『松田メソッド』アナウンス理論徹底解剖

(記事の前に)
ブログパーツに『スクールバーズ最新情報!』を追加しました
8/8(土)スクール説明会&夏パーティ開催!の情報をアップしました!
パーティでは、講師陣と生徒が「余興」をします。松田先生も参加してくれるとのことで、今から期待がふくらむのであります!
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さて7/25のスクールは前期夏休みということでお休みでした。先日の実技レッスンは松田講師。スクリーンに映し出される文字は『アナウンス技術』。
多様なアプローチがあるナレーション業界には、実は『きちんと学んだことがないから、実は”しっかり読む”ことには自信がない』とおっしゃる人が売れっ子プロにも案外たくさんいらっしゃいます。それは「ストレートナレーション」と呼ばれる読み方の基礎の世界。文章を声にして伝達するとき必要な”技術力”です。そしてこの技術にはじつは理論があります。
「基礎に不安のあるプロ」かくいう私山上もその一人。養成所時代、早々に基礎でくじけた為に、現場で「きちっと読んでもらえますか」の一言で、ぷしゅーっとハートがしぼんでいく訳です(^_^;)
松田講師のアナウンス理論「松田メソッド」は、スライドに映し出される「ナレーションの”譜面”」を見ながら読むことで、感性ではなく、誰でもが「理論」を実感できる、新しい「ストレート攻略法」のひとつです。
初心者も、プロでももう一度きちんと基礎を見つめ直す際に、ぜひ受けてほしいレッスンで
す。
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バラエティオプション☆

休学中のナガーイです(*^^*)
きょう、山上オプションやってきました!
四ヶ月ぶり?!のバーズで、いろんな人と出会えて、義村さんともお話ができて、やっぱりバーズのこの場はいいなぁと思いました!
皆さん、ありがとうございました(*^o^)/\(^-^*)
休学と同時に会社をやめたため、しゃべる機会が激減した私。
でも、この四ヶ月、いろいろなことについて考えたり実践してみたり、継続したり…(^-^)v
今回のオプションで、良くも悪くも、この四ヶ月の私が出ると感じていた。今の自分を知る場でもあったわけです(@_@)
オプションでは……
小さな表現を大きく変えるため、山上さんからアイーンだったりキャイ~ンだったりぞわぞわぞわ、ポーー>゚)))彡!!だったり、danger(゚ロ゚)と、からだの動きをつけて読んでみて!との指示。
みな、我を忘れて叫び、踊りながら読んでいくと……最初に読んだときより、表現がかなり大きくなっていった!!!
一日おいてからレコーダー聞きなおしてみたらもっと違いが分かるかも(^_-)
ここまで引き出してもらったのだから、これからは一発目からこういかなきゃプロじゃない!!
ブースに入ったら『ぞわぞわぞわポーー>゚)))彡!!』ってやってみよう(笑)
山上さん、ありがとうございました。お大事に(^O^)

テレ東「株木亘さん」@アドバンス・ゲスト


7/11(土)アドバンスのレッスンはゲスト講師!テレビ東京の演出(ディレクター)株木亘さんがスクール“バーズ”にいらしてくださいました!
テレ東の看板番組「チャンピオンズ」をはじめ、「怒りオヤジ」「モヤモヤさまぁ~ず」など先進的な番組を仕掛ける株木さん。テレビ業界最前線の空気感と「どんな風に番組を作ってるのか」「ナレーターを選ぶ基準は?」などなど、たっぷり90分教わりました!

実際に活躍しているナレーターをわかりやすく例にして『”私はこれなら絶対に勝てる”という土俵を持ってるナレーターさんと仕事をしてみたいですね』など熱い講義をわかりやすく展開、いまの考えや感じている事をそのまま伝えてくれました。
『たとえば尺におさまらない時、巻いて読むことも仕事のスタイルだとは思う。でも全体を通して一カ所だけ変に巻いていたって、やっぱり変になっちゃうことが多いんですよ。そんな時は「これ入りません」とナレーターさんから言ってもらえれば、どんな風に原稿を直すかは私たちの仕事なんですよ』と、”作品の作り手”としての視点も教わりました。
業界ウラ話も豊富な(^_^;)貴重なレッスンでした!
写真は、アドバンス卒業後の「聴講制」で、講義を聴きにきた卒業生たち。
実際に売り込みなどを経験した彼らが「”テレビ最前線の人が求めているもの”を教われて良かったです」と言ってくれました。

株木さん、本当にありがとうございました!

山上先生から教えて頂いたこと

金Nの、ばってん いとぴー子です♪
先日、ボイスサンプル制作の打合せでスタジオバーズに行ってまいりました。
今回制作するのは「猪鹿蝶 CM用(ビジネスコース)」のボイスサンプル。
スタジオバーズでの制作は初めてです。
たくさんの原稿の中から、実際に使用するものを選ばなければならなかったのですが、なかなか決められない・・・!
時間も1時間以上経過したころ、そろそろ焦りを感じ始めた私は、
「消去法で選んだ方が良いかな・・・」
と思い、山上先生に
「いくつか読んでみますので(原稿を)ダメなものは言って頂けますか?」
と言ってみました。
しかし、その質問は、プロ意識に欠けた恥ずかしい質問だったのです。
山上先生はそのことを教えて下さるため、私を傷つけないように気遣いながら、いろんなたとえを使ってお話しして下さいました。
自分のおろかさにショックを受けたこともあり、その時のお話を頭の中で整理するには少し時間がかかりました。
又、先生のおっしゃらんとすることを100%理解は出来てはいないかもしれませんが、とにかく私は、プロとしてやっていくための根っことなる、「意識の部分」に問題があったのです。
それは、明確なビジョンの無いまま、なんとなくここまで進んできてしまったからだと思います。
先生のお話を私なりに短くまとめると、
明確なビジョンを持って、そこに向かって準備をし、進んで行くことが大切。
そうすることで、発する言葉のひとつひとつも変わってくる。
それは質問する時に使う言葉にもつながり、すなわち「質問力」にもつながるということ。
そんなふうに解釈しました。
このようなお話のあと、
ボイスサンプルの原稿も、先生のリードで無事決定。
意識も新たに、ボイスサンプルの収録も頑張ります!!
山上先生、今回は打合せ以上に貴重なお話、
本当にありがとうございました。

土N⇒CMS(by松田センセ)@クッティーナ☆

土曜Nのクッティーナ☆です!!
先日の松田センセイの講義は、映像を意識して読む、というもの。
情報番組の1コーナを5ブロックに分けて5人でリレー読みします。
まずはオンリーで、それから映像に合わせて。
オンリーで読むときに、<どれだけカット割や映像をイメージして読めるかで、
実際に映像を見た時の修正がしやすくなる>とのこと。
これは作り手を意識した方が良いのかな、と思いました。
どのような映像が来るのか、どのような演出をしようとしているのか、
立場を変えて意識(イメージする)ことで読みがグッと変わるような印象がありました。
そして、当たり前のことだけれど”滑舌よく””明るく盛り上げるように”とか
そういう基本的なことはできていて当然として、
<相手の反応を気にして読む>ことがやっぱり大事。
相手というのは視聴者の皆さん。目の前に居なくても想定して感じて読む。
簡単にイメージできない人はまずは実際に居る人に語りかけるのが有効。
また何かを紹介する場合など、具体的にそのものが意識できていないと、
言葉が流れてしまう(ただ読んでいるだけになってしまう)。
そんな場合もやはり仮物で良いから具体的に何かを手にして、
それを紹介するつもりで読む。そうするとその言葉に意識が入る。
そしてそして。
身体と発声と表現とは繋がっている。身体が堅いと表現も堅くなる。
堅い人はいかに脱力するか(力を抜くか)が勝負どころ。
姿勢を変えてみるのも一計。
(ぐだーっとした姿勢で読んでいる人の読みの変化が面白かったです)。
以上、大きく3つのことを学びました。
その他にも・・・
<迷わないで読み切る!><何を求められているか考える!>
などなど。相変わらず名言多数。
うー!勉強になりますっ。
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さて。ネクストの後は、早速授業の成果を活かしたいと臨んだCMS。
CMSでの使用するのは当然CM原稿。私は化粧水の原稿を選びました。
まずはイメージ。オンリーで読んでそれから映像に合わせて読みます。
結果、良かった点としては、カット割をしっかり意識できたこと。
CMって思って、私が思っていたよりもカットが多かったことがわかりました。
そしてそのカットごとに【ここでこのセリフを言って欲しい】みたいな、
短いセリフ数の中にも作り手さんの凝縮した意思が詰まっていることが解りました。
また、自分の未熟さもわかりました。
まず音楽が入った時に自分の声が音に負けちゃうんじゃないかとビビってしまったこと…。
これはこれまで全く意識してなかった事だけに反省反面、気がつけて良かったです。
それから<ナチュラルに年齢を変えること>。これは課題。
『もっと若く』『もっと大人っぽく』・・・きっと良く言われる演出の1つではないかと思います。
抽象的な演出もあるけれど、ある意味これは解りやすい演出だと言えます。
自在にできるのが基本で、且つそれがナチュラルでなければ厭味になってしまう。
私、まだまだまだまだです。。。
さて。授業で飛び出した今回の松田語録。”水っぽく”
水商売系という意味ではアリマセン。きっとそのままのニュアンスで水っぽく。
みずみずしい、とか清涼な感じカナ?そこに女性らしい透明感もあって。
・・・前回の”艶っぽく”に引き続きですが、感覚に訴える良い表現だな~と思いました!
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ネクスト授業の<ぐだーっとしてナレーション>と言い、CMSの<水っぽく>と言い。
松田センセイはいつも何か斬新。
次回はどんなレッスンで、どんな言葉が飛び出すのか、楽しみです♪♪

講義の態度が悪いんじゃないんです@いけうに

どうも!書き込み久々、土Nいけうにです(^O^)/
昨日の講義は松田さんによる実技レッスンでした。
イスの背もたれに寝そべるようにしての原稿読み。端から見れば「おいおい何て姿勢で授業を受けてるんだ、けしからんっ!」と思われそうですが…
いえいえ。この姿勢で、朝起きたばかりのような声(響きのベクトルとしては体の内側)を出すことにより、硬さのある読みを取ろうという松田さんの方法。実際、この方法で硬かった読みがみるみる柔らかくなりました!
そうです、体のどこかに少しでもムダな力があると、表現にも現れるのです。
私の場合はのど周りでした…自覚していても硬くなっていたんですから、ダメですよねぇ(^_^;)
だからといって、それだけに集中してしまうと、今度は尺に合わなかったりと。むむむ…前途多難!
しかし、のどに力が入ってない時の表現は、自分の感覚としては「お腹からのどに太いパイプが通ってるみたい!」なんです。ん~伝わりにくい(笑)
腹式呼吸のお話は、私含め皆ちょっと意外!みたいなリアクションをしてしまいましたが、帰ってから自分なりに考えてみたんです。
文章に均等に声を載せていくには、安定した呼吸配分が重要。その為にも腹式呼吸は欠かせない、しかしそれによってお腹に余計な力を入れてしまっては、体が硬くなって響きが悪くなる。それじゃあ本末転倒じゃないかよっ!てことなのかなぁ、と。
あ、「腹式呼吸は腹直筋より腹斜筋の活動が強い」と手元にある本にも書いてましたわ~!!内容理解してなかったぁ~~(__;)
いやはや松田さんの講義はいつも論理的で、感覚第一主義の私にとってはいつも感動ものです。
どうしてそこまで研究熱心になれるんですか?!と思うと同時に、自分の甘さを知り危機感すら感じるのであります。
あ、危機感だからといって体が硬くならないように、硬くならないように(笑)