アドバンスでの質問への答の補足

「ナレーションしている最中、自分の苦手な言葉等にさしかかった時、あ、苦手だなと思うと、言葉に詰まってしまう。どうしたら良いか?」という質問に対して
「自分の苦手意識などはブースの中では考えないこと。考えるのは家で。」
というようなことを授業では簡単に答えました。
後で気づいたのですが、肝心なことを言い忘れてました。それは、
ブースの中で考えるとしたら、ただ1つ。
「どのようにナレーションしたら、作品をより良くできるか?」
それぞれの現場で、最適な表現方法を考えることは重要です。
プロとは、自分のためではなく、相手のことを考えて、より良い仕事をすることだと思います。
受け身という意味ではなく、むしろ主体的に。
自分のことを考える暇は無くなると思いますよ。
緊張し過ぎて困るという人にとっても、この考えは有効だと思います。
失敗したらどうしよう?とか、良く見せたいとか、自意識過剰は緊張の原因になりますよね。
適度な緊張感は必要なものですが、過度の緊張に陥らないためには、やはり自分のことではなく、作品のことを考えましょう。
自分のことを考え過ぎないことは、自信を持つことにも関係してきますね。意外なことに。
できる努力をシッカリしたら、あとはアレコレ考えないこと。
もちろん、自分の中に、やるべき事をやり残している感があると、自信を持つのは難しいかもしれませんが。
すごい時差でのお答えになってしまいましたが、おかげで、日頃無意識に思っていることを言語化することができました。
質問してくれた方、ありがとう(^-^)/
都さゆり♪

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