お嬢、【戦略】と【ナチュラル&ウィスパー】を受講

年賀状の準備、いつから始めますか?お嬢こと前田幸です。ごきげんよう。

さて、今回のブランディングの講師は義村学長

「戦略」の授業です。

ナレーターの戦略とは?ナレーターのビジョンは?の、お話しと

顧客/競合/強みなどの戦略について。

【戦略】というタイトルから、一瞬でも油断したら置いていかれちゃうかも!と震えていたお嬢ですが

実は今回この戦略の授業がバージョンアップしたそうで、OBOGの方々も聴講にいらしていて。

笑いの絶えない和やかなムードで進んでいき、充実の時間を過ごすことができました。

授業の中で、ペアになりお互いの長所を3つ挙げるというものがあったのですが、

お嬢、人の良いところ探すの得意かもしれない!と新たな自分の長所も発見!

元々、自己肯定感エベレスト級女子なのですが

自分を褒めてあげられる事がまたひとつ増えてホクホクです!ウレシー

そしてブランディングの後はモードの授業「ナチュラル&ウィスパー」

講師は逸見さんです。

一人ずつブースに入り、リテイクしたりしながら原稿読み。

その中で良かったものと最初のものを聴き比べたりしました。

私へのダメ出しは

「そのプレイはザ・ウィスパーだけど熾烈な争いに身を投じることになる。もうひとつウィスパーのチャンネルを創設!」

自分がウィスパーだと思っていたものは合っていたという安心感と

チャンネル創設ぅぅ!!という使命感。

よっしゃ!の気持ちで満たされて帰宅しました。

ウィスパーの練習はお風呂が良いですよ〜と教えてもらったので

普段シャワーばかりですがこれからは湯船に浸かるのも習慣になりそう!

嬉しいことだらけです。

おすすめの入浴剤があるよ〜という方、教えてくださいな。

以上、お嬢こと前田幸でした!

「風呂でのお楽しみ」

秋16期モードの勝田香子(かつたきょうこ)です。

逸見友惠先生「ナチュラル&ウィスパー」を受講しました。
ナチュラルもウィスパーもなんとなくわかるような…わからない、
未知の世界。

前回授業の際、「当日授業で修正するからなんでもいい、まずは自分でやってみて」とのこと。
わからないながら、工夫するのも楽しみました。
逸見さんはもちろん、これがナチュラルやウィスパーかしら、という女優さんやCMのナレーションを聞いたり、
ボサノバやジャズ、ヒーリングミュージックをかけながら読んだらそれぞれどうなるかしら、とやってみたりしました。

さて、授業では…
ブースで実際にマイクと向き合って録音し、それを聞き返しつつ教わります。
自分を含めて多くの受講生に共通するのは、
原稿を読むより、アドバイスに返事をしたり話しているときの声の方がよいということ。
逸見さんも授業を通して、
「自分の声を出す」「自分の響きを見つける」「自分の真ん中のウィスパーを」「自分の一番楽なところで」
などと、「自分の」ということをおっしゃっていました。
唯一無二の自分。

・マイクとの相性、ミキサーさんと仲良くするのも肝
・いい声を出そうとか、きれいに読もう、はない方がいい
・体がつらいと響かなくなる
・無理をしない
・ウィスパーにも内向き外向き、声の艶など、組み合わせでパターン分けできる
などなど、多くのポイントを教えてもらいました。

練習場所として一番いいのはお風呂だそう。
ちょうどゆっくり温まりたい季節にぴったりです。

特にコアの方に共有できればと

土曜コア小林将大です。

松田さんの滑舌の授業をより深掘りし、より音を細かく認識できるようにしたい、

と松田さんのボイトレを受けさせていただきました。

共有もしつつ改めて振り返ればと。

特に気になっていたのが、明るい「ン」と暗い「ン」について。

ざっくりなイメージとしてここでは留めますが、

口蓋の前で響かせるのが明るい「ン」

喉奥で響いているのが暗い「ン」

コピーでサンプルや他の方の読みを聞いていると、このどちらの音になっているのか判断が難しい場面がありました。

ただ単純なことで、ンが響く位置が前と後ろの2つだけと認識してしまっていたのですが、

イエアオウの息を当てるポイント(授業でもらったスライドPDFも振り返ってください)によって、明暗がグラデーションしていて中間部分が判断しづらいということ。

そして、喉奥で響いていたとしても響きが前に出ていれば、音はこもらず明瞭になる。

喉奥の響きをしてはいけないということではなく、響きを前に出すのが大事。

Nの音がかなりの確率で奥で響いてこもるということですが、Nに限ったことではありません。

息のポイントの組み合わせも考えるとnoとnuは特にこもりがちになりそうです。「〜ので」だとかのワードは頻出するので気をつけたいところ。

表現を分解していくと1つ1つの音に注目することになり、その音をより解像度高めて聞き分けてインプットすることで、より豊かな表現を身につけられそうです。

コピーする際も音がわかってくると楽しくなってきます。

達人の境地 – Mina

こんばんは。秋16期モードのMinaです。
急に空気が冷え込み、布団の温もりがより一層愛おしくなる今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今回のレッスンは、あおい洋一郎先生の「旬の実技」
課題は、新番組の宣伝を兼ねたクイズコーナーのアバン。
「バラエティらしい」構成の原稿で、一人ずつ表現をみていただきました。

私は「盛り上げたい!」の一心で、やや張り気味の表現を持っていきました。
結果、先生からいただいたお言葉は「かかっている」

お芝居やお笑いなどで、演じ手が前のめり過ぎて、観客がついて来られなくなる状態などをそう表現したりするのだそう。

あおいさん曰く、これではディレクターさんのOKは出ても、視聴者は力んでしまうだろうとのこと。
確かに、私はいっぱいいっぱい。全力で喋っていました。

コアの授業で、「70〜80%くらいの力でナレーションするのが丁度よい」と教えていただいたことを思い出し、反省です…!

とはいえ、難しいのは取捨選択。
どこを抜いて良くて、どこを抜いてはだめなのか。

「力まない」「わくわく」「軽快」この辺のバランス感がまだ難しいと感じています。

この「バランス」関し、あおいさんは

「森を理解するんだよ」
「『変な枝見つけた!』と安易に飛びつくのはだめだよ」

と、仰っていました。何度も振り返って理解を深めたくなるような、味わい深いアドバイス。

全体を俯瞰することの大切さ。ちゃんと自分に落とし込めるようにしていきたいです。

最近、日本画の巨匠、竹内栖鳳氏が残した言葉を目にする機会があり、
まさにあおいさんが仰ったことに通じると感じました。

「日本画は省筆を尚ぶが、充分に写生して置かずに描くと、どうしても筆致が多くなる。」「写生さえ充分にしてあれば、いるものといらぬものとの見分けがつくので、安心して不要な無駄を捨てることができる。」

森を理解する意識で、ナレーションのコピーを繰り返して、そぎ落とすべき表現が何かを学んで行くことが大切。
あおいさんと竹内氏、二人の巨匠が教えてくださった、今週の私の大事な学びです。

そういえば、武道でも、達人は力が抜けていますよね。
日本画も、武道も、ナレーションも。達人や巨匠と呼ばれる人々はきっと、本質的に必要なものが何かを見極められている。
そしてそれが、絶妙な「抜き加減」に繋がるんだろうなと、ふと思いました。

達人になるにはどれほどの道のりがあるのか…
日々一歩でも近づけるように、今日も練習に励みます。

秋16期 モード
Mina

自分の強み

いつもお世話になっております。
メガネを新しくした土曜コアの渋谷裕輝です。
フレームがほんのり六角形です。完成が楽しみですね。

今回は堀場先生の授業「バラエティの基本」
どんな番組なのか、MCは、誰が見るのか、時間帯は等を毎回ぼやっとしたまま読んでしまい「悩みが声に出てる」というお言葉をまたいただいてしまいました。

技術的なことの前にやっぱりメンタル的な部分がどうしても課題になりそうです。

こういう感じに読むぞ!とかこれはこういう場面だ!とかの思いっきりが足りないんですよね。

そこを改善するにはもちろん練習も大事ですが日頃からアイデアをストックする習慣が必要だと思いました。
ナレーション以外にも演劇や伝統芸能、お笑いやスポーツなど意外な所に「これは使えるかも!」が埋まっているかもしれない。常にアンテナを張って吸収する姿勢を忘れないようにしたいです。

そして「自分の強み」を見つけることも課題です。

毎回毎回ただ普通に読んでいるだけでは何も見つからない。もっともっと色々試してみないと何も始まらない。
堀場先生が仰っていた強みを家電に例えるのがものすごく分かりやすかったです!

ド頭MAXでもっと攻めて自分の強みを手に入れてみせます!
堀場先生ありがとうございました。

以上、M-1決勝にヤーレンズとななまがりが選ばれなかったことが未だに信じられない渋谷でした。

バーズの秋を振り返るその3

水曜コアの梅田愛子です。11/12(土)は墨屋先生の「ナチュラルボイス」の授業でした。序盤に言われてドキッとしたのは、「毎日がオーディション」ということです。いついかなる時も見られている意識を忘れないこと。たとえzoomであっても、それは同じ、と墨屋先生。この日zoom受講で、しかも出先からの参加でiPadの位置がなかなか決まらずカメラをドタバタと動かしていたため、見られていることを意識していませんでした。反省! そして、zoomに映るときのワンポイントを教えていただき、肝に銘じました。

さて、今回の感想を一言で表すなら、「コア中のコア」な授業。なんといっても、呼吸の大切さです。先生が日本人の呼吸の浅さについておっしゃっていましたが、確かに私も集中したり考え事をしたりすると呼吸を忘れる癖があって、稀に体調不良をきたすことがあるので、本当に気をつけようと思いました。声を生業にしたければ、人より息をすべし、ですね!

墨屋先生の授業は不思議です。「人間そのものが素敵なら、声も素敵になる」という先生の言葉が象徴する通り、最初は「え?」とか「ん?!」とか思ったりするのですが、突き詰めていくと、なるほどそこへ辿り着くのか・・・!と、ある瞬間に心の底から実感するような、究極的な教えが詰まっています。答えは決してすぐに与えられるものではなく、自分の中の小さな変化だったり、周囲からの何気ない感想だったり、そうした「気づき」を一つ一つ重ねていくことで、唯一無二の答えとして一気に腑に落ちていくもの。そして、身につけば今後のナレーター人生を支えてくれる力になるもの。その種子みたいなものを、「大切に育てるんだよ」と墨屋先生が授業でくださるのだという気がしています。今回の呼吸トレーニングも、まさにそうです。花咲かすためその種子に水をやり育て続けなければ。・・・とは言え道のりが遠すぎて、めまいがしそうにもなります。どんな夢も叶うというユートピア、どうしたら行けるのだろう、教えてほしい、みたいな、ゴダイゴでいう『ガンダーラ』のような気持ちになります。特に1期目のコアの時はそうでした。しかし今回は、墨屋先生から「声が変わった、響くようになった」と言っていただけて、少しはガンダーラに近づいているのかもしれない、と喜びを噛み締めたのでした。これからも頑張ります。ありがとうございました!              

バーズの秋を振り返るその2

水曜コアの梅田愛子です。11/2(水)は松田先生による「ナレーションの特性」の授業でした。「声優」「アナウンサー」「ナレーター」の表現の違いをディスカッションした後、今後コピーナレーションの課題となる原稿の冒頭部分を練習し実際に聞いていただくというものです。4期目コアが始まって以来、各授業後に1期目と4期目でメモしたノートを読み比べるようにしているのですが、今期に「なるほど!」と新鮮な気持ちでメモした内容が、1期目の初々しいメモにも全く同じ文言で記されていることがあります。これはショックです。毎回の授業内容を完全に自分のものにすることがいかに難しいかを痛感する瞬間です。今回に関しては、「コピーナレーションでは深さを探す」というメモ。1期目でコピーをする前に教わっていたにもかかわらず、結局今日に至るまでコピーでそれを実践できていなかったということなのです。悔しい。高さ、間の取り方、速度を意識できても、なんとなく雑なコピーになってしまっていた理由は、「深さ」を意識できていなかったからかもしれない、と今回の授業で気づくことができました。

さて、実際にコピーを松田先生に聞いていただくと、響かせる場所が違っていて、もっと前の方に響かせるべき音がいくつかありました。松田先生のアドバイスがあれば読み方を修正することができたのですが、これから取り組むコピーでは、1音1音、自分の耳で確かめながら修正していかねばなりません。読みの録音を聞き直し、聞き比べ、時間をかけて鍛えていこうと思います。今回もありがとうございました!