逸見先生のスタジオ見学

秋9期ネクストの木暮です。
先日逸見先生のスタジオ見学に行かせていただいたので、そのレポートを投稿します。
今回見学させていただいたのはヒルナンデスの収録でした。
待合所でお待ちしてたら、逸見先生今回もおしゃれなファッションでいらっしゃいました!
白のトップスとジーンズだったのですが、パンツをロングブーツにイン…季節先取りです。
更に大きめの赤いバッグをお持ちだったのですが、それがものすごく素敵!
帰りにお話したのですが、例えばバーズに週一度行く時だけでも普段着ないようなちょっと質の良い服を着るのもやっぱり大事なのですね。
デキる気分になれるだけで、行動や結果は変わるとわたしも思います。
今回の収録は、アバンと10分ほどのコーナー2つ。
最初のアバンの時だけ、ブースに入れていただきました。
ここで初めてプロの方の、しかも昼の帯番組の収録風景を見たわけですが、レッスンで自分がブース入りして映像と合わせる時とはもう色々違いました…
TCGがついた映像も原稿のカタチも、目の前にあるものは同じなのに。
アバンの後はディレクターさんやミキサーさんたちのお部屋で見学。
ここで気付いた点を、先程のブースの中での事と合わせて並べます。
・ディレクターさんが、原稿と映像を見ながらキューボタンを押して喋り出しを教えてくれます。
なので、実際逸見先生はタイムはあまり見ていないそうです。
わたしたちが実習でブース入りする時は、タイム見るのに精一杯!ということも多いです…
・「これくらいの長さの文章なら●秒で読める」というような、自分のペースを知っておく事はとても大事!
レッスンでも度々先生が仰ることですが、やはり現場では基本すぎるくらい基本のようで、これが前提で進んでいる物事がとても多いと感じました。
初見の映像でもうまく合うのはこれがしっかりあるからでしょうか。
逆にはみ出たり余ったりしたら、ディレクターさんが原稿を足し引きしている事が多かったです。
・原稿をその場で修正する事はたくさんありました。
これもレッスンでよく言われる事ですが、これまではいただいた原稿なのに勝手に変えちゃっていいの?というのが正直な感想でした。
『てにをは』の間違いはもちろん、同じ言葉の繰り返しを避けたり、コーナー内でキーになる文言を前後で合わせたり、スタジオに下ろすのに適した言葉遣いの呼びかけに変えてみたりなど。
お忙しいディレクターさんたちが書かれたものなので、実際合わせてみるとタイムや文章が全然合ってない…ということもありました。
・ナレーションは、映像をシメる鍵。
ONだけでなんだかぬるっといっちゃってたところに、その場でディレクターさんが文章を作って逸見先生のナレーションを追加していました。
たしかになんだか物足りない空気ではあったのですが、一言加えるだけで違和感はすっきり!
映像との足し引き、ナレーションによる盛り上げを実感しました。
初めて現場見学をさせていただいて、とにかく普段のレッスンで教えていただいている事の大事さを実感しました。
月並みですが、もうこれに尽きます。
何秒で何行読めるとか画変わりの空気とか、本当にそれが実践されているんです。
また、学長が17ヶ条で教えて下さる、尊敬される人でなければならない、という場面にも出会いました。
逸見先生は現場のスタッフさんからの信頼がとても厚く、逸見先生との会話や指示出しの面でそれを感じる事ができました。
週二回のレギュラーの中のほんの短い時間でしたが、プロの現場にいさせていただけた事は、レッスンからとはまったく別の刺激を受けました。
うまく言葉にできないのですが、これがこれからもナレーションの勉強をしていく中でとても貴重で、原点の経験になるのだろうと思います。
この機会を与えて下さったバーズ、そして一緒に連れて行って下さった逸見先生、本当にありがとうございました。
今期もお世話になります。前期学んだ事と今回の経験を併せて、もっとレベルアップした実技ができるようがんばります!

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