お菓子と漫画となろうの小説で出来ています。春16期コアMinaです。
今週お休みだった方と、バーズを検討なさっている方向けに、ダイジェストをお届けします!
今日の授業は、田子千尋先生の「ナレ知っとく!」
30年以上のキャリアで試行錯誤なさったことを赤裸々に語ってくださる回!
声で表現する仕事をする人は絶対受けた方が良いぞ!!というステキ授業でした!
■セルフメンテナンス
普段使っていらっしゃるトレーニング器具や、お茶、喉ケアグッズなど惜しみなく披露してくださいました。
個人的には、喉枯れと発声の悩みを相談できる場所を探していたので、おすすめの病院を教えていただけたことが有難かったです。
早速月曜に予約してみます!
また、発声トレーニングの器具が使い古されていたことに、静かに感動を覚えていました。努力の跡って、カッコいい。
■ブランディング
装い、ボイスサンプル、名刺、手土産、お歳暮…一つ一つをコーディネートして、一人の魅力的なナレーターをプロデュースする。
田子先生の貴重な貴重な試行錯誤のエピソードをお聞きし、ここまで拘るのかと、目から鱗でした。
ブランディングって、お気に入りのクローゼットを作っていく作業に少し似ているかもしれません。
「どうありたい」「どう魅せたい」「何を手放そう」…丁寧に向き合いたいです。
■原稿チェック
1分程度の原稿に35個引っ掛け箇所があり、約半分、17も取りこぼしました!
・事実関係
・文脈毎の適切な言い回し
・表現の統一
・固有名詞
・タイム…
目を配るべき箇所がたくさんありました。とても難易度が高いです!
田子先生は、日頃から日本語に意識を向けるだけでなく、新聞、テレビ、本、映画等々様々な情報を収集すると仰っていました。
私はそもそも知識不足なので、原稿を読む際は「何となく知っている気がする」「ウィキペディアで調べた」はだめだということを肝に銘じます。
■映像と原稿の照らし合わせ
絵替わり、テロップ、SE等々をチェックし、どういうタイミングで、どんな表現をしたら「一番面白いか」を考える作業。
引き出しの増やし方や、「池の水全部抜く」でのアドリブエピソード、とても勉強になりました!
また、映像や音とのセッションがナレーションだというお話が心に残りました。
ジャズミュージシャンのようなバランス感覚が求められるようです。
漫画好きの私は、BLUE GIANTのわくわく感を思い出しました。
笑いあり、名言あり!賑やかであっという間の授業でした。
ですが、あの格好良さと華やかさは、日々のトレーニングと、膨大な情報収集、細やかな気配りなど、たくさんの積み重ねの上に成り立っているんだと知ったことは、大切な気づきでした。
「ずっと求められる人」の仕事の準備力に、自然と尊敬の念を覚える。
いつかこんな人になりたいなと素直に思える。田子先生はそんな方でした。
春16期コア Mina;-)