緊張と緩和と間と・・・

どうも、訳あって土曜のアフターに紛れ込んでたDJ-ZONOです。
先日、あおい先生がUstreamの番組で5話オムニバスの朗読劇を披露。
で、土曜のアフターバーズにて、あおい先生に朗読劇の裏話を伺いました。
興味深い話だった中で特に印象に残った話を一つだけ・・・。
5話の中の一つで「女優と演出家」のストーリー
内容としては女優が演出家に起用を志願して、あおい先生演じる演出家が
「ならばこれができるか!」と、早口言葉を言わせる・・・というお話。
次から次へと繰り出す早口言葉、
女優役のアイドル吉井さんが噛んでしまう横で鮮やかにこなすあおい先生。
その中で出た早口言葉「シャア少佐、新人歌手総出演新春シャンソンショー」×5回
吉井さんが噛んでしまう横で「違う、こうやるんだ!」
「シャア少佐新人歌手×××・・・」先生、噛んでしまいました。
・・・が、ここで!間をとって「・・・もう一度聞きたいかっ!」とリカバリー!
すかさず5回言ってのけたのでした。
で、事務所で「あのリカバリー凄かったです!」と私の感想に答えた先生。
〜あれは演劇の経験が生きたんだよ。
やり直しができない舞台では、台詞をとちってしまった時
一瞬、会場に不安や緊張が走って観客は固唾を飲むんだ。
そこで機転を利かせて本筋に戻したとき、
緊張から解かれた観客はより強く演者に心を奪われるんだ〜
なるほど!聞き手を緊張させてから、緩和を与えて心を掴む。
文章を様々な工夫で緩急や間で惹き付けて聴かせる訳ですね。
「ならば、お前にできるかっ!」
・・・がんばります!

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