初めてのサブ出しMA

金曜アドバンスのいそです。
先日、人生初のナレーションの仕事として、サブ出しVTRのナレーションをやらせて頂きました。その経緯や、やってみて感じた事などについて書きたいと思います。
アドバンスの営業ストーリーの授業でもお話をさせて頂きましたが、私は普段、ある大学の教授のマネージャーをしています。本の出版やテレビの出演もされている方なのですが、その先生がレギュラー出演しているNHKBSの番組のプロデューサーと制作会社の方にボイスサンプルをお渡ししたのがきっかけで、お話を頂きました。
ボイスサンプルは2月にスタジオバーズで録って頂いたのですが、カウンセリングの際、この番組のサブ出しのナレーションをやらせて頂くためのサンプルを作りたい、と山上さんにご相談したところ、それなら内容を全部この番組にして、その中で振り幅を出せばいいのでは、という自分では全く思いつかなかったご提案をして頂き、原稿を作成して頂きました。
そして、素晴らしい山上さんマジックのおかげでなんとか人に聞いて頂けるサンプルになりました。(アフターバーズでサンプルを聞いて感想を下さった皆様、ありがとうございました!)
その後、番組のOA用MAの現場を見学させて頂いた際に、サンプルをお渡しし、思い切って一度でいいのでサブ出しMAをやらせて頂きたいとお伝えしたのです。
普段から番組の打ち合わせや収録の現場でお会いしてコミュニケーションをさせて頂いているスタッフの方々なので、全く知らない方よりは渡しやすかったのですが、それでもやはりとても緊張しました。
その場で聞く流れにはならなかったのですが、私はボイスサンプルのタイトルを番組のタイトルをもじったものにしたり、ロゴも番組タイトルのロゴと同じようにしたり、ジャケット自体を番組を意識したデザインにしていたため、それでかなり盛り上がって頂けました。やはりサンプルのジャケットもとても大切なんだなあと実感しました。
サンプルをお渡ししてから数日後、ありがたい事にサブ出しのMAのお話を頂く事ができたのですが、正直、知り合いだからというのと、番組自体が3月いっぱいで終了するので一回くらいやらせてあげようといった温情的な要素が多分にあったと思います。
そのようなスタッフのご好意でせっかく頂いたチャンスでしたが、現場での自分のパフォーマンスは反省すべき事ばかりでした…。
活舌の悪さを始め、画面の切り替わりを意識出来ていない、タイムと原稿量を考えて巻いたりゆっくり読んだりの調整が出来ていないため、こぼれたり逆に余ってしまったりなど、授業や映像セミナーでちゃんと教えて頂いたはずなのに、全く出来ませんでした。
結果、ディレクターさんには細かくQ出しして頂いたり、原稿を直したりする手間をおかけしてしまいました。
頂いたチャンスやご縁をいかに次に繋げていくかが大切と、先生方や既にナレーターとして活躍していらっしゃる諸先輩方もおっしゃっていますが、その為には、現場で自分がスタッフに喜んで頂けるパフォーマンスが出来なければ話にならないと、痛感しました。新人だとか経験が浅いとかいう言い訳は通用しない、プロとして現場に行くからには、いつでもスタッフの期待に応えられる、もしくはそれを越えるくらいのナレーションが出来て当たり前なんですよね。
情けない話ですが、プロの厳しさを改めて勉強させて頂きました。
もしもまた懲りずにチャンスを与えて頂けるような機会があったら、その時にはちゃんと「いそさんにお願いして良かった」と言って頂けるようなナレーションが出来るよう、もっともっと日頃から練習を積んでちゃんと準備をしておきたいと思います。
今回、貴重な機会を与えて下さったスタッフの皆様には心から感謝しています。
そして、きっかけとなるボイスサンプルの収録にご尽力下さった山上さん、本当にありがとうございました!m(_ _)m
長文失礼致しました。
いそ

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