前半の3ヶ月を振り返って

脱・まな板の鯉
アドバンスの園田扇子(そのだせんこ)です。

10月から始まった、アドバンス。
年末を機に、振り返らせていただきます。
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●山上さんによるボイスサンプル研究

買い手・聴き手の視点が、如何に大切で
買い手・聴き手の視点を入れて、どうボイスサンプルを組み立てていくのか
を、ホワイトボードを使って絵具のパレット形式で図解していただきました。

それまで、まな板の鯉よろしく
なんとか調理してください状態で臨んでいた自分の考えの足りなさを自覚。

レッスン後、自分をパレット化しようとして描き切るのに唸ること数日。
たくさんの課題が見つかり、やっと自分がどんな靴を履いているか足元を見ることができました。

また、「信用」という実体のないものを
具体的なものに落とし込みしていただいたのには、かなりの衝撃でした。

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●武信マネージャーによる営業論、畠山マネージャーによる制作会社解説

ナレーターが売れるにはどうすればよいか、を
ロジックツリーを用いて具体的な解決策にまで掘り下げていただきました。

営業経験が全くないため、どう動けばいいのか見えず不安しかなかったのですが、
コンサルタント時代に触れたロジックツリーが出てきたことで

考え方のとっかかりを掴むことができ
どういった営業先があるかを知ることで、具体性をもって営業を考えられるようになりました。

また、HPや番組表といった誰でも見ることができるものから
営業するうえで必要な情報を、どう読み取って収集するかを説明いただいたときは

チルチルとミチル気分になりました。

欲しい買い手の情報はすぐそこにあるじゃないかと。

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●義村学長によるメンタル・戦略・戦術

自立するための方法を順を追って説明いただくなかで
ハッとさせられたのが、パーソナルブランディング。

営業ツールとしてHPを作らねば、と思ってはいたものの
自分をブランド化する、ということが目から鱗でした。

色の選択1つとってもブランディングは始まっているんだと気付いてからは

道を歩いても、様々な色の組み合わせが目に飛び込むようになり

参考材料の多さに目移りしては、自分の足元を見るということを繰り返し、
目下、HP作成中です。

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前半の3ヶ月。

じゃあどうすればよいか、という具体的な行動レベルで話してくださる講義。

事務所での講義に加えて、
あおい先生のスタジオ見学では、原稿のチェックの速さに目を見張るだけでなく

さらに、チェックしながら会話するという
トッププレイヤーの現場の在り方を学べる貴重な機会をいただきました。

本当にありがとうございます。

脱・まな板の鯉。

ベルセルクのガッツも言ってました。
「お前 何十年も修行して達人にでもなるのを待ってから戦場に出るつもりか?」
「今、手持ちのコマでやりくりするしかねぇだろ。」
「無い知恵絞って考えろ、自分で。」

ハンター×ハンターのプーハットも言ってました。
「理に依って無理に進む」

来年はレッスンを通して見えた、沢山の課題に取り組みつつ
実際の行動に移して進んで行きます!

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

園田扇子

12/16 発声2

土曜ベーシック 連続投稿失礼いたします。こりん星 です。

12月そして今年最後のレッスン発声2。

最後にやった響の変化。
ペアになって、相手に向かって「おはよう」を飛ばす。無意識に普段やっているのに、意識的にやってみると結構難しい。

どうしたらお題通りに飛ばせるか?
身振り手振りを使ったり、イメージしながら何も考えずに言ってみたり、言葉の最後を変化させるなどなど。

それを原稿前にした時にどう向き合うか?色んな見方があるなぁと思いました。

日々自己成長を~メンタル論~

アドバンス&ベーシック 土屋恵美です!

今回は、義村学長のメンタル論講義のふりかえりと自分なりに実践してみたことをレポートします。

そう、メンタルを強くする講義がある!?と知ってバーズに入所したといっても過言ではない程 私のメンタルは弱々だったのです。

義村学長のメンタル論は、アドラー心理学とスポーツメンタルに基づいていました。

バーズ推薦図書である「嫌われる勇気」を元に ナレーターに置き換えたわかりやすいお話でした。
「やればできるという可能性を残したくて努力しない」という言葉がグサリと刺さりました。

そして、ストレスや不安に打ち勝つためのメンタルトレーニングの中で、すぐ実践したのは【自己成長】と【目標設定】。
勝ち負けではなく 自分の成長に焦点を。そして成長するための目標設定は 今の自分+10%。

ふと、山上さんのコピーレッスンで 「宿題だからコピーするのでは意味がない。自分の課題を持ってコピーをするべし」と言われたことを思い出しました。
コピーや滑舌、営業などあらゆることに関して +10%成長するにはどうしたらいいかを考えるようになり、自分で課題を見つけて取り組むだけで、小さな成長を感じられました。

メンタル論を取り入れて1ヶ月、恐怖や不安に怯える時間が格段に減りました。
またRPGゲームでいうパラメーターが日々上がっていく感覚もあります。

ナレーターとして生き抜くために、しなやかで逞しいメンタルを!
義村学長、貴重な講義 ありがとうございました!

はじめてのボイトレ

初めまして。卒業生の相原嵩明です。

畠山先生のボイストレーニングに行って参りましたので、ご報告します。
長らく自分の発声に関して無頓着なまま、仕事をして参りましたが、ある課題が見つかり、人生初のボイトレに臨みました。

課題は「声の指向性のコントロール」。
拡散しがちな声の響きを、真っ直ぐにしたいという目標を畠山先生に相談し、マンツーマンレッスンが始まります。

音階を使って声を出しながら、ベストな響きを探していきます。
体の使い方、声帯近辺の筋肉の動き方など、これまで意識したことのなかった「発声理論」に、非常にカルチャーショックを受けました。
特に、ベスト(と思われる)声が出た時に感じた「背筋を使っている感覚」は大きなヒントになりそうです。

発声に関しては個人差があり、仕事の経験の有無に関わらず、それぞれ違った課題があると思います。しかし、その解決のヒントはやはり「学び」なのではないかと思いました。

以上です。

目黒泉先生の発声 ~あなたへ声を届けたい~

アドバンス&土曜ベーシック 土屋恵美です!

2017年最後のベーシック授業は 目黒泉 先生の「発声」。

ストレッチ、響きのポイント探しから始まり、最後は実際の原稿でプレーするという実践的なレッスン。

濃密な内容の中でも 特に印象的だったのが「響き」と「対人意識」。

まず「響き」について。
学校の先生として働いていた私の声は<拡散>しがちで、特に口が大きく開くア行が拡散しやすい。

そこで登場するのが「対人意識」
私の場合は、数百人いる大講堂から、マイクという1点、さらにはテレビの前の視聴者へ意識を変える必要がある。

意識を変えた後は声の届け方。
真っ直ぐストレートに声を届けるのか、キャッチボールするかのような弧を描くように声を届けるのか、声で視聴者を包み込むように喋るのか。

レッスンでは、この3種類をペアになって実践した。
すると面白いことに、相手に届く手前で声が落っこちてしまったり、逆に頭上を 通り越していったりとコントロールが必要なのだ。
ドンピシャで声が届いたときには「きた!」という実感がお互いにあるので気持ちがいい。

私の気付きなのだが、相手へ伝えようと集中しているときには、自然と響きのいい芯のある声が出ていた。
失敗しないようにしなきゃ という自意識のなんと邪魔なことか。集中すべきは自分の内側ではなく、声を届けたい相手に だったのだ。

発声を通して、相手のことを思って 伝えることの大切さも学ぶことができた。
もっともっと たくさんの人に声を届けたいと強く思った。

目黒先生、貴重なレッスンをありがとうございました!

発声2を受けて

水曜ベーシックの栗原洋介です。
初投稿になりますよろしくお願いします〜

今年最後のレッスンは目黒先生の発声でした。
肺から送られた息が声帯を震わせ喉頭原音となり、咽頭・口腔・鼻腔で共鳴し、顎・舌・唇・歯・頬で形を変えて言葉となる。
声として言葉を発声する仕組みの辿る道を、体を使った実践の中で体験することが出来ました。

自分が特に引っかかった課題点は二箇所。
音の共鳴で響きを得る段階で上半身に力が入る。
これは長年にわたりだいぶ改善してきた部分ではあったけれど、まだ自由にはなれていないのでした。
下半身の支えに集中しながら、第七頸椎、後頭部、と音をピンポイントで響かせる努力をすることで、どうしても混じってしまうノイズ、つまり本来必要ない体の力みをより明確に感じ取ることができました。

もう一つの課題は、音の響きを言葉に変える段階で、響きまで変わってしまうこと。
普段練習を録音して聴くとき、音が高くなる箇所や通鼻音の時に音が浮ついてカッコ悪くなるのがいつも気になっていました。
下半身の支えをキープしながら、「おーきなーのーっぽのーふるどけいー」と呪文のように唱えると、目黒先生が、今抜けた、今響きが変わったと指摘してくださいます。
自分がやっているときは意味が分からなかったのですが、他の人を聴いていて気づきました。
自分の感じていたあのカッコ悪い音こそが、支えが抜けて響きが変わってしまっているポイントなのだと。
そう言えば松田先生もストレートナレーションのレッスンの時、響きの位置を一定にして、と何度もおっしゃってました。
響きが言葉に引っ張られてふらふらしてしまうことが、聞いていていかにも素人っぽい喋りの一要因なのですね。

で、ということは、私の課題、どちらも大事なのは下半身の支えということになります。
もちろん、発声は支えが大事!というのは今までもさんざん聞いてきた話ではあります。
ただ、発声全体として支えを持つようにという努力はしていても、それが抜けて発声が悪くなる瞬間にフォーカスを当てて潰していくような作業はしたことがなかったので、「ある程度出来てるっぽい感じなのになんでダメなんだろう」というところで止まってしまっていたのだと思います。

これを踏まえて、今後は途切れない一連の支えを得るために、日常の呼吸から支えをキープし続ける練習をすることにしました。
目黒先生、ありがとうございました!