滑舌オプションを受けて

水曜ネクスト由愛典子です。
先月、小坂先生の滑舌オプションを受講しました。
小坂先生のレッスンを受けるのははじめてでしたが、事前の準備から、熱心にFacebookの投稿をチェックしてくださいました。
時間が足りないくらいのあっという間のオプションとなりました。
改めてこう書いていると、「滑舌」は滑らかな舌と書くということ。
口の中で舌がどれだけ重要なポイントか、色々と教えていただくごとに色々な疑問が湧き、自分が苦手意識のなかった音こそが、実はあまりいい発音でなかったりなど発見の多く、ベーシックで松田先生に舌の位置などを教わっていましたが、意識して動かすことを再確認するレッスンとなりました。
小坂先生はご自分のされてきた練習方法などをお話くださり、また、一人一人の音を聞いて正確に直していかれ、他の方のを聞いていると、だんだんと直っていく音がわかりました。
といって、なかなか自分の音を自分の中で聴くことは難しいというのも感じました。
苦手だと思っていた音の次が、実は苦手な音なのに、前の音ばかりに意識して、肝心の苦手な音が出ていなかったり、癖がそのままでてしまったり。
一つ一つ確認していくと、こんな風にしゃべっていたんだと。
人の骨格や舌の長さや大きさも違いますが、それらも訓練することによって
必ず克服できるようになること。
そして、それをわかることでどうやったら発することができるようになるかに気がつくことが大事だと感じました。
余談ですが、どうも夜寝ているときに歯を食いしばって力を入れて寝ているということを歯医者で指摘され、頬とあごが肩こりのように凝っていました。
指摘されるまで、頬が凝っているなんて思ってもいなかったのですが、頬を挟まれるとものすごく痛かったのです。
そこで、このレッスンの一週間前に、マウスピースを作って、はめてから数日めのレッスンでした。
歯の食いしばりによる筋肉の固まり。今まで余計な力の入ったしゃべり方や動かし方をしていたのだと思います。これもレッスンで気がつきました。
確かにあごが疲れずに頬の凝りもだいぶ取れましたが、今までのあごの感覚と違い、今までどうやってしゃべっていたのかがまったくわからなくなりました。
しかし、その分新たに今のあご関節が正常になるように滑舌の練習によって余計な力の入らないしゃべり方ができるようになりたいと思います。
この時期に再確認できて本当に良かったです。
受けるまではさほど苦手ではないと思っていた滑舌ですが、もっと自由に表現できるようになるために、基本に返って一つ一つの音と動かし方に意識していきたいと思います。
小坂先生、お忙しい中ありがとうございました。
受け終わってから、反復練習をする中で、次々と気づきと発見が出てくる充実のオプションでした。

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