「これ、自分事にしてみて」

おはようございます。秋17期モードの北村です。

あっという間に今季が終わってしまいました。

というのはさておき、高川さんの「ハードドキュメント」を振り返ります。

こちらは、25分近くあるドキュメンタリー番組をパート分けして全員で読んでみたり、ほ他の生徒が言ったことを「自分のことのように話す」ワークをやったり、はたまた本に書いてある文章を伝えるつもりで読むなど、様々な実技が行われました。

特に印象に残っているのが二番目の「他の生徒が言っていたことを自分のことのように話す」ワークです。これ、てっきり私は対象の生徒の真似をしろということなのかと思って、頑張ってしゃべるスピードとか抑揚を合わせたつもりだったのですが、あわせようとしているから「偽物感」が満載になってしまいました。次のペアでは、実践していたメンバーが見事に「自分の話」として作り上げており、自分の勘違いが浮き彫りになった次第です。

用は、「自分のことのように話す」というのは、自分の言葉であったり、自分の抑揚のままに話すことによって、内容が自分事になるということなんですよね。

でも、おそらくナレーションでも同じようなことをやってるんですよ。バーズ秘伝の「ミラーリング」が「物まね」にとどまらない理由も、そこにある気がしています。ミラーリングとは、先人の知恵や技術を自分のものにし、物事を自分事にして語る引き出しを増やすための手段なのではないかなと、この授業を通して感じました。

それから、自分の表現で突き進む、いわゆるクリエイタータイプの人は、もうすべてが自分事になっているんですよね。

高川さんには、物事を伝える人に必要な部分を思い出させていただきました。ありがとうございます。

それでは。本日も笑顔120%な1日を。

じゃあ、『自分は?』

先週の畠山さんによる授業
『強みを探す』を振り返ります!

コアクラスでの最後の授業でした。
楽しかったです、、!!

内容は、
【バラエティ】【情報】【報道】【スポーツ】
の4ジャンルを、候補の中から自分で選択したBGMと合わせて読み、自分の強みは何か
そして弱みは何かについて考えるというものでした。
全員に畠山さんがたくさんコメントをしてくださり、薬を処方してもらっている気分でした、、

私は今まで、自分の声の特徴を言語化するのが
苦手でした。特徴ってなんだろう、、
どんな言葉があるんだろう?そもそも特徴ってどのくらい種類があるのかなーと思っていたので
今回授業中に、畠山さんの一人一人に対するコメントの中にあった、声や読みの特徴に関するワードを全てメモしたのですが、
『飄々とした感じ』『ボケ感』『ハスキー』『知的なすっきりとした声』『艶っぽい』『子生意気』『中世的』など、、、
本当にたくさんメモできました。
こんなにあるのか、、!!!と驚くのと同時に
いやこれは無限にあるのでは!とすら思いました。
以前よりも、特徴を言語化するということをイメージしやすくなりました。

そして驚いたのは、人によって全然違うということ。
主観を込めても作為的にならない人もいれば
なるべく表現をおさえて読んだ方が良い人もいる。
『自分』はどうか。
それを考えることがナレーターとして生きていくうえでどれだけ大切なことなのか、とてもよく分かりました。

半年間教えていただいたことを振り返りつつ
自分で自分に合うと思うbgmを選び、
こう読みたいなと考える、、
そして教室で自由に読む
とても楽しい時間でした。

学びに感謝です。
また4月から、より成長していけるように
頑張ります。

ありがとうございました!!!!

田口真子

ガーディアンズ・オブ・ギャラ=わたくし

とうとう終わってしまいました17期秋クラス。ブランディング最終授業 は学長による「ギャラ論」…!

詳しいことは書けないですが、
「ギャラとはプライドである」
この最初の言葉がズバリなんだろうと思います。
自分の存在価値を見える化したものがギャラなのだということだと思います。

自分で自分の存在価値を下げていないか?
自分を必要以上に安く見積ってはいまいか?

ギャラ論とは単にマニーの話ではなく、人生哲学的な話に繋がっていくような気がします。

では現実論としてどうするか。
それは。
切捨御免。捨てる覚悟を持つこと。

条件が合えばやるし、合わなければやらない。
条件が合わない時は、むしろゼロでやる。
これによりイニシアチブを取って仕事に望み、現場でも主導権を握って与え手になるループへ。

中途半端な望みはスパッと切り捨てる心の刀を研ぎ澄ましていく。
ギャラを守ることとは私自身を守ることは同義なんですね。

とはいえ先方も猛者。巻かれないためにも交渉術の基本は知っておきたい、ので学長から教えていただいた「ハーバード流交渉術」は近々読んでみようと思います。ご興味あれば皆様も是非。

学長、最後の授業も大変為になりました。
そして2年半ありがとうございました!
これでバーズ卒業ですが当たって砕けろ精神で砕けていきたいと思います。

そして同クラス生だった皆様。
また呑みましょう!

とゆ~ことで。
バーズ生としてここに文章書くのは最後になると思います。今までの文章が誰かの役に少しでも立っていれば嬉しいです。
ではいずれまた会う日まで。

17期秋ブランディングクラス
堀川輝幸

この時間は、自由に生きる

先週の、鈴木省吾さんによる『CMの立ち位置』
という授業を振り返ります!

水曜コアクラスの田口真子です!

7つのCM原稿の中から一つ選び、
鈴木さんの前で読み、ご指摘やアドバイスをいただくという流れでした。

今回の授業では、どんな読みをした方が良いかよりも『どう読みたいか』『何を感じるか』が大切だと教えて頂きました。

私がアドバイスをいただいたとき、
『俺が合図するまで文を読まないで。一文ずつ俺が合図してから読んで』と指示をいただきました。
鈴木さんが出してくださった合図のタイミングは、私が読んできたリズムと全く違う物で
合図を待つ間、気持ちをキープさせることに集中していて、自分の中に色々な感情が溢れていました。その感情に影響されて呼吸が乱れたり、音が変わったり、、
少し汗が出るくらい感じたことのない感覚がありました。

一文一文、前にやったことを忘れて自由に読む。
次にやることを忘れる。
言えるからその言葉を言うのではなく
どうして次の言葉が出てくるのかを感じる。
間を味わい、生きた間にする。
剥き出しにする。感覚を研ぎ澄ます。

鈴木さんの言葉
『読んでいる時間は自由に生きる。』
この言葉がとても印象的でした。

どう読みたいか、つまりその原稿にどんなストーリーを込めて読みたいのか。

意識することが変わると、読んでる時の自分の
感覚も変わっていきました。
この感覚を忘れないために、定着させるために
反復練習を頑張ります!!

学びに感謝です。
ありがとうございました!!

田口真子