自由な表現は平常心から

モードのこじらせ松田です。先日は田子先生のレッスン!田子先生がいつもおっしゃるのは「テキトーよ、テキトー」。
しかし、原稿の分析が始まると誰より情熱的です!そしてモニターを舐め回す位の勢いで集中して「ワーッていってガーッてやってブワーっつって、じゃあねー!よ」だそうです!そこにシビれる!あこがれるゥ!な訳ですが、テキトーな訳ないじゃん!では田子先生のおっしゃるテキトーとは何なのかを勝手に考えてみました。
はじめは先生一流の冗談でリラックスを促して下さってると思っていました。それもあるのでしょうが、今回「用意した読みをしちゃダメよ」という指導を受けて「平常心、自然体であれ」という意味ではないかと考えました。
学長がテニスに例えて「来た球を打つ」とおっしゃるように、テキトーな程にリラックスした状態から映像を見て、効果音やBGMを聴いた瞬間に感じたものを出す!感覚を研ぎ澄まして「絵が喋れっていうから」を感じとる。その為には緊張して硬くなってはいけないし、前もって読み方を準備してもいけない。その平常心、自然体になる為のテキトーなのです!!(注:個人の感想です)

ある柔道の先生が「技というのは考えて出しているうちは技ではない。攻防の中で無意識に出るのが本当の身についた技だ」とおっしゃいました。

その高みに上がって僕も、ワーッていってガーッてやってブワーっつって、コレがコレもんなんで、じゃあねー!になりたい!その為には…まず、テキトーをかませるだけの基礎力を身につけましょう。