様々な視点から見たナレーター

おはようございます。
最近グッと来た言葉は「練習では150%、本番では110%」by ロシア フィギュアスケートコーチ の土屋恵美です。

アドバンス授業の「視点」シリーズをレポートします。

■カウンセリング視点
スタジオバーズでの山上先生の思考を紐解いていく講義。
肝心なスタート地点は、仕事をとるためにボイスサンプルを作るなら、買い手のことから考える。
買い手のニーズを想定し、ベテランナレーター 大手事務所 俳優 芸人と並んでいるなかで選ばれるボイスサンプルを作り出す。
そのために 今すぐ使える自分の武器は?足りない技術は? と逆算していきました。

提案することがどれだけ高度な発想なのか、情報収集と買い手とのコミュニケーションの大切さを改めて感じました。
買い手から逆算することで、自分に足りない技術=のびしろに気付くきっかけになりました。

■プロデューサー視点
プロデューサー役とナレーター役とに別れてのオーディションのロールプレイ。
私が演じたのは、クイズ番組を企画している忠実なプロデューサーです。

ロールプレイでは、オーディション最中に上層部からのオーダーがきます。「賞をとれる番組を作って」「予算がない」「失敗したらクビ」などなど。
さらに、売れっ子ナレーター アイドル 芸人 大物俳優など 「肩書き」情報も追加されます。

結果、私のキャスティングは 最初に選んだものとは完全に変わりました。(しかも、自分で自分をキャスティングしました笑)

選ぶ側を演じてみて、私の場合はプレーや音色が番組とマッチするかを見ていました(最初は)。ベテランや売れっ子ナレーターに任せれば安心とキャスティングする人もいました(私です)。

感じたことは 無難なプレーでは よほど声にインパクトがない限り印象に残らないということ。オーディションは瞬く間に終わる。ここでもド頭MAXでした。

■マネージャー視点
「昼の情報番組オーディション」を想定した模擬オーディション。審査員は 義村学長 狩野さん 畠山さんです。

とにかく大切なことは印象に残ること。
耳で聞いてインパクトがある音。パッと目にはいってくる姿。

方言など飛び道具やキャッチコピー 、原稿の読み分け、声のパワー。
そして顔がでない仕事と言えど視覚からも「華」が大切。全身ブラックはダメ、ゼッタイ!色や柄の華やかな服装が良い。

ちなみに私の勝負服は紅白ストライプのシャツワンピース!(サンドイッチ屋さんみたい by山上さん)
…バラエティ番組のオーディションだったらアリだったのかしら(^-^;

視点シリーズを経て、選ばれるにはセルフブランディングが肝。同時にその難しさを感じています。
声やプレーといった聴覚情報に関しては方向性が見えてきたなぁと思っていますが、宣材写真や服など視覚情報に関しては未だ暗中模索。
しかし答えを見つけるまで提案 提案!
自分探しの旅は続く!

先生方、多くの気付きがあるレッスンを ありがとうございました!