番組の生理と道理を知ろう

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水曜Nの原です。
ナレーション技術を高めていく上でおすすめの方法が「コピー」
簡単に言えば番組ナレーションを原稿に書き上げプレイスタイルをコピーするだけなのですが
これが出来ない
技術を盗むのは簡単ではないとわかりつつも
全く出来ない
何で出来ない(出来てないと指摘されるか)のか分からない
分からないから改善出来ない
と足踏みしてしまっている状態
そんな時山上さんから言われたのが
「番組の生理と道理が分かってないんだ」
と指摘を受け先日番組セミナーを受講しました。
受講者の多さからも同じ悩みを抱えている人って多いのかなって思ったのですが
まずそもそもコピーって何でするんだろ
何を意識したら良いんだろってことなんですが
やってと言われたのが
1用意された紙を二つに折る
2書かれた文章を「写して」と言われそれを写す
3次に書かれた文章をさかさまにしてそれをまた写す
というのをやりました。
※blogを読んでいる方でお時間ある方はこの先を読む前にやってみると良いかと思います。
学生時代から先生が黒板に書いたものをただノートに取る
何年も誰もがやってきたこと
文字通り書かれた文章を写すなんていうのは誰でも出来る事
それを逆にして行う行為のおかしさ、初めてのことへの戸惑いもあったのですが
出来上がったものの差は一目瞭然でした。
普段以上に集中して写し書きをしていたので字は丁寧、慎重に書いていたのですが
普通に書いた時はまあなんというかそのままの文章だったのですが
逆写しの時はその書かれていたフォントのはらい、トメなど
本来写し書きする際気にも止めていなかった事を意識して書きました。
意識から離れると違うものも見えることに気付く
これが逆写しをして山上さんが伝えたかったことだそうなのですが
「写し書きでフォントの癖とかまで真似なんて気付かない」と思っていた自分
それはナレーションのコピーにそのまま当てはまりました。
自分が今までやっていたのは黒板に書かれていた文章をただ写すだけと同じ。
先生の黒板にどう書いてあったのかまでは気付けてなかったと思います。
仮に自分が先生だったとして、生徒にどう伝えたいのか。
大切なところは文字を大きくしたり、色を変えたり、わざわざ黒板を消して
書き直したり・・・という事をして伝えやすく分かりやすくすると思います。
写したノートにはその過程や工程は無かったんです。
プロのナレーターは黒板の変わりに
声を大きく(小さく)したりあえて聞き取りにくくしてみたり、声のトーンを変えてみたり・・・
書ききれないほどの変化をつけていますがそれは
どうすれば飽きさせず聴き手に伝わりやすくなるかを考えてのプレイだったのですが
もちろん↑の「飽きさせず伝える」なんていうのは頭では分かっていることですが
コピーの際それよりも「この言い方をコピーしよう」「あ、この特徴のある喋りはコピーしやすいかも」
なんてのが先行してしまい趣旨とずれがちだったんだと思います。
コピーは課題を見つけること。課題が見つからないのなら趣旨からずれている。
改めて今までの自分を思い返してみました。
逆写しは家に帰ってから改めてしてみました。
家に帰ってから選んだのは経典。
漢字ばっかり、特徴だらけのものだったので苦労しました。
出来たものも特徴はまだまだとらえきれてませんがそれでも
漢字を書くというよりはあるものをしっかりと写す
という事を理屈抜きでやっていくことで自分の中で気付かされたことが色々と出てきました。
(この文字のここってこんなに長いんだとかこんなにはらいが力強いんだとか・・・)
次はキューシート作り
レッスン中は行えませんが用意されたキューシートを見て驚きました。
番組のナレーションやタイムは勿論、そこには
スタジオ、VTR、MCキャストのせりふや反応、映像の特徴、ワイプの抜きやテロップの事までが
事細かいに書いてありました。
番組自体の流れを知る事で要求されているナレーションスタイルが判ってくる
出来た番組の絵に最後ナレーションをつけるのだから
番組の事を分かって無かれば要求されている事に提案が出来ないのは当然なわけです。
家に帰ってから(時間は相当かかってしまいましたが)自分もキューシートを作ってみました。
出来たキューシートのなんとごっちゃごちゃとしたことかw
これでも大分整理して作ったと思うのですが・・・。
つまり、それほど番組には「視聴者を飽きさせない」工夫やこだわりがあるということです。
そこに更に自分達がナレーションとして加わっていくには・・・単調な読みなど決して無いわけなんです・・・
分かってはいたのですが分かっていてもできていない自分というのを改めて知って出来たキューシートを見た時は逆に笑ってしまいました。
長々書いてしまいましたが他にもレッスンでは色々教わりました。でもすべての事かいてたらもっと更に長くなってしまうのでやめます。
このレッスン一回で僕の全てが劇的に変わったなんては思いませんし変わってないでしょう。
ただ、きっかけを頂けたというのだけは間違いないです。
「キューシートもとりあえず5枚作ってみろ。そうすれば見えてくる」
と山上さんに言われました
とにかく作りきる。形にしないと見えてこない。
そしてそこから上に、前に、進んでいこうと思います。
山上さんありがとうございました。
原寛

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