前に!前に!響きの玉を前に飛ばす!

モードクラスのこじらせ松田です。先日は目黒先生の「響のある声と読み」のレッスンでした。

自分のニュートラルの音というか基本になる響きを見つけて、しっかり持っておこうというレッスンですが…これが大変です。色々と身につけてしまったクセが邪魔をして自然な発声がなかなかできない!首の角度を変えたり、体を使って大きくため息をついてみたり、なんならジャンプしてみたり、様々なアプローチで自然な響きを導き出して下さいます。
その響きが出た時に「それっ!そのまま読んでみて!」ってなると元に戻ったり(笑)

いやーこれって素を出すこととか、ナレーション読みに脱力して向かう事にも通じると思うのですが、自分をコントロールするという事がこんなにも難しい事だったとは!何も鼻でスパゲッティーを食べろとか目でピーナッツを噛めとか言われてる訳じゃないのに。悔しいですっ!

響きの玉という概念はわかりやすかったです。響きの玉の大きさを揃える、響きの玉を体から離す、前に飛ばす。このあたりのコントロールが特に弱い自分は、この響きの玉っていうイメージを忘れないようにしたいです。

驚いたのは目黒先生から『わたるがぴゅん!』というワードが出たこと。中学生男子しか読まない漫画だと思っていたので何かの間違いかと思いました(笑)シーサーボール、なるほど。自分はハブボールのような声を出したいですねえ。

アフターバーズでは先生方や先輩方々がたくさんいらっしゃる中、ボイスサンプルのお披露目をさせて頂きました!
自分の方向性は見えてきたものの、やはり表現の幅が…。張りの中にも時には抜いたり遊んだり色々な表情を込められるようにならなければ!!研究!研究ゥ!

サンプル収録を終えた時って、出し切った感で満足しますけど、時間が経ったり先生方のコメントを頂いたりするともういても立ってもいられなくなりますね(笑)伸びしろしか無いこじらせ松田でした!