ながれ編@ビスコ

こんにちは。
さまぁ~ず式も順調に3ヶ月目を迎えていますよ!!ということで今日は現場の流れを書いてみようと思います。
そんなの知ってるよという方は…飛ばして下さい(/ω\)
私が知っていることはほんの一部ですが、まだまっさらナレーターさんのために基本のキとして書いてみます。
ながれ。
まずスタジオに入ると…ミキサーさんが作業真っ最中。指が踊っているかのような、ピアノ弾くみたいな手つきです。どのスタジオでもミキサーさんの仕事を見るのは楽しい!
ですが、、じーっと見ているとすぐに可愛いADさんがその日の原稿を持ってきてくれます。番組の企画にもよりますが、30分番組で3枚から6、7枚というところ。
これ実ははじめびっくりしました。声優の台本やVPなどはもっと枚数が多いからそのイメージで。それをさーっと下読みしつつ、作業真っ最中の画面を見ながら、その日の企画内容を横目でチェック。画面から聞こえるのはまだオンの部分のみ、つまりタレントさんの声だけです。そうこうしているうちに演出&Dさんが登場し、しばらく世間話。一息ついたところで演出さんの『そろそろいっちゃいますかっ』の一言で始まります。楽しくくつろいでる場合じゃなかった!ケラケラ笑いながらも原稿には目通してます。
ところで。声優さんはまず事務所に台本(Vも)をとりにいきますよね。VPでも、仮の原稿は事前に用意されていることが多いし、場合によってはVも事前にあるようです。スタジオでは、当時ど新人声優だった私は端っこに座り、先輩方に挨拶をして、思えばスタッフさんも怖かった(と勝手に思っていました。失礼すぎる。)のでますますちっさくなっていました。出番少ないんだから一発で決めなきゃ!という緊張感。数本あるマイクのどれを使うかや動線の確認(これが苦手だった)などですでにいっぱいいっぱいでした…。もちろん楽しかったんですけど!
話は戻り私はブースへ。ミキサーさんにマイク位置を直していただきバターンと扉が閉まります。声優の仕事と違い1人ぽっちでじーっと座ります。
さて、ブースの中の私は、外から見えないのをいいことにかなりリラックスした格好です。見えてもいいんですけど。具体的な格好は皆さんそれぞれだと思いますが、心身ともに自分がベストな状態でいられる様相で。畠山先生にも教えていただきましたね。シナプス!(いつでも自分が一番リラックスできる状態になれるようなスイッチを持っておく)
Vには音、音楽、テロップがあったりなかったり。ナレーションが入る数秒前からVが流れます。タイムと演出&DさんのQランプ、あとはカット変わりなんかを気にしながら読んでいきます。声優とナレーターの違いは多々ありますが、芝居の時のように役を自分に近付けたり、役に自分が近付くことに重きを置かないということが、私にとっては一番大きな違いかもしれません。
ちなみに原稿は収録中もどんどん進化します。もっと面白い表現は?もっと視聴者の皆さんにわかりやすい表現は??をふまえていくつも案が出されます。
もちろん、それをきちんと具現化するのはナレーターの役目(ノ∀`)です!
それでは唐突ですがこのへんで。
深夜にふさわしいゆる~い番組ですが、その裏では皆さん全力まじめです。
さまぁ~ず式今夜は青木裕子アナが主役です!

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