「視点シリーズ」で一歩先を行く人になる


ブランディングクラスの花海志帆です。
授業の中でいくつかあった視点シリーズ。そのシリーズ授業を通して大きな経験ができたので今回はそのことについて書いてみます。

私に必要だなと感じたのは、相手の視点で考えること、つまり自分の視点から離れることでした。

人を選ぶ側となって初めて選択に迷う経験をしました。この声ならこのジャンルで使いたい!と選ぶ楽しさを感じる瞬間もあれば、逆にパッと顔も声も浮かばず選びようがない状況も経験しました。ディレクターとしてナレーターに上手くディレクションできない無力さ。現場の雰囲気を変えたいけど変えられないもどかしさも初めて感じました。自分が番組作りをする上で想像力が働かないこともありました。

もちろん私の勝手知らずなところもありますが、そんな時にナレーター側から助けてくれたら、どんなに嬉しいか。提案のありがたみを他者の視点から考える機会となりました。「ナレーター側から助ける」というニュアンスが合っているかさておき。

基本的に他人のことはわからない。だからレッスンでは〇〇視点を率先してやりたい。でもわかったつもりで終わらない。これからもそんな姿勢でいたいと私は思います。

レッスン後は、番組を見る目線・知り合いのディレクターに声かける時の話題・キャスティングされた先輩方のブログの読み方・作品作りの姿勢・自宅練習の方法…などなど自分の中でちょっとずつ考え方が変わった気がします。

さらに、客観性を意識することによって「メンタル」について考えを巡らす時間が多くなりました。その話はまた別の機会にまとめてみたいと思います。

花海志帆でした!