収録前から「空気」を作る- Mina

「毎日2時間声を練るんだよ」
コアのレッスン時に田子さんが仰ったこの言葉が、バーズでの行動指針になっています。

こんにちは。秋16期モードのMinaです。
今回のモードは、そんな素敵な教えを授けてくださった田子千尋先生による、ブースワークの実践レッスン!

半期前にコアの授業でお話いただいた、本番収録時の流れに挑戦。
ミキサーさんに、一人ずつブースで収録していただきました。

■「ホーム」を作る
ブースに入る前に、きちんとスタッフの方々とコミュニケーションをとることが、自分が本来の力を発揮しやすい環境を整えることにも繋がる。先生のこの教え、コアの方には、記憶に新しいのではないでしょうか。

今回はその練習からスタート!で、先生から与えられたミッションは、待ち時間の間に「すべらない話」をすること。

普段面白い話は得意じゃないけれど、これも仕事ならと、先陣を切り最近みた不思議な人の話を振る私。
その後も、ある人は仕事での珍事件、別の人は恋バナと、みんな思い思いの話題を披露していました。

驚くべきは先生の切り返し力!どの話題も全部拾って、膨らませて。あっという間に楽しい時間になさっていました。
そしてこの時間が、ちゃんと本番での読みを支えてくれたんです。

■本番
「楽しい」を声に!どっきりバラエティの原稿のアバンを収録。
映像、SEやテロップに合わせて、「ワクワク」「もっと見たい」を引き出すナレーションを模索。
・本編の音に被さないよう、限られた時間の中にナレーションを収める
・視聴者との関係性を設定する(視聴者がアイドルファンなら、ファン目線で話す など)
・視聴者の気持ちをリードする(今、からかっていいところ!ワクワクするところ!など)

そんな先生のアドバイスを頼りに、映像にナレーションを乗せていきます。

初めての映像収録。私はタイムコードの記載ごとに都度カフを下げるのだと勘違い。
手を動かしながら映像を見、原稿を読むというマルチタスクに手一杯になり、気分はさながら千手観音様。
ですが、ブースに入る直前までみんなと「すべらない話」が出来ていたお陰で、いつものような辛い緊張感はなく、楽しい気持ちでナレーションが出来ていました。
恐るべし、環境づくり。

最後のフィードバックタイムでは、先生やクラスメイトの豊かな表現の引き出しに触れ、もっともっと楽しいナレーションができるようになりたいと、気持ちを新たにすることが出来ました。

スタッフさんも、視聴者さんもみんな巻き込んで、豪快ながらも繊細に華やかに「楽しい」を作り出す田子先生。
今回もたくさん見せて、教えていただいた「努力の勘所」を直向きに繰り返して、0.1歩でも先生に近づけるように頑張りたいです!

秋16期 モード
Mina;-)