アドバンス・乾さんの白熱授業を受けて

こんにちは。
今期アドバンスに通っているいそです。
早くも第2回目の授業日となってしまいましたが(汗)、遅ればせながら、第1回目の乾さんの授業の感想を書かせて頂きます。
私は、まだナレーションの仕事の実績もなく、営業も出来ていません。そんな私にとって、乾さんのお話はすべて目の覚める内容で、ナレーターとして血となり肉となるお話ばかりでしたが、中でも強く印象に残ったのは「ナレーターとは、最後の最後に番組を商品としてキレイにお化粧してくれる人」という言葉。
バーズに通い始めて一年半、ナレーションとは何かという事をずっと考えてきましたが、改めてその役割の重要さを痛感しました。
面白く仕上がった番組が最後に自分が施したお化粧によって、商品としてより魅力的になったり、逆に台無しになったりする。
だからこそ、ナレーターはディレクターがどんなお化粧を求めているかを瞬時に理解し、それに応じてとびきり可愛く、とびきり美人に、時にはとびきり滑稽に、ディレクターが理想としている以上のお化粧をしてあげることが必要なんだなと思いました。
そして、もう一つ衝撃を受けたのは、「もし、ナレーションで台無しになったと思った番組が視聴率が良かった場合、そのナレーターをまた使おうと思いますか?」という質問にきっぱり「ない!もしそれで視聴率が19%だったとしたら、あのナレーターでな
ければ20%いったのに、と思う」とおっしゃったこと。
必要なのは、あくまでも番組に「足し算」ができるナレーター!
結果論ではなく、その場でスタッフを納得させられるかが全て。
新人だから、とか、現場に慣れていないから、などという言い訳は通用しない。一回一回が一発真剣勝負の世界。その時に最高のパフォーマンスができなければ、次のチャンスはないんですよね。
そして、もしディレクターさんが自分のように経験のない新人を抜擢して使ってくださったのに、そこできちんと結果が出せなかったとしたら、自分に次のチャンスがないばかりか、次に同じような新人を起用する機会までつぶしてしまうことにもなりかねない。
いつでも自分が最高のパフォーマンスができる準備をしておく、そのことがいかに大切かを再認識しました。
アドバンスに進むにあたり、この半年のうちにちゃんと営業できるボイスサンプルを録り、営業をし、バーズを卒業するまでにナレーターとして自分の足で歩いて行けるようになろう!と強く決意したのですが、最初の授業で乾さんにガツンと喝を入れていただき、さらに気持ちが引き締まりました。
乾さん、貴重な、そして刺激いっぱいのお話をありがとうございました。
そして、乾さんの特別講義を企画してくださった大窓王、ありがとうございました。
いそ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です