皆さんこんにちは。
あっという間にバーズ卒業生になっていた北村です。
2年前に入学してから、風のように時が過ぎていったバーズ生活。まだまだ足りないことがたくさんある。ということで、今期もブランディングの授業を聴講しにいっております。
さて、学長の講義で触れられている「弱者の戦略」について、「まさにこれだ!」と思ったことがあったのでこちらに書き記しておきます。
まずは前提について。
例えば、一つ大きな案件があったとします。その仕事をどうやってとりにいくか。
知る人ぞ知る大手事務所は、条件に合いそうなナレーターをたくさん提案してきます。
じゃあ、我々のような弱者はどうするかというと、ピンポイントで提案しつつ、その提案にひっかかりをつけます。
あえて高い額にしてみるとか、特殊技能のある人を送り込むとかで、1対1のタイマン勝負に持ち込むわけですね。
さて、最近の私は、制作会社ではなく、視覚障害やインクルーシブ関係の取り組みを行っている企業に「貴社の○○という規格の音声制作で視覚障害のあるナレーターを起用してみませんか」という営業を行っています。
これが、あらびっくり。制作会社に「視覚障碍者を起用することでダイバーシティーの推進に貢献できます」と言っていたころよりも、営業に対する返信率が大きく変わりました。
営業先にとって、視覚障害やインクルーシブがホットワードになってるうちに営業をすることで、選択肢の一つではなく、「使うか使わないかを考えてもらうフェーズに誘導すること」ができたのではないかと想像しております。
そして、これが冒頭でお話しした学長が戦略の講義でおっしゃっていたことに近いんだろうな・・・と、今になって実感したのでありました。
まだまだ入口を突破したにすぎませんが、これからたくさん良い報告ができるように、引き続き営業もナレーションも頑張ります!
それでは。またブログかバーズ教室でお会いしましょう。