人のつながり

映像セミナーでお世話になりました、小鳥遊です
最終回、山上さんのレッスンでは、スタジオでは人間同士のつながりを作ることがいかに大切かを教えていただきました。
そのためには、名刺を渡すことはもちろん、スタッフの方々とコミュニケーションを良くとることだと。
私は事務所で最初に名刺を作ることを勧められたとき、「向こうから名刺を渡されない限り自分から渡してはいけない」「特にクライアントさんには、制作会社を飛び越して仕事とるつもりかと思われるので、尚更ダメだ」など、ダメな事項を並べられて、それを忠実に守ってきました。
しかし、今回のレッスンで「名刺をもらって不愉快にはならないでしょ」と言っていただいて、ダメな事項の羅列より腑に落ちましたし、何よりも、人間同士のつながりこそ大切にすべきということが、とてつもない説得力を持って、響いたのです。
入り時間から、収録終わってスタジオ出るまでの時間がいかに早いかが、良いナレーターのバロメーターだなんて聞いていたりしたので
、本当に目から鱗のステキ情報でした。
次のナレーション収録の時、実践してみることにしました。
行ってみると、原稿がブースのマイク前に置いてあり、流れで挨拶もそこそこに、すーっとブースに入れられてしまい、しまった!コミュニケーションがっ!と焦りながら原稿をチェックしていると、クライアントさんが見えてブースまで来てくださったのです。
本当にありがたく、ブースの入り口に行って、ご挨拶と名刺交換をし、今更ながらとスタッフの方々とも名刺を交換させていただこうとすると、私の名刺には期せずしてちょっと気になるポイントがあるため、「自分もその名刺欲しいなあ」と皆さんに話しかけていただき、それをきっかけにいろいろ話をすることができました。
入りは間違えましたが、なんとかコミュニケーションをとれた結果、いざ収録が始まってみると、いつもより気持ちが楽で、とてもナレーションしやすい雰囲気になっていました。
原稿の気になる点も聞きやすかったですし、全体的に円滑に進む感じがしまし
た。
こんなことだったら、ダメな事項なんて気にしてこだわらなければよかったと、自分の愚かさを恥じました。
そして次の日、なんと、同じ制作さんからまたお仕事をいただいたのです。
これには本当に驚きました。
やはり、よほどすごいナレーターさんでもない限り、ナレーションの魅力で次の仕事につなげるなんて、至難の技、ましてや私のようなぺーぺーが、今までの態度でつなげる訳がないのです。
大切なのは人間関係、コミュニケーション力。
気付けて本当に良かったです。
山上さん、ありがとうございました

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