半年間で得たもの。あおいさん「旬の実技」高川さん「ハード ドキュメント」

水曜モードの復学Mです。

先週はあおいさんによる今期最後の授業、旬のバラエティ原稿でした。

あおいさんの授業は、技術的なご指摘はもちろん的確ながら、プレイヤーの先輩としての”在り方”あるいは、人生の先輩としての”生き方”の教示のウェイトも大きいものでした。

今回私は、
「少し前(今期最初の授業)まで誰かのコピーやって彷徨ってたのに、今回のは完全に”Mさんのナレーション”になってるよ。」
と言っていただけて、嬉しかったです。

もちろん自己反省点は多々ありますが、「自分のナレーション」への糸口が、またひとつ、見えたように感じました。

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今週は今期モード最後の授業、高川さんによる「ハードドキュメント」でした。
これまでのナレーションの型とは全くベクトルの違う、「体感して発する言葉」のナレーション。

肌感覚で感じたものを、なんの装飾もなく声に乗せる…だからこそ人の胸に刺さる言葉になる。

高川さんは、「型を何度も繰り返し練習するとコツを掴むように、感じることも、何度も繰り返し練習するとコツを掴めてくるんだ」と仰っていました。繰り返すしかない。研究を重ねます。

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半年間、全20回の授業が終了しました。私は来期は休学です。

半年前、自分の”これだ!”という「自分のナレーション」を見つけたくて復学しました。
この半年は今までで一番ナレーションの研究にどっぷり浸かりました。
浸かった分だけ、見えてきたものあり、しかし見えたと思ったら、ゴールは更に遠いことも分かっていく、の繰り返し。
知れば知るほど、頂上は遠いことを知ります。

それでも、前には進んでいる。

この半年、ナレーションを第一優先にしたら、その分、ナレーションで得たものも大きかった。
仕事でも大きな進歩がありました。

少ないながら技術的な進歩もあるとは思いますが、やはり一番大きな変化は、「ナレーションで仕事を取りたい」という意識の変化だったかもしれません。

バーズでの「売れることが正解」という考え方、これは大胆でシビアですが、真実だと思います。

私はまだこの世界で勝負してみたい。

知れば知るほど、打ちのめされるばかりですが、それじゃ悔しいと思うし、もっと上に行きたいと思う。

この「なにくそ精神」が、私には必要だったんじゃないか。これは、バーズでの時間があったからこそ芽生えたのだと思います。

講師の皆様、同級の皆様、
半年間本当にありがとうございました。

何か小さなことでも「与え手になれたら」と思い、毎回ブログに投稿しました。
文章に書くと自分が何を考えているのか整理ができて、自分にとってもプラスでした。
的外れなこともあったと思いますが、読んでくださった方々、ありがとうございました。