ウィスパーの記憶

水曜ネクストの古賀安沙美です。
11月30日に受けた逸見先生のウィスパーの授業を振り返ります。
受けたばかりの時は難しくて悶々としていましたが、少しずつもやもやの先に進めそうな気が、気が、します。
まず、ウィスパーはいろんな息の混ぜ方をすることでいろんな効果を出すことができるとのこと。
特にCMで多く使われている。
ただし、少しの感情の揺れやブレスの乱れが、意図を持ってやっているかのように聞こえてしまう危険もある。
コツとしては、息を周りにふわっふわっとまぶす感じ。
ただ、ウィスパーで陥りやすいのが、内にこもって聞こえてしまうこと。
なので、普段のアバンよりも対象を意識して、しっかり前に飛ばすことがポイントだそうです。
(マイクの後ろに誰かを想定して、その人に届くように話す…など!)
私の場合、最初にやったものがその後にやったものよりも良かったと言ってくださったのですが、その、最初にやったものが、もう一度できない、、というもどかしい結果になってしまいました。(感覚的にやったから思い出せないのか….?)
元から息が多いので、ウィスパーでしゃべることをあまり意識せずに、響かせる方に集中すると良いかもとアドバイスもいただきました!
ウィスパーの強弱、濃淡の記憶…
確信を持ってできるようにならなければ!と思いました。
授業を受けた後、逸見先生のアースラボを聞くと、授業でおっしゃっていた意味がより分かったような気がしました。
逸見先生のOAを聞くと、すごく響きのあるウィスパーで聞き心地がよくて、前に届く感じというか、、内にこもったものではなく、前向きな響きで。
音が奏でられているような感じに聞こえました。
その後授業で頂いた原稿を通しでやってみると、、
全ての文が同じような感じになってしまい、意味が入ってこない読みになってしまいました。
もやもや。。
後日畠山里美先生のボイトレを受けたのですが、後半に読みを見ていただけることになり、悶々としていたアースラボの読みを見ていただきました。
すると、音を変えようと意識するのではなく、ちゃんと、主語述語、修飾関係を分かって伝えないといけない、音だけで捉えるのではなく意味を把握すること…とのアドバイスをいただきました!
そのことを意識して読んでみると、、全文が同じ感じの読みからようやく離れることができました。。
ウィスパーはただ囁けばいいものではないと分かってはいてもただの囁きになってしまい、メリハリがなくなってしまったり、相手に届かなくなる。
そして、良かった時のウィスパーはどういう声の出し方だったか、息の量はどれくらいだったか等、記憶して再現できるようにすること。
ウィスパーの奥深さと基礎の重要さを改めて感じることとなりました。

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