続・発声オプション

水曜Bやのです。山上先生の発声オプション、追記です。
You tubeで、石川さゆりさん『天城越え』を聴きまくりました。すると、発声オプ
ションで、身体全体で表現しようとした、あれやこれやが、ちゃんと詰まっているで
はありませんか!!宿題が出され、動画を見た段階で、ほとんどの事を受け取れな
かった私って一体なんなんでしょうか。やっぱり薄っぺらいです。とても。
音符にすればたったひとつの音の吐息も、単語ひとつひとつの意味も、全体の背景
も、全てそこに、確かにありました。
そして、続けて別のベテラン某歌手が歌う『天城越え』を見たら・・・あわわわわわ
わわ。歌としては上手いのだろうけど、ひとつひとつの感情が全く表現できていな
い!!!!楽譜どおりに歌うのがただ上手なだけ。作り手の気持ちを汲まずにただ上
手に読むナレーションって、こういう状態なんだろうなと思いました。文字通りにう
まく読む(楽譜通りにうまく歌う)← まずは、一生懸命練習している部分ではある
けれども、同時にものすごく恐ろしいことでもあるのかも、と感じました。
一歩ですが、視界が開けた気がします。石川さゆりの天城越えがなぜ『良い』と感じ
るのか。その具体的な理由が分かっていなかったけれど、良いの要素が、個々に、少
しずつ見えてきました。この感覚をもって、沢山のナレーションを聴いてみたくなり
ました。そしたら、コピーの意味も、もっと深く理解できるようになるのでは。
いま、表現方法の幅がほとんどない自分がもどかしい。蓄積していきたいです。ひと
つひとつ。
精進します!!!

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