二年間の学びを終えて

秋16期モードクラス矢野聖子です。二年半をかけてバーズ4期を通い切りました!

アナウンサーとしての多忙な日々から一転、
子供を産んで育児に向き合い始めた瞬間に、不思議なもので社会と突然切り離されたような感覚に陥っていた私。
それでもやはりもう一度「提供する側」になりたい、チャレンジしないままでは終われない、そう思い至ってとうとう飛び込んだのが二年半前。あの時に決断して本当に良かった、今はその思いでいっぱいです!
自負しているのは、素直に学び続けたこと。
どの回の授業でも吸収しようという気持ちはいつも最大限でした。
どうしたら一歩踏み出せるのかという点についてブランディングクラスは自分の意識がかわる大きなきっかけとなりました。
入学時から半年ごとに取り続けたサンプルへの取り組みもかなり変化していったと思います。
バーズでは第一線で活躍する講師の方々がそれぞれの視点から指導してくださいますが、2年通ってみて思うのはそんな多角的な教育のなかでも絶対にぶれない一貫したものがバーズの学びには流れているという事。どの講師の方の話にも根底に流れる共通していることがあるのです。それは、わたしのナレーションの永遠のテーマになるにちがいありません。
そのことが実感としてわかってきたのがつい最近のこと。
まさに卒業してやっとスタート地点に立ったのだと、あおいさんの最後の授業での言葉を今かみしめています。
バーズでの学びはナレーション技術はもちろん、仕事への向き合い方やどう生きたいかまで考える時間になりました。
「人生の主役は自分自身」という田子さんの言葉。
「本質を見失うな」というあおいさんのメッセージ。
毎回真摯に向き合ってくださったすべての講師の方々に心から感謝しています。
そして義村学長と沢山お話できた毎週のアフターには数えきれないヒントが散りばめられていました。本当にありがとうございました。
この学びを学びで終わらせないために、チャレンジを続けていきます!

コア、ありがとう、忘れないように書いておくね

畠山マネージャーの「強みを探す」を振り返ります。

曲とともにバラエティ・情報・報道・スポーツのナレーションを聴いていただくというものでした。

どの曲も文の展開にハマるものが用意されていて、曲に合わせてプレイが勝手に変わっていくセッション感が最高に楽しかったです!

時間があったら全種類の組み合わせを聴いていただきたかった〜!!!

畠山さんにもしかしたら表現者としての転換になるかもしれないほど大きな2つのヒントをいただきました。

まずひとつめ、わたしに必要なもの「ノリと勢いと無責任」

過去何度もテストやリハで一番良いプレイが出てしまったことがありまして、

それでも最低基準の確保とスムーズに収録を終えるために懲りずに何度もリハをしちゃってました。

畠山さんが「安定感」と仰ってくださったのはその習慣で培われたものと思われますが、

次のステージに舵を切る機会が来たようです。

そしてふたつめ「自分をどう見せたいか」。

解釈からスパッと離れるのがなかなか難しくて、どうしたもんかと思ってたんですが、

この視点をもっと持つことで表現の幅が広がりそうです。

自分じゃないものになりたくて表現者になったタイプの方はもしかしてこの切り口を拡大していくことが肝要なのかもしれません。

気付きのきっかけをくださった畠山さん、ありがとうございます!

これでコアが修了となりました。

これまで自分のナレーションにはたくさん足りていないものがあるなという自覚はありつつ

解像度が低く改善できていなかったいくつものことが、コアでずいぶんクリアになった実感があります。

今更お金を出して基礎を学ぶのか…という気持ちも正直あったのですが、

ブログにあった狩野さんの「これまでちゃんとナレーションは学んでいないはず」という言葉に、確かに!一回ちゃんと学んでみよ!と思えました。

色んなジャンルのプロの方とご一緒できたのも、皆さんの変化を目の当たりにできたことも、とても良い刺激になりました。

特に純粋な向上のためにいらしていた局のアナウンサーさん達の意識の高さに感銘を受けました。

バーズに来るきっかけを下さった学長、ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。

秋16期コア・ヤスクニ アイナでした。

その瞬間、情動の動物として

省吾先生の「CMの立ち位置」を振り返ります。

言葉がうまくまとまりませんが…

研ぎ澄ました中での人間の軸から出てくる、本質的な、核のような、

琴線を揺らすもの。

ナマ!

響くよね!ドキッとさせられちゃうよね〜!!!

という表現が、皆の生体リズムを読む先生の指揮によって次々と引き出され、

なんだかすごい時間でした。

それをいつでも出せたら、そこをずっと忘れないでいられたら。

省吾さん、身長180cm、常人離れした顔とスタイルと雰囲気、しなやかな筋肉。存在感が違います。立っているだけでストーリーが浮かんでくるような役者さん。

存在の説得力!

そういう方をつい自分とは違うと特別視してしまいがちですが、

「選択」によって「存在」を作り上げられるよ、人は個だけではないよ、と諭してくださる省吾さん。

圧倒的優しさ。ありがとうございました。

秋16期コア・ヤスクニ アイナでした。

藤本先生、ありがとうございました

藤本先生の「情報の多様性」を振り返ります。

ひとりひとり4種類の原稿を読んでいきました。

具体的な技術のポイントや実践的な見方を教えてくださってたいへんためになりました。

ニュースはニュースでもワイドショーと報道で変わってくる点、スポーツなら競技によって何が変わってくるか。

学長が仰っていたという「意味を立てるのではなく音を立てる」というお話だったり。

ことさら丁寧にやろうとするとくどくなっちゃうときがあるの、これのせいだってわかりました!スッキリ〜!!!!!

藤本先生はいつも、ご自分がバーズに通われていた頃の考え方や出来事をシェアしてくださるのがとても有難く感じます。

順調な日々が何年も続くとその前のことを忘れてしまうこともニンゲン珍しくありませんが、同じ立ち位置にいたときにこうだったよと話してくださるのは、とても心強く感じます。

ありがとうございました。

秋16期コア・ヤスクニ アイナでした。

堀場先生、ありがとうございました

堀場先生の「リズムと緩急」を振り返ります。

バラエティ、情報、ドキュメンタリーから2つをチョイスして、明確に差を出して読む、というもの。

わたしは情報とドキュメンタリーをチョイス。

サンプル録りのときも含め堀場先生のおかげでずいぶんと、TVナレーションの基準の大枠というか、どの範囲がOKで、何をやらない方が良くて、というのが整理整頓された気がします。

ありがとうございます!

今回は好みが分かれるかもしれない一音二音の使い方を見つけ出していただいたり。

日々テレビから聴こえるあらゆるナレーション表現というものは当然ですがそれぞれの方の立ち位置や性別や声質や、色んな要素があいまってOKとされているものなので、自分が同じようにやってもよいかは全くの別問題。

可能ならばマイナスな引っかかりになりうる表現はわずかなことでも拭っていければと思えました。

堀場先生、大変お世話になりました。

ありがとうございました!

コアを受講して良かったです。

秋16期コア・ヤスクニ アイナでした。

お嬢、【ギャラ論】と【旬の実技】を受講

ありがとう侍JAPAN、圧倒的主人公だった!

お嬢こと前田幸です。ごきげんよう。

早いもので今期ラストの授業から1週間。毎週会っていた皆様の顔が見られなくてお嬢はなんだか落ち着きません。

さて、ブランディング最終授業は義村学長による「ギャラ論

お金のハナシって、気になるし、聞きづらいし、相場もわからないしの三拍子!
たとえ課金制だとしても受けたい授業だったので前のめりで聞いていました。

自分しっかりしなければいかんな!と強く強く思いました。うむ。このタイミングで受けられて本当に良かった。

そんでもってブランディングの後、モードも最後の授業。
講師はあおいさん、「旬の実技」です。

毎回、えいや!そいや!の気持ちで挑んでいました。
そして、毎回しっかりと課題が浮き彫りになって学びになっていたのがあおいさんの授業です。

いつも緊張したけれど、今期最後の授業としては気持ちの良い終わり方ができたなって思うので、そこは自分を褒めてあげることにします🌸

さて、コア→モード&ブランディングと、お嬢はこれでバーズのカリキュラムをひとまわり。

一度「結局、まずはここだよね」とこの1年で痛いほど感じた課題をやっつけることにします💪パワー

どのタイミングでどのクラスを学ぶかを期の終わりごとに選択できるのもスクールバーズのありがたいところ。

もっと自由に読むために頑張らなっきゃ!!

最後に、来期スクールバーズに入るあなた。そう、どんな授業なのか気になってブログを覗きにきている、うん、そう、あなた。

いっこだけお嬢ができるアドバイスをここに記しておきますね。

ブログ、書きな。毎週なまえ書くだけでも「その他大勢」から一歩抜けられるですよ。

以上、お嬢こと前田幸でした!

ナレーターの神も細部に宿る

受け身ではなく、どう学んで自分は何をするかだとより実感したモードの授業。
秋16期ラストは、あおい洋一郎さんの『旬の実技』でした。
今回も、まずは全員読んでそれを撮影し、その声を聞きながら、一人一人にとても誠実に指導してくださいました。
授業を録音したものをあとで聞いてみると、
授業中にはアドバイスを受け取り切れてなかったこともわかりました。
あおいさんが言いたかったことについて、抑揚のつけ方が甘い、ととらえようとしていたのですが、聞き直すとどうもそれだけではない。
私はそれをうまく言語化できずにいました。
たまたま読んでいた本にその答えが。
[iphoneやiPadはユーザーが誰も気づかないような細かな微調整をする。
それはユーザーが無意識に心地よさを感じるようにし、デバイス自体がよりエレガントに見えるため。
つねに進化させようとする姿勢の表われ。神は細部に宿る。]
(前刀禎明著『僕は、だれの真似もしない』より内容一部抜粋)
そういうことだ。

「知る」と「できる」は違って、今は「知った」段階。
どうやったらあおいさんのような歯切れよくめちゃくちゃ伝わる表現になるかは、自分でやる。

あおいさんはモードの最後の授業で私たちを送り出すような言葉もくださいました。
・スクールバーズの2年間はとっかかりにすぎない
・ここから!これを活かしてどうしていくか
・自分で歩んでいく
・失敗を恐れない勇気を持つ

書きながら練習したくなってきました。
それではこのへんで。
アディオス!勝田香子でした。