山上先生最後のレッスンで気づいたこと。

こんにちは、水Bよしのです。
先週の山上先生今期最後のレッスンで気づいたことを、少し書きたいと思います。
実は以前から苦手だったレッスン…
○△×など判定がつき、自分の位置がどこにあるか、視覚的にもグループ分けされるレッスン。なぜ苦手だったのか?
正に 自分の位置を、人と比較してできないことを、まざまざと見せつけられるからだと思います。
このレッスンになると、とにかく大きな声を出そう!何かやらなくては!と思っていました。ただただ○に憧れて。
声を良く出そうとかは考えなくなりました。とにかく強く、説得力ある声をと。でも強く出すとそれだけになり表現ができなくなる。無理やりやるとおかしな思いつきになったり、声も枯れる。ずーっと○をもらう皆がすごいなぁと思っているだけで、私は×と時々△という評価ばかり。変えたい気持ちはもちろんあったのですが、どうしたら良いかよくわからず実は毎回途方に暮れていたのです。今考えると、気持ちも身体もついていかなかったのかもしれません。そしてたぶん、言われてることがよくわかっていなかった、のだと思います(*_*)
それが今回、なぜかストンと腑に落ちた気がしました。
前までは、今の位置から抜けださなきゃという思いが強すぎたのか、今回はある意味そんな自分に諦めたのか(苦笑)、そしたら何だか納得できたのです。
「情報じゃなく、言葉の向こう側を音で伝える。」
私はつい原稿の情報に囚われてしまいがちなのですが、今回他の方が言われてることを見てよくわかりました。前に自分が言われてたから。そしてこれは、以前ボイスサンプルを録った時にも言われていたことでした。
それはCMサンプル用の原稿を作っていた時のこと。山上さんより「情報ばっかりでかっこ悪い」「実際は映像が教えてくれるんだからそんなに言葉はいらない」と。私が作った原稿の半分以上の情報(言葉)がカットされかっこよくなりました。
何度も同じようなことを言われてきたはずですが、そして、その時は言ってることがわかったつもりでしたが、多分腑には落ちていませんでした。
つい どうしても情報を伝えることが必要だと、それがないと伝わらないのでは?と心の底で思ってしまっていたのだと思います。それはアナウンス的な仕事では不可欠だし、今までやってきた仕事がその種類のものだったからかもしれませんが。
そして迎えた、今回のレッスン。
「○○ってどういうこと?」「どんな映像が見えてる?」と、山上さん。
つい私なら「××で△△でこんな感じで」と情報で言うところ。
すると山上さんは、
「○○ってどういうことか、脳みそじゃなくプレイで表現して。」
「能書き(情報)はいらないから。それはテロップがやってくれるし、作家の仕事だから。」
「表現できないことを、原稿の読み間違いのせいにするな。」
「状況を説明するのはライターの仕事。情報ではなく、言葉の向こう側を音声で表現するんだよ。」
色んな言葉を駆使して、私たちに伝えてくださいました。
そして「限界MAXの表現」の意義も。
これは今の自分たちが現場に出ていくために、唯一武器として持てるもの。・・・レッスンで得た限界MAXの気持ちや感覚を、自分の原稿読みに持っていくこと(ですよね?)
文字で書くと簡単そうに見えるかもですが、大声を出さずにその表現をするって非常に難しい。でも、感覚を掴んだことはこれからの読みに違いが出るかも!と思っています(
・`ー・´)
あと、先日の畠山先生のボイストレーニングで気づいたことを。
私は上から下に音を下げるのが苦手なのですがその筋肉が弱いことをハッキリ自覚しました。それは確実に読みに出てて、最近の課題でもあったことで、全てが私の中で繋がった感覚に!色々な方向からのアプローチが助けになるのだと、改めて実感しました。
何か気持ちの上でも色々と納得ができたので、とにかく音を自由に出せるようトレーニングに励みます。
最後に、レッスンで録音していた自分のプレイを改めて聞いてみると、、、
ガッサガサの声でしたが、何かが入ってた気がしました。以前よりも。
そして思ったのです。「ああこういうことなのかな」、と。
山上さん、一緒にレッスンを受けたみなさん、大きな学びをありがとうございました!
あと残りも頑張りましょう*\(^o^)/*
長文、失礼いたしました。

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