セカンド・ベーシックを受けて

秋5土Bリーダーです。
先週の進路相談で、ベーシックからネクストに進級することになりました。
「今季の伸び率は素晴らしい! あ、でも、今がいいっていうわけじゃないから」
(by 山上先生)
はい、重々承知しております。ベーシックの受講は2回目ですが、今がゼロだとした
ら1回目はマイナス300といってもオーバーではない酷さでした(謙虚でいっているの
ではなく実際に)。
ファースト・ベーシックがどんなに辛かったか。何がダメだったか。でもどうして続
けられたか――涙の軌跡はさておき。
ベーシックを2回受けて、本当によかったと思っています。そこで、再度ベーシック
を申し渡されて迷っている人、落ち込んでるいる人、今度はやるぞと燃えている人の
参考になることがあるかもしれないので、「セカンド・ベーシックのススメ」を書き
ますね。
「セカンド・ベーシック」のベネフィット
1.課題が見えている
  自分のダメなところ、苦手なところが明確になったと思います。やみくもに練習
していた1回目のときよりも、目的をもって練習した方が成果は出やすいです。しか
も、毎回のレッスンで自分の進捗度がわかります。逆に言えば、それに正面から立ち
向かい、1歩ずつでも解決に近づかないと2回目も時間の無駄ですね。いつまでも逃
げ回っているわけにはいかないと覚悟を。
2.講師の教えが真に理解できる
  1回目で、この講師は「何をどういう方法で教えようとしているのか」がだいた
いわかっています。前回は振り回された感もあったかもしれませんが、今度は意図が
わかるので、受け入れ態勢をつくってレッスンに臨むことができます。すると講師の
指摘がものすごくよくわかようになります。「こういうことを言おうとしていたの
か!」と目から鱗がボロボロ落ちることうけあい。
3.クラスメイトを力にできる
  1回目ではおどおどとバーズに踏み込んだ人も、2回目には少しは慣れて周囲を見
回す余裕ができます。すると、クラスメイトのことが見えるようになります。誰がど
んな読みをするのか、それを講師はどう評価するのか。これがものすごく自分の読み
をつくる際の参考になるんですよね。ベーシックには既にプロとして活躍している人
もいれば、アドバンスから戻ってくる人もいます。「あなたどうして来ちゃったの」
と呆れるくりのズブの素人(私)もいます。講師は経歴とは無関係に「今の読み」を
批評します。他人の読みを自分の学びにすればクラスメイトの数だけレッスンでの収
穫になるんですよね。ものすごく面白かったです。
4.バーズをより効率よく使う
 バーズにはアフターバーズやオプションといった、通常レッスン以外の「場」が用
意されています。それらを2度目は知った顔も多いので、自分なりの方法でフル活用
してみては(Facebookもそのひとつ。意外と侮れません。ナレーションって、コミュ
ニケーション能力が大切だと思うので)私は通常のレッスンは「確認」や「気づ
き」、「成果を発表する場」と位置付け、オプションを猛活用しました。あまり言い
たくないですが、11回?12回?受けました。見当違いや無駄な努力をしている場合
じゃないと思っていたので。アフターバーズでのクラスメイトや先輩のアドバイスは
ものすごーくありがたかったです。
以上が現時点で気付いたことです。
な〜んて、すごい上達した人みたいなことを言っていますが、セカンド・バーズでの
私の課題は「人前で声を出すことを怖がらない」「ど真ん中の声を探す」。それだ
けー。滑舌もぜんぜんダメだし、表現力、自分らしさ、なんて、さらに遠い話。で
も、シンプルな目標だから全力投球できたのかもしれません。「それだけ」のことを
半年間。でも、ものすごく価値のある「それだけ」。嬉しいです。
とはいえ、実は、「それだけ」のことすら、さらに否定されるネクストなんだろう
な、という予感があります。怖いです。
真面目に立ち向かうほど、いろんなことが怖くなるし、不安になります。ぬか喜びし
ていられません。こわいよー。
  

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