いまのところ、品と艶とユーモアと余裕

「華品毒のある表現」を振り返ります。

華、品、毒、と言われると、なんとなくのイメージはできるけれど具体的にどういうこと…?

というのを

わかりやすくリストにしたものを見せてくださりながら

例としてトッププレイヤーのサンプルをいくつか聴かせていただき、なるほど納得!

価値観や声質などから滲み出るものもあるけれど

表現していくこともできる、ということでそれぞれの方向性での表現をするターンへ。

華、品、はわりと表現しやすいと思うのですが、毒になかなか苦戦しました。

台詞っぽくなってしまうと手軽だけれどナレーション表現から離れてしまうし、あまりに逸脱すると仕事には使えないし。

テキストに頼らない引き出しを揃えていく必要があります。

そしてやはり、言葉の意味からすぐに離れることができるようになるのが課題です。初見だと特に。

3つの要素が必ずしも揃ってなくちゃいけないわけじゃないけれど、あればあるほどいい。

そしてトッププレイヤーと比べてどうか、というところ。うーん!

又聞きなのですが、あおい洋一郎さんはYouTubeなどでも色んな声起こしの方法を調べて試してらっしゃるとこの日伺い、背筋が伸びる思いになりました。

仕事が忙しくなると家トレーニングをしなくなるプロも多く、それはそれで格好いいんだと思うんですが

やはり模索し続ける姿勢って素直に尊敬できて、見習いたくなりますよね。

品と艶とユーモアと余裕がある(学長談)秋16期コア・ヤスクニ アイナでした。

お嬢、【サンプルメッタ切り】と【ソフトドキュメント】を受講

ちょっと聞いてくれますか?

日頃からへにゃんへにゃんの脱力メルティ系ガールのお嬢は、ついお腹の緊張を解いてしまいがち…これは良くない!と日常の何気ない会話でも気をつけているのですが、普通に喋りたいのに「我が名はアシタカ!」くらいハキハキしてしまい人をびっくりさせてしまいます。

アシタカこと前田幸です。タタラバー
否、お嬢こと前田幸です。ごきげんよう。

今回のブランディングの講師は先週に続き、名のある山の主 畠山さん
ついにやってきました「サンプルメッタ切り」の授業です。

竹刀片手にボイスサンプルをバッサバッサと切っていく体育会系の授業(小刻みにふるえる)かと思っていました。違いました!
それぞれのボイスサンプルを4つの項目+総評の5つに分け評価を伝えてくれました。(これ作るの大変なのでは…)

その場でもしっかりと評価を聞いて理解したつもりでいましたが、お家に帰って見返してみるとまた違った受け取り方というか、教室では気づかなかった部分が見えてきたりもして。
ただ言葉で伝えられるよりもわかりやすくて、ここからさらに分析していけるのがありがたい。

今後どうしていくかの指標になります!ありがとうございます!!

せっかく最後に質問の時間をくださったのに、その時ではなく今になって聞きたい事が出てきてしまったので、今度お会いできた時に質問してみようと思います^^

そしてブランディングの後はモードの授業「ソフトドキュメント」
講師は逸見さんです。

ウィスパーの授業の時に「そこは競合が多いから別のチャンネルを開設しよう」とアドバイスをいただいていたお嬢。
色々試してみるもイマイチ掴みきれずこの日を迎えてしまったのですが、改めてアドバイスをもらってハッとしました。

そっか!なんか勝手に今のチャンネルがダメだみたいに思ってしまっていたけど、逸見さんは競合が多いと仰っていただけで決してダメだよとは言ってなかったのに…!
思い込みとは恐ろしいですね。反省反省。

むむぅ苦手だ苦手だなーと思いながらずっと取り組んでいたドキュメント
観るのは大好きなのにもどかしく感じていた自分から卒業できました(ハッピー!)

今のチャンネルもこれはこれで大切にしながら、チャンネルを増やしていこうと思います^^

以上、お嬢こと前田幸でした。タタラバー✋

「選択肢を狭めるために新しい知識を学ぶ」

秋16期モードの勝田香子(かつたきょうこ)です。

大江戸よし々先生3回目の授業。
大江戸さんは毎回レッスン前に厳しめコメントで喝を入れてくれます。
今回はその中に「選択肢を狭めるために新しい知識を学ぶ」という言葉がありました。
モード後半戦の今、めちゃくちゃ納得。
授業でたまに出てくる厳しい言葉はまさに愛のムチ!
それぞれの声質、表現、さらに頑張りまで含めた個別アドバイスをくださいます。

モードの授業が始まってすぐの10月中頃、
私の小さな小さな枠をガッシャーンと壊してくれたのが大江戸先生。
その後の他の講師の授業でも全然ダメだぁ、の連続。
正直、「どうしましょう」って感じでした。
そんな中、大江戸さんが、「最低でも毎日2hは練習」とおっしゃっていたことがずっと頭にありました。
そしてもう一つ、大江戸さん授業の初回に、「(その表現では)向き合えない」と言ってもらったおかげで、
自分がやってなかったことをやってみました。
気づかずに「できない」「私には違う」って決めていたようです。
自分の限界を決めるなっ!
それをとっぱらうと練習が楽しくなってきました。
その過程で他の講師の方に「違う」と言われることもあり、おかげで修正しながら続けてこれたのだと振り返ってみて思います。
実際には、2h練習できない日もあった(朝から晩まで出かけているときとか)ので、じゃあそんな日はどうするか、ということも試しながら続けています。
モード終盤、自分でどう練習するか、自分をどう更新し続けるかが、やっとわかり始めました。
これからです。
今はとにかくできないって決めずに挑戦しながら、まだ見ぬ「自分のここ!」を見つけて研ぎ澄ましていきます。

さて、余談ですが…一生懸命自分と向き合っているスクール生はきっと落ち込むことは一度や二度ではないと思います。
私は最近、決めたことがあります。
「バーズの帰り、もし落ち込むなら乃木坂駅まで」
乃木坂駅に降りる階段と改札に向かう直線で(履いてたらヒールのコツコツ音を聞きながら)復活し、改札に入るときには再びやる気に満ちている、家に持って帰らない。
もちろん、もっと早く処理できるならそれはそれでOK♪

おしりであそぼ

水曜コアの梅田愛子です。2/1(水)は堀場先生の「語尾特化」の授業でした。4種類の語尾表現を教えていただき、あらかじめ指定された箇所を指定された語尾表現で読むというものです。1期目のコアでは、指定箇所を指定通りにただ読んでいるだけという感じで、操り人形のようなぎこちなさ満載でしたが、4期目である今回は、当時のぎこちなさはだいぶ消えた感覚がありました。4種類の語尾が使われているナレーションをいろいろ聞くうちに、「その語尾ってこういう風にやるのか」と実感できていったからかもしれません。とは言え、堀場先生からは、今のままでは派手さ・インパクトが足りないというコメントをいただきました。また、明るい読みを獲得することが私の今期の課題なのですが、それもまだまだ。自分の中では明るい読みだとしても、絶対的に明るい読みができるナレーターさんには叶わない、と。そんな中、つい先日、明るい読みを目指して昨年末に作成したボイスサンプルをアフターバーズで聞いていただいたのですが、堀場先生が下さったアドバイスとドンピシャに沿う展開で、今後の課題が浮き彫りになりました。つまり、本来の自分の武器を磨き上げることが一番大事であって、不得手な分野については及第点を目指すということ。そして、磨いた武器が映えるように、ドラマ性とインパクトを盛り込むこと。これが、今回の授業と先日のアフターバーズを踏まえての学びです。理想の読みを求めてぐるぐる回りながら、ここでもう一度足元に目をやる必要がありそうです。次のボイスサンプルに向けて、「一発目で魅せる読み」を模索します。堀場先生、ありがとうございました! サンプルを聞いてくださった先生方、マネージャーさん、受講生の皆様、ありがとうございました!

お嬢、【プロデューサー視点】と【声を活かす表現】を受講

これ内緒なんですけど、顎にヒアルロン酸を入れてみました。半額でした!お嬢こと前田幸です。ごきげんよう。

さて、今回のブランディングの講師は畠山さん
「プロデューサー視点」の授業です。

プロデューサーとして番組の企画〜キャスティングをする(大雑把に言えば)という授業
番組制作体験ができたようで楽しくもあり、上司という存在がいる人の複雑な心境をちょっぴり理解して尊敬の念が深まるばかりでした。

そして、やっぱりキャスティングの際にネームバリューってとっても大切で、そこと戦っていかなければなのだな!と改めて感じる良い機会に。

今までもそれを言われることはいっぱいあったし、わかってるつもりではいたけれども「なるほどこういう経緯でこうなるのか!」と納得。

学び多きひと時となりました!

そしてブランディングの後はモードの授業「声を活かす表現」
講師は今期最終コマの大江戸さんです。

次回ぜったいにガッカリさせたくないと最初の授業で思ったお嬢、実はもらったアドバイスをずっとスマホのホーム画面に設定していました。

これがとても効果がありましてね、ふとした瞬間に目に入るので絶対忘れない!笑
上手にできなくて不甲斐なさを感じたあの時の気持ちまで思い出すので、うっかり練習を忘れてしまう人に本当におすすめです。

そしてやり続けたら、大江戸さんがよく仰る「言われたことを全力でやれ」が自然と身につきました。

あと大江戸さんがおすすめしてくれた経済新聞をナレーションで読む訓練を経て
「ぜんっぜん漢字読めねぇ…」って事もわかりました。

(やってくうちに読めるようになりました成長!)

続けていきます、ありがとうございました!

ちなみに次期はモードに進もうとしているそこのあなた!
大江戸さんはご自身がナレーションを担当した番組のことも質問したらめちゃくちゃちゃんと答えてくれるので遠慮せずにバシバシ聞いちゃえ!

(お嬢は年末特番で気になった事があったから聞いたらすんごく参考になった!怖くないよ!)

今期も終盤、花粉のせいでしょっちゅう鼻血が出ちゃうけど、負けずに乗り切ります!

以上、お嬢こと前田幸でした。

私の処方箋

水曜コアの中島あずさです。

2月15日の墨屋先生の授業はNHKメソッドでした。

課題原稿の中には重要そうな言葉や数字がたくさんあり、無意識のうちに言葉をたててしまいそれはそれはくどい読みになってしまいました。

「聞く相手にはニュースの中身だけ伝わるように」

先生の言葉が胸にグサッと刺さります(あ、良い意味です)
今の私の読みでは何が重要かも伝わらないなと感じました。

そこから土曜日に墨屋先生のボイトレへ!!
授業と同じ原稿を使い、読みのクセを見ていただきみっちり特訓していただきました。

私は特に助詞が下がってしまうので原稿に工夫をしたり、秘技「赤いみみ」を使って何度も何度も読み直すことを繰り返したりなど私の今の状態に合わせた読みの処方箋をいただきました。

今は処方箋だらけの中島ですが、もう処方箋はいらないねと言われるように家でしっかり特訓したいと思います!

15 February, 2023 14:14

梅の花が咲き始め、春の足音も近づく折、皆様いかがお過ごしでしょうか。水曜コアクラスの長谷美希です。

今回は、先日受講した墨屋先生のボイトレレッスンについて振り返るべく筆を取らせていただきました。

「古い処方箋を抱えたままになっていない?」

聞かれてハッとしたこの言葉。

以前より、ダメ出しやアドバイスをいつ・どこで・誰が言ったのか、しっかりと記憶に刻まれる傾向にあるなと感じていました。

しかしそれは状態が継続していれば常備薬となるかもしれませんが、改善やアップデートされれば更新して、古い処方箋として破棄されて然るべきものです。

「今まで言われたことすべてに注意を払いつつ文章を読もうとして雁字搦めになっているのでは?」と言われ、他の先生からも『鍵のかかったような表現をしている』と指摘されたことを思い出しました。

体を楽器と考えれば、チューニングされた声帯に空気を通せば声となって発されるという、シンプルな構造のはずです。

『あの人みたいに読みたい』『こんな表現を織り交ぜて読もう』その気持ちが前面に出て自分のベースとなる良い音を掴めていないと、画面の向こう側の関心を引く以前に、上っ面をなぞるだけの表現になってしまうと気付かされたレッスンでした。

楽器演奏でも、武術でも、気持ちのコントロールにも大切な、息・呼吸。

聴き心地が良く耳に残る声には、読み手の余裕やリラックスが関わってくるのではないでしょうか。

まずは息の流れをナチュラルな状態に整えることが大切なのだと改めて感じました。

秋16期も残すところ約1ヶ月。

気の急くこともあるかもしれませんが、まずは肩の力を抜いて、深呼吸して臨みたいと思います!