掃除中勢い良く足の小指をぶつけました、神林拓真です。
全5回のトレンドの表現セミナーも今回でラスト。林高也さんによる「勢いのあるスポーツ」です。一度全員原稿のみで読んだあと、VTRをチェックし内容やVの雰囲気を把握し再度読むというもの。Vを見る前に原稿を読むことで自分が文章から意図を推測し演出した部分に食い違いがないかを探れます。
林さんが仰っていたのは変化をつけるということ。お題目こそ「勢いのあるスポーツ」でしたが、勢い良く盛り上げた後の絵変わりでの読みの変化や説明パートを丁寧に読めるかなど、短い時間の中で変化し勢いを活かすためにどうメリハリをつけられるかがポイントでした。news zeroでスポーツを担当され、またスタジオバーズでサンプル作成もされている林さん。当たり前ですが耳が非常に良く、一人一人にしゃくりや滑り発声の癖などの問題点を的確に指摘。「あなたはしゃくりの症状、あなたは低音早口の症状ですね」と笑顔で伝える林さんが白シャツだったこともありカウンセリングをするお医者さんのようでした。ちなみに僕は両方の症状を抱える重病人でしたがしゃくりは声を前の方で出すこと、低音早口は一つ一つの音を抜かずにきちんと出すこと、アクセントで上がる部分をきっちり上げることで改善するそうです。とてもありがたい処方箋でした。
セミナー全レッスンを通して改めて痛感したのはストレートの大切さ。ニュースはもちろん情報・ウィスパー・スポーツ、今回はなかったですがバラエティ…どのジャンルにも出てくる「説明パート」。ここでストレートの技術が必須。ストレートが決まっているだけで他の強調したい部分もわかりやすく、全体がグッと引き締まります。最後はストレート!大谷翔平ばりのストレートを身に着けたい!!
応援ありがとうございました!神林拓真の次回作にご期待ください。
勢いを魅せるための変化
