おはようございます!
つい先日まで三回目ワクチンの副反応でダウンしていましたモードクラスの久保多聞です(^^;
そんなこんなですっかり遅くなってしまいましたが、
今回はあおい先生の「旬の実技2」のレッスンを振り返っていきます。
あおいさんのレッスンでは毎回色々なジャンルの原稿を用意してくださいます。
今回はバラエティ番組の原稿だったのですが、これまでバーズで課題となった分かりやすい「バラエティ」とは、少し毛並みが違います。
冒頭はアバンから始まるのですが、その後すぐに本編となる「とある映画」のあらすじ紹介に入っていきます。
バラエティでありながらやや静かな調子入ってくるあらすじ紹介。
「冒頭」と「本編」で大きくニュアンスを変えなければなりません。
色々試した結果なんとか自分なりの形を示すことができたと思っています。
個人的に今回大きなポイントとなったのはあおいさん本人から頂いた言葉です。
私は文章の構成から読みを頭で計算して、それを少し大袈裟にやってしまう所がある。
それでは目的と手段が逆になってしまう。
ナレーターは手段や作戦を見せる仕事ではない、むしろそれを見せてはいけない。
しかしそれを恐れていてもいけないし、例え今はそうだとしても自分の理想とする所がしっかりと見据えているかどうか大切だ、ということでした。
とても襟が正されるお言葉です。
1年半前、大したスキルも型も無い状態でバーズに入学し、兎に角「型」を身に付けるためにテレビを見ていました。
しかし「型」ばかり目が行っていると「伝える」事が疎かになってしまいます。
確立された「型」と自分の中に落とし込んだ「伝える」という生理、
その中心を絶妙に貫くのがナレーションなのです。
最近色々な事を経験させてもらっている中で、
力が抜けた状態で素直に声を出すと自分の中でも一番響きが良くてナチュラルな表現が出来ているなと自覚することがあります。
まずはそこコントロールして出していきたい。
これも守破離の「破」の一つなのだと思います。
そして次回は逸見さんさんの「ナチュラル&ウィスパー」の授業です。
前回のモードではボロボロだったこの授業。
あおいさんのお言葉やこれまでの経験を経て今どう出来るか。
楽しみです!
あおいさん今回もありがとうございました!