの段とサ行とラ行が弱いと認識していましたが『つえ子さんは、イの形にしたまま、色々な言葉を言おうとしているよ』と指摘され
(つえ子;゜Д゜)えー、そうだったの!?滑舌が苦手だから口を大きく開けようと意識していたのが、やたら横にグギーって伸びていただけになっていたのね!?そんなカルチャーショックが多々ありその度に
(つえ子;゜Д゜)こんな顔になってました。
人数が多かったので、一人一人に割かれる時間は少人数の時に比べ少ないかもしれませんが、クラスの方々の何故そこが問題点だったのか理由がわかり、自分が同じような問題点にさしかかった時のヒントとアンサーがちりばめられていました。あ、これは他の講師の授業も同じことがいえますね、土曜日は(つえ子;゜Д゜)いっぱいこんな顔になっています。
自分が置かれている環境とあおいさんに大感謝した有意義な時間でした。 授業中『みんながどのように変化したか気になるからまたやりたいね』とあおいさんにおっしゃっていただき、あおいさんオプションベーシック中心編、第2回開催が決定した瞬間でした!!それまでに今回提示された弱点を各々特技に昇華できるよう精進します!本当にありがとうございました!

◎コピー論2◎文責:織田寛史

さて【コピーの効果】は、ほとんど僕個人の感想に近いのですが、ご紹介します。
もう全く論理的ではありませんね、ゴメンなさい。。
まず何より、コピーをしますと、否が応でも“能動的”になります。
対象にする相手の方の情報収集、原稿の書き起こしや録画・録音など、自分以外のどなたもやって下さいません。
必然的に自分自身が動かなくてはいけなくなります。
すると、いかに自分という者が普段、周囲の方のお陰で成り立っているか、改めて気付かされます。
能動的になって初めて、講師の方や、現場のスタッフさんの苦労はとてつもないだろうなぁと、ソコに人間の力を感じます。
いつもレッスンで配られている資料や原稿も、自分以外の誰かが用意して下さったものです。
そんな“当たり前”すぎて見向きもしなかったコトに注目するようになります。
コピーでは、この“当たり前”のコトに目を向け、耳を傾ける意識がとてもとても重要です。
当たり前のコトは、自分だけに意識がいく人、自分ばかり見ている人は気付きません。
相手や周囲の方に目を向けて初めて、その有り難み・大切さに気付くからです。
当たり前に感謝し、愛さずにはいられなくなるコトが、毎度ながら僕ぁ何事においても要なんじゃなかろうかと痛感します。
少々話がズレましたが、コピーをしますと、テレビを“ちゃんと”見るようになります。
テレビを観た事はあっても、番組や番組の作り方に興味をもって意識して見た事は、僕ぁありませんでした。
自分として見る。
視聴者代表として見る。
作り手として見る。
与え手として見る。
買い手として見る。
売り手として見る。
ナレーターとして見る。
スタッフとして見る。
様々な見方で、物事の見え方は変わる気がします。
そうする中で“今”を知っていくという事も一つのポイントかもしれません。
“今の”テレビは何なのか全く知らないと、“今の”メディアに立ち向かうのは怖いです。
“これからの”事を決めていく手がかりの為にも、“今の”を見といた方が良いんだろうなぁ、多分ですが。
今、売れてるのは誰なのか、何なのか。
それは何故なのか。
そこで自分が売れるにはどうするのか。
いっぱいいっぱい能動的に受信していきましょう。
次に、自分の中に“基準”が出来ます。
コピー対象のお相手が、自分の判断材料の一つになる。
表現をする際の引き出しの一つになる、もちろん引き出しの中身になるかは別として。
最後に、コピーすると、自分が、いかにコピーできないかってコトも分かります。
自分が出る、という言い方が近いかもしれません。
自分から自分が分かれて、はじめて分かったり。
相手との違いが明らかになって、諦めたり。
たぶん効果はまだまだあるんだと思いますが、現段階の僕は以上です。
さぁ最後になりましたが【コピーの仕方】です。
もはや完全に、僕のやり方の公開でしかありませんが、それでも宜しければお付き合い下さい。
まずコピーする対象の相手を決めます。
この際、自分の好き嫌いや、肌に合う合わないではなく、今“本当に売れてる人(テレビのレギュラー本数など)”を調査した上で、その中から相手を選ぶコトを、まずはオススメします。
好みで選ぶと主観が入りやすくて、コピーではなく憧れで終わりがちです。
また名前だけ有名で、残念ながら今は売れてない方もたくさん居らっしゃいます。
次に、番組の録画をします。
この際、コピー対象の方が担当されてる全ての番組を録画します。
コレは、その方がどうゆう番組をキャスティングされ、違う番組の中での表現の差異をチェックする為です。
あと、やはり自分の好き嫌いの余地を作らせず、楽しない為でもあります。
つづきまして、録画したものから、原稿の書き起こしをします。
ひたすら、再生と巻き戻しを繰り返して、一音一句違わず書き起こしていきます。
たまに聞き取れない箇所が出てきまてイライラしますが、コピーとしては実は儲け物です。
その方の表現におけるクセの手がかりになるからです。
僕ぁこの書き起こし、30分番組で平均2時間は掛かります。
これだけは多分、一生慣れません。
本当にしんどいです。
嫌になります。
あまりに時間が掛かるので、僕ぁ書き起こしのみの日を作りました。
レッスンや現場などで原稿が普通にあるって、それだけで恵まれてるというか、当たり前だけど素敵な事です。
講師や作家やスタッフの方、本当にありがとうございます。
さぁ、書き起こしで原稿も用意できたら、ようやくコピー開始です。
僕の場合、まずひたすら録画したものから流れてくる映像を観ながら、ナレーションを何度も何度も聞き返します。
まだ原稿は見ません。
その声が脳裏に焼き付いて、いつでも声が浮かんでくるまで、とにかく聞きまくります。
この時、全く何も考えずに映像を見て、ナレーションを聞きます。
すると「緩急(音速)」と「強弱(音量)」「ブレスの位置」が、理解を通り越して勝手に自然と記憶されていきます。
そこまで聞き込んだら、はじめて原稿を見ながら、映像とナレーションに合わせて、自分も声に出して読んでみます。
「緩急」と「強弱」、「ブレスの位置」が合えば映像とズレたり、原稿の意味が分からなくなる事は、まずありません。
ここからようやく、「高低(音階)」と「生理」に注目し、細かく細かくコピーを深めていきます。
高低の要素が入ると緩急や強弱やブレスの位置の総合バランスが、取りやすくなったり取りにくくなる箇所が出てきます。
そこでクセや「生理」も一緒に出始めるのです。
生理とは、その原稿を読むにあたり、どうゆう姿勢で読んだか、どうゆう口の開け方か、どこを共鳴させたか、どう読みたかったのか、思惑、思い入れ、思考、やりたい事・やりたくない事・出来る事・出来ない事、体調、果てはどうゆう生き方をしてきたか、など他にも様々な要因で成っていると思われます。
この「生理」だけは推測するしかありませんが、生理なくして、その緩急・その強弱・その高低・そのブレス、その読みには成らないと僕ぁ思ってます。
相手の生理を感じるまでコピーするのは本当に大変ですが、相手の生理が見えるという事は、ほとんど自分の思考や自我を捨て去ろうとしている何よりの証だと思います。
そして生理のヒントは「なんで?」です。
なんで、こんな読み方?
なんで、コレが受けるのか?
それを突き詰めれば、相手の“当たり前”が発見され、自分とコピー対象の方の違いが明らかになり、自分と相手を分けていくコトが出来る為、何を諦め、何が足りなくて、何が自分にはあるのか、など、自己の確立になるんではないでしょうか。
さてコピーできてるかどうかは、ご自身で判断されるより、どなたか第三者に聞いて頂くコトをオススメします。
発表するなり、毎レッスンで試行錯誤するなり、何でも構わないのですが、とにかく一人で完結されない方が宜しいかと。
人前で表現しなければ成り立たないというコトと、どなたかに聞いて頂くというのは、その聞いて下さる相手の方の時間を取る責任や、人前に曝すプレッシャーを自分に課すコトでもあります。
つまり無責任に自分の表現をしない宣言と言いましょうか、表現や言葉一つ一つを大切に扱うと言いましょうか。
とにかくソコに、何かしら自立に結びつく一つの要因がある気がしてならないのです。
なので、別にコピーに限らず、コピーしようがしまいが、表現されるなら、覚悟を以て取り組んで頂きたいと思います。
以上で、僕のコピー論は終わりです。
最後に、僕も勉強中なので、完璧ではありません。
穴だらけの、あくまで現段階での自論に過ぎません。
だからドンドン論破して、覆して下さい。
僕こそ参考にしたいです。
活性化するなら、何でもアリ、大賛成です。
その為に、僕なりの愛は惜しみなく捧げます。
皆様に、せめてもの恩返しになりますよう。
今回も大変、長らくのお付き合い、ありがとうございます。
◎ペーパー◎

◎コピー論1◎文責:織田寛史

ペーパーです。
大変遅くなりましたが、先週4日(金)のベーシッククラスのレッスン終わりにコピー談義になりまして、キングから“コピー”について投稿するようご用命ございましたので、及ばずながら書き込ませて頂きます。
イチ生徒の立場でこんなコト書くなんて、大変恐れ多いですが、皆様の何かしらのお役に立てるようでしたら本望です。
あっでも…
「役に立つより仙骨たてろ」
ですね、山上さん。
なお、僕が書きますのは、あくまで僕個人の体験に基づく独自の展開内容ですので、より良い手法・主旨や、不備不足・反論ございましたら、ぜひぜひ皆様からもご意見・ご指摘をドンドン書き込み・追記して下さればと思います。
その起爆剤、きっかけになれば、こんな素敵な連鎖反応はございません。
僕も含めた皆様の更なる向上を願って、一つ声を上げさせて頂きます。
それでは、宜しくお願いします。
まず、どなたかのコピーをするにあたって、何は無くとも是非、これだけは心得て頂きたいのが、
“コピーはコピーであって、カヴァーや物真似ではない”
というコトです。
当たり前のように思われるかもしれませんが、意外や意外ごちゃ混ぜにされてる方が多いように、お見受けします。
そしてソコがブレると、要らぬ愚問が飛び交います。
それを防ぐ為にも、コピーはコピーであってコピー以外の何物でもないコトを、まず徹底的に認識して下さい。
たかがコピー、されどコピーです。
僕ぁコピーするならば、原曲そのまま、完全複製を目指すものだと思っています。
カヴァーや物真似のように、アレンジを加えたり、曲調を変えたり、過度な誇張、ご自身の想いなどをミックスしては絶対いけないと主張します。
もちろん、カヴァーや物真似自体を非難・否定しているのではありません。
カヴァーや物真似をするのであればコピーではなく、カヴァーや物真似をして下さい。
どちらが良い悪いではありません。
コピーにおいては、カヴァーや物真似ではなく“コピーする”が前提なので、悪しからず御了承下さい。
そしてコピーの最終到達地は“その人になる”です、それ以上でもそれ以下でもありません。
結論から申し上げれば、どうあっても絶対その人にはなれないんですが、あくまで心構えとしての目標意識はそうでなくてはいけません。
なぜか。
コンビニにあるコピー機を考えてみて下さい。
仮にアナタご自身が、コピーしたい原稿があるとして、そのコピー機を使ってコピーするとします。
だいたい白黒一枚10円かかります。
アナタは絶対、指定した通りのサイズで、まったく原物と同じ内容が印刷されて出てくると信じて疑わないはずです。
それなのにコピー機が勝手に、文章を足したり消したり、デコレーションを施したら、どうでしょう。
ただ、そのコピー機にも言い分があるようで、やけに熱く語るとします。
「俺なりに一所懸命がんばりました!
俺はそっちの方が良いと思ったんです!
もっともっと素敵にしたかったんです!
俺、世界初、思考するコピー機なんすよ!」
しかしながらコピー機に求めているのは、編集でも改竄でもなく、純粋に原稿そのままの複写のはずです。
いくら悪気がなく、良かれと思ってしてくれた行為も、まず“やって欲しいコトをやってくれない”なら本末転倒、お金は払えませんよね。
もはやコピー機とは呼べません。
これぞ要らぬお節介。
下手な考え休むに似たり、というものです。
これは空想のコピー機の話ではなく、現実コピーする際、僕達が陥りやすい事でもありますので、くれぐれご注意下さい。
それに、もしアナタご自身がコピーされる側の立場だったら、生半可に勝手なコトして欲しくないなぁと思いませんか。
自分という人間を、お相手の思惑や推測だけで勝手に解釈されたり、勘違いされたら、僕だったら残念に思います。
そのままコピーする気が無いなら、初めから自分をコピー対象にしなくても良いんじゃないかなぁって。
対象のお相手を尊重していないのと同じではないでしょうか。
もちろん、何事も取り組んでみて結果が理想に伴わない事はあります。
コピーも例外ではありません。
コピーしても、なかなかコピーできない事は多々あります。
名店の秘伝のタレほど、レシピを渡されて「どんどん真似するなり、美味しく作って召し上がって下さいな。」と許可を貰い、その通りに作っても再現できないように。
ですが、出来る出来ないではなく、コピーをしてみようという人間が、最初からコピーする気が完全で無いのはいかがなものか。
コピーに取り組む姿勢として、それは最悪です。
ルール無視のマナー違反だと考えます。
コピー対象である方はもちろん、真剣にコピーをして何かを学ぼうと取り組んでらっしゃる方々にも大変、失礼です。
やってみる前から自分の気持ちや考えをあぁだこぉだ言えるほど、僕達は偉いのでしょうか。
仮に発言できるとして、何を証明できたのでしょうか。
何より、僕達にそんな暇あるのでしょうか。
なのでコピーするなら、コピーするとお決めになったのなら、どうか謙虚に、コピーする事に誠実であって下さい。
できるだけご自身の主義・思考・趣向・自意識は排除し、自我を捨て去るよう努めて下さい。
コピー対象に素直になる態勢が整わないと、コピーは円滑に進みません。
たいへん言葉が悪いですが、コピーの一番の邪魔になるのが、実はこの自分というものです。
“コピーしたいところしかコピーしなくなる=コピーではない”
になるのです。
選り好んでしまうと結局、自分の制限を自分で決めてしまってるワケです。
語弊があったらゴメンなさい。
でも、何かしら変わりたくて、今を脱却したくて、活路を見出だす為に、コピーをされる方が大半ではないかと思われます。
ならばこそ、そんな自分に、ましてや売れてない自分や、今のままではダメだと思ってる自分に、こだわる事ほど、こんなに惨めな事は無いんじゃないかなぁと、僕ぁ思います。
そうでなくとも、どんなに忠実にコピーしても、素直になっても、自分というものは絶対に無くなりません。
消えないどころか、良くも悪くも溢れだします。
どれだけ恋い焦がれて憧れても、その相手にはなれないように、つまるところ自分は自分でしかないのです。
だからこそ“できるだけ”自分を空っぽにして下さい、空っぽに近付けて頂きたいのです。
実はコピーって、何か外力を吸収してプラスしていくのではなく、自分本来の内なる力を引き出したり発見する旅だったりします。
その可能性の一番の近道が、“今までの自分を”空っぽにする事だと、僕ぁ信じてます。
経験を積めば積んでらっしゃる方ほど、そして自分に執着されてる方ほど、0になるのは怖いコトでしょうし、勇気が大変要る事ですが、結果が出てしまえば、過程だって楽しめると信じてます。
僕個人としましては本当に何事も、
終わり良ければ全て良し、
終わり悪ければ全てダメ、
だなぁって思います。
もしダメだったら、ソコで終わらせなければ良いだけ。
ご検討とご健闘、お祈りします。
第二に、コピーする際「期限・期間」を決めるコト。
でないと、依存になります。
あくまで自立する為の一つの手段として、コピーはある事をお忘れなく。
第三に「目的」を以てコピーに取り組んで下さい。
(ちなみに先ほど“コピーする際、できるだけ自分を捨て去って取り組んで下さい”と申しましたが、あくまでこの目的達成の為に、目的ありきで、という意味です。
ややこしくってスミマセン。)
「何の為にコピーするのか。」
何でも構わないのですが、ココだけは自覚がないと、ただ“やらされてる”“やれば何とかなる”の依存精神に繋がります。
繰り返しますが、あくまでコピーは手段の一つで、目的そのものではありません。
この目的が無ければ、たぶん第二要素の「期間・期限」が定まりません。
何でも良いので、取り組まれる際は、必ずこの目的をご自身で問い続けて下さい。
さて、コピーに取り組む際の心掛けについては、これぐらいです。
僕の周りでのお話を伺うと、まず取り組む前の段階で引っ掛かってらっしゃるなぁと思ったので詳しく書きました。
ここまで本当に皆様の何か参考になってますでしょうか。
伝わってるでしょうか。
不安です。。
でも皆様を信じて!
続いては【コピーの効果】、最後に【コピーの仕方】についてお話します。
もうしばらく、お付き合い下さい。

◎極意◎

ピンク色だけでなく朝帰りも馴染んできたペーパーです。
ネクストクラスの皆様、キング、あおい軍曹、懇親会2次会の席にお邪魔させて頂き、ありがとうございます。
特に軍曹の
「(レギュラー番組になればなるほど)収録で毎回、感動させよう、面白くしたい、という新鮮さを失わないコト。
視聴率に対する敏感さ。
安住・マンネリ・慣れに陥れば、即死の業界。
ソコを生き抜く戦いの緊張感は、ずっと続く。
安定を求めるなら、去るしかない。
だからこそ、緊張感そのものを楽しむコトが大切で、それが“エッジに立つ”事の一つだと思う。」
というお話には聞き入りました。
またまた貴重な機会に恵まれて、本当に幸せ者だなぁと嬉しくなります。
ありがとうございます。
これからも皆様、宜しくお願いします。
その二次会参加から遡ること約5時間前。
CMセミナー第3回目のレッスンがございまして、今回の講師は田子千尋さんでした。
噂に聞く以上の、それはそれは豪快なお人柄で、
あぁ“与え手”ってこうゆうコトなんだなぁて、
理解をすっ飛ばして体感させて頂きました。
肌で教わるとはこのコトですね。
どんなに鈍感でも感じざるを得ない、その存在意義。
立ち居振る舞いでグイグイ周囲を惹きつけ巻き込む巻き込む、圧倒的な場の支配力。
CMセミナー初回の講師である鈴木省吾さんもそうでしたが、一瞬にして虜にしてしまう。
ボディブローのように、後からじわじわ効いてくる松田先生も居らっしゃいます。
皆さん共通されてるのは、この方たちと接すると、
おもわず染まっちゃう??
ハマる??
クセになる??
この感じ伝わりますでしょうか。
何と申し上げて良いか分からないんですが、とにかく好きィ♪♪♪
ってなるんです。
本当に素敵だなぁ。
さて、そんな田子さんから、今回レッスンの初めに“ナレーターの極意”なるものを教えて頂きました。
いくつかございますので、また箇条書きにて本文最後にご紹介させて頂きますが、中でも僕がとてもハッとさせられた魔法の言葉がありまして、是非ソレだけは強調して書かせて下さい。
それはズバリ、
“器量にとらわれず、その気になって読む。”
です。
もしかしたら皆さんにとっては、何てことない、ごくごく当たり前のコトかもしれません。
でも僕には、非常に衝撃的な宝物の一言なんです。
なぜか。
僕ぁ今まで、原稿にとどまらず、ありとあらゆる文章、表現、果ては現象、関係性、物事において、適材適所こそ全てだと思っていたからです。
高望みはしてはいけないと言いますか、つまり“器量に見合う”モノしか範疇になく、自分はソレ以外に手を出してはいけないと、勝手に自分で制限を敷き、更には勝手に分類・差別化し、臆病になっていたのです。
あんなに“何でもアリ”なんだと公言し確信していたはずなのに、心の片隅では「自分にはコレをやる資格はない…」「コレは自分にはまだまだ遠い…」などと自分の器量に捉われまくっていたのです。
それは選んでるのではなく、ただの逃げ腰。
しかもその器量とは、自分の思い込みによる自己暗示にすぎないあやふやなモノ。
そもそも自分の器量なんて、どのくらいあるのかも知らないのに。
知らないくせに、勝手に臆病になって自ら設定、色んなものを敬遠し、すっかり挑戦心・遊び心を虚勢していたのです。
器量は、やってみて初めて分かる、やってみなけりゃ分からないし、たとえやったとしても結局、限界は決め付けれない、変化していくもの。
やってみる前から尻込みなんて…
「何でも、やってみて良いんだぁ!」とスゴくスゴく楽になりました。
それでヒットやホームラン打てるとかではなく、振る時の心持ちが僕にはもう、あの言葉でスゴく気持ち良く振れるんです。
この先も、何かあったら絶対この言葉に戻ってこようと思います。
見合わない器量なら、その対象に見合う“その気になれば”良いだけ。
“その気になる”だけで、どんなコトだって見合う資格はあるんですね。
もちろん、それで選ばれるかは別の話。
でも自分の器量なんて気にせず、億劫にならず、挑めます。
なんて、気持ち良いコトでしょう。
見合う見合わないを気にせず挑戦できるなんて。
田子さん、本当に本当にありがとうございます。
ずっとずっと引っ掛かっていた骨が取れた気分です、これで打てるかは分かりませんが、気持ちに負けず、振れます!!
【田子千尋さんのナレーターの極意集】
「原稿ではなく、時代を読む。時代を創る。なぜなら(時代の流行りになるであろう)原稿を言葉として世に送り出すのは、ナレーションを担当する自分だから。」
「ベストトーンを一つ持て。」
「(CMの)原稿は見て、覚えて、忘れる。」
「(担当するこの商品が)売れろ、(視聴者に)届け、(それは)自分のお陰!で読め。」
「動対言語力」
「(ディレクターさんもスポンサーさんも実のところ)皆が分からないコトを、コレが正解だと決めていく。判断力と説得力。」
「オーディションでは“気持ち”を込めろ。」
記入洩れしてるコトもございますので、セミナーを受けた方で、お気付きになりましたら是非、補足して頂けますよう宜しくお願いします。
それでは今回も最後まで御覧いただき、ありがとうございます。
◎追記◎
【コピー論】ただいま構成中…もうしばしお待ち下さい。
◎ペーパー◎

CMナレーションセミナーでナレーター田子千尋さん登場

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本日はCMナレーションセミナーの3コマ目、講師はナレーターの田子千尋さんです。爆笑と勢いと「全員売れっ子並みの存在感を放つようになる」田子さんコーチングが教室中をあっという間に満たして行きます^^
生徒さんに感想をきくと『今日、宝物の言葉をもらいました』とのことでした。
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田子さんツイッター
http://twitter.com/CHIHIROTAGO/status/15486828369
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同時期。メゾネット教室の1Fでは”ナレーション・コーチ”松田佑貴講師が「映像プロセミナー」の第3回を行っていました。松田先生、お疲れさまです!
「MA現場の手応え」を感じていくレッスン。
映像とともに収録されていく自分の読みを客観的にきくことで【自ら発見していける】場になっています。
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イビキ

土Bの 可きく子です。CMセミナーにも通い始め、先週は初めての「憧れの松田先生」の授業(o^-^o)ラジオCMでした。
4種類の原稿 全て化粧品!いつか、化粧品のCMをやるのが夢~の 可きく子。「よおっし、お洒落に決めるぞ!」とパラパラと原稿に目を通したところ、3枚目の冒頭に気になる女性のセリフ・・・
先生が、配役をアトランダムに割り振り始めました。1枚目3人 2枚目3人 そして例の3枚目~
登場人物は妻と夫とナレーター・・・
私は思わず 隣の人に「この妻、絶対やりたくないよね~」
すると その囁き声がしっかり松田先生の耳に届いてしまったのです(*_*;
「今、絶対やりたくないって言った あなた、これね!」
「ま・ま・まじですかぁ?だって イビキですよ~」(@_@;) 
セリフは
ンガ、ゴーッーー グーー、ンゴッ、ガー ゴーッーー
それを受けて夫が「どうしてなんだ?こんなにいびきはひどいのに…」と続くから、相当ひどいイビキにしないと(>ε<)Zzz 松田先生曰く「豚が鼻を鳴らす感じで勢い良く音にしてね!」(^0_0^)こうなったらやるしかない\(-_-) 「はい、Q !」 我が夫のイビキを思い出しながら、無我夢中でした・・・ 終わって前方を見たら、皆から「教授」と呼ばれている 物静かで優しそうな男性までもが、本当におかしそうに 私の顔を見て大笑いしているではありませんか! そうなのです。この音を出すには、きっと相当変な顔になっていたに違いないのです(x_x;) すると先生が「折角だから、一人一人全員やってみよう!」 あ~良かったぁ~ それからは教室中に延々豚鼻音が鳴り響きました。すっかりふっきれた私は、その後種類を替えて割り振られたセリフも楽しくトライしました。そして授業終了間際 先生が私に「あなた、キャラが面白いね!」と・・・ 山上先生からは「君は頑張れば頑張るほど背筋が寒くなる。な~んか立ち位置を間違えてるんだよね~」と言われ、悩みに悩んでいた私がです! それは「お洒落な読みだね」と言われるより何十倍も勇気を貰える有難ぁいお言葉でした。松田先生、ありがとうございました (^o^)//""