今回、狩野社長のご尽力にて、一昨日より明日までTXで放映中の「柔道グランドスラム2010」の対戦カード読みのMAを２夜で連続やって参りました。
３日間の対戦カードの全パターン、１日200テイクほど張って叫んで煽ってきました。ナレーションは格闘技です。絶対に間違いありません。
とは言いつつも、喉から血が出るような状況のなか、真剣に心がけたのは「自分が確実にできることを粛々とやり遂げよう」ということでした。
準備不足なことはやらない。いまの自分の能力を受け入れる。実はこれらは皆NAに望む前、山上先生から頂いたアドバイスです。
ブースに入って「さあ、思いっきり煽ってください」となると、緊張や興奮で制御が効かなくなり、自分のリミッターを超えることをやろうとしてしまいます。最初こそ持って行かれそうになりましたが、アドバイスを思い出したお陰で、途中から何とか持ち直し、ある程度、冷静にプレイすることができました。そして、そのほうがパフォーマンスが上がっていることも実感できました。
「準備不足なことはやらない」
「いまの自分の能力を受け入れる」
これから現場に行ったとき、僕はこのふたつを思い出さない日は未来永劫ないと思います。
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