「東京葛飾区」

東京葛飾区東京葛飾区東京葛飾区東京葛飾区・・・あおいさんの幻聴が聞こえてきますね?バーズコアの岡田昌也です。先週は松田さんの「ナレーションの特性」についてのクラスでした。
最初に考える時間をもらい、皆でディスカッションです。
なるほど、自分で思うほど、ナレーションについてよくわかっていませんでした。
よくわかっていないものを店先に並べて「この商品のおすすめは?」って聞かれても「さぁなんでしょうね?」なんて答えてたら一生売れませんね!
アナウンサー、声優、そしてナレーター。それぞれ違って、何を求められているのか?
一番しっくりきた言葉が、エンターテイナーでした。
聞いている人を感動させられるナレーターになりたい、そう思いました。
聞いてて、わくわくするな。泣けるな。楽しいな。悔しいな・・・いろんな感動を。

さて、言うは易く行うは難しです。お次はコピーの練習。
ここで冒頭のあおいさんの原稿。「東京葛飾区」これだけでごはん三杯です。
一人で練習する時に気づけないところを、松田さんがどんどん指摘してきます。
ここも?ここもなの?そうなんですか?なるほどっ耳の差を痛感。
この気づきを、また自分にどんどん落とし込んでいきましょう。あおいさんヘビーローテーションですね。ああ、でも大江戸さんもまっている。

最後は松田さんとの一騎打ち。語尾をあげて、相手に伝えます。
伝わらないと松田さんがいい顔で「え?」とか「ん?」とか言ってきます。
正直、にくたらしくもありますが、伝わった時の感動を私は忘れません。
意識下で相手に伝えることの大変さを、再度確認させてもらえたとてもいい内容でした。
皆もやればいいのに!

『天才』って言われてえぇ〜

春16期コアクラスの本多です!
少々お口の悪い今回のタイトルは、アフターバーズでの会話の中でこぼれたひと言です🤭笑

先日は松田先生の授業。コピーの宿題がでました。
さっそくコピー…と思いきや、まずはグループディスカッション!
お題は「声優」「アナウンサー」「ナレーター」の違いとは。
バーズ生なら誰しも一度は、というか私が少し前にふわっと考えたものの、ちゃんとした答えを出さずに終わっていた、そんなテーマでした。 1人で考え事をするのも好きですが、やはり他の方の考えや知見が入ってくると、1人では辿り着けない所までブラッシュアップされていく感じがしました。

そして、コピー。
今週は語尾の処理の仕方までは満足に練習しきれていない状態でレッスンで読んだ結果、雰囲気で読んでいた部分はすべて見抜かれてしまいます。やはり練習量は嘘をつかないですね。。 個別でご指導いただける数分間で、僅かではありますが変化が見られたので、少しでも時間を作ってこまめに練習することの大切さを改めて感じました。

次回以降もコピーの授業が続きます。
正直、みなさんどんな手順でやられてるのでしょう?
効率的にコピーするには?ポイントは?
原稿にはどんな情報を書き入れているのでしょう?
聞いたり見せてもらえばよかった…!
今週は自分流の方法でひたすら試してみる他ないですね。

来週もよろしくお願いします¨̮♡
本多桃子

コピー・コピー・コピー

初めまして。春16期コアの瓜生有花(うりうゆか)です。

毎回のレッスンとアフターバーズが非常に刺激的で、毎週感動が一週間持続しています。ぽかぽか。

6/1は松田先生による「ナレーションの特性」。

今回の授業でアナウンサー、声優と比較したより詳細な技術面やマインドにおける違いを学び、声の業界未経験の私の頭にスッと浸透しました。

以前の発音に関する授業でも響きとトーンの具体的な位置や仕組みを学び、松田先生の論理的な説明、細やかな指導に非常に理解が深まりました。今回もわくわく。

今回課題に出ていた一流のナレーションのコピーを根詰めてやってみると、音の高低、強弱、息の量、速度の使い分けがわかり、プロって凄いなあ…。

授業では一人ひとりコピーのチェックがありました。私は語尾の息の量の注意。コピーを行うと自分の癖も浮き彫りになるなと気づかされました。

事件のニュースで文字通り感情を乗せ切ってしまえば、読み手が辛くて聴いていられない。ナレーターは聴き手を意識しながら雰囲気を作り上げなくてはいけないことを学びました。

その後のグループワークでは自分がいかに紙の上の文字に夢中になっていたかがわかりました。

ところで私は先週NHKの技研公開2022を観てまいりました。

放送と通信の融合や、イマーシブルメディアなど興味深く拝見し、私が一番気になったのはやはりAIによる合成音声の展示。その仕組みと精度に脱帽でしたが、それを受けて人間にしかできない相手を意識した唯一無二のナレーションを突き詰めたいと決意に燃えました。

そのためにも授業で習った「一流のコピーからエッセンスを溜めていきそこから自由自在に表現を自分でチョイスできるようにする」ということを目指したいと思います。

毎日家で練習する中、姉に「前はただうるさかったけど、今はなんかそこそこ聴ける声になった」と言われてちょっと、ニンマリ。

もちろん、まだまだ課題だらけです!

昨年一昨年とコロナで大学生活が思うようにいかず、正直なところ生ける屍状態でした。

しかし今年バーズに入って、皆さんの優しさ、情熱、貪欲さ、素敵さがあふれ互いに切磋琢磨できるこの空間に生きるってこういうことだよな、なんてしみじみ思います。

人見知りで口下手ですが、精いっぱい頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします!

春16期コア 瓜生有花(うりうゆか)

姿勢まで真っ直ぐのびた帰り道

16期コアの勝田香子(かつたきょうこ)です。

小一の息子は、サッカーが上手くなりたいと言いつつ、
砂いじりしたりふざけてばかり。
今朝、「うまくなりたいなら、教えてくれる人の言うことを素直に聞いて、まずはやってみることだよ」
と言いながら、
「あ、これ、自分に言ってるな」と思いました。

そう、素直に実践して吸収のバーズ。
6/5(日)墨屋那津子先生のボイストレーニングを初めて受講しました。

バーズの面接の際、
「コアに入って、墨屋先生のボイトレを受けます」
と宣言。やっと叶いました。

今日はボイスサンプルを聞いていただき、
その上で、フラットストレートをしっかり教えていただきました。

まずは返事の「はい」から。
続いて…名前。
自分の名前です。
ストレートに相手に届けたい。
その後、文章を読み、クセをとっていきました。

あー、墨屋さんのストレートはなんて耳に心地よいのでしょう。

私の読みは、伝えよう伝えようと一生懸命空回り、
いかにカクカクしていたかわかりました。

とれてくるとスーッとなって自分でも気持ちがいい。

まだ、ラッパーのように手をつけて音をとりながらじゃないとできませんが、
身体を使って覚えて、次回までたくさん練習します。

そして帰り際には
「おかえりなさい」のストレートも教えてくださいました。
もぐって言うと、投げやりにおざなりに聞こえる。
これで夫婦・家庭円満!

帰り道、背中も真っ直ぐストレート、心軽やかでした。

日常からストレートを使う、とのことだったので、
息子との会話で、
また、はちゃめちゃに強調しようと頑張りがちな読み聞かせにも、さっそく使いながら覚えます。

このストレートができるようになってきたら、
呼吸と発声に着手します。

伝わる読み~「読んでいる」からの脱却~

コア土曜日いわきです。今回は松田先生ナレーションの特性という授業でした。
まず声優、アナウンサー、ナレーターの違いをグループで考える時間があり、
その後宿題としてだしていただいていたコピーのチェックを行っていただきました。

自分一人ではコピーしたい方の読みには近づけず何かヒントを得たいというのが
バーズに入学した理由の一つでもあるので楽しみにしていました。
先生からのご指摘としては出している音が少し低い、音が細かいところまでとれていないということでした。
他の方の読みと先生のご指摘を聞いていましたが、私はまだ完璧に音をとらえきれていないかもしれないと思いました。
また、最後にもグループワークがありました。
1人読み手がいて、文節ごとに止まって相手の反応を見てその反応に応える読みをするというグループワークでした。
ナレーションを読むのだけど会話をするようなイメージです。
私はグループワーク内で何が正しいのか分からなかったので、最後に先生に聞く側に回っていただき、
実践をさせていただきました。
まず緊張で文節で止まれないことも問題だったのですが、伝わらないのが何よりも問題でした。
「読んでいる。全然伝わってこないよ、目の前でおちている」と先生からご指摘を受けてしまい何度やっても変わらず、
どうしたらいいのかとても焦りました。伝えたい気持ちは持っているつもりなんだけれど、どうしたら伝わるのか・・・
もっと大きな声でやってみようという先生の助言で大きな声で気持ちを最大限にこめてやってみると、
「そうそれ!」と先生から合格をいただき何とか1文だけではありますが伝わる表現になりました。
確かに自分でも最後はボールを投げたような感覚がありました。
松田先生、温かく見守って下さっていたコアの皆さんありがとうございます。
録音を聞き返しましたが確かに違います!最後のテイクが何回もできるように練習します。
視聴者に伝えるために、技術として語尾を上げる下げるという技術や間の取り方、出だしの音を上げるとか下げるとか
するのだけれど、伝えるという感覚や気持ちを持っていると視聴者に伝わる読みになるとのことでした。

声が前に出ていない。今は技術というよりも伝えるパッションをもう少し研究したほうがいいかもねというお言葉もいただきました。録音を聴き直してみると確かにパッションが足りない・・・
田子先生の授業でも、もっと思いっきりやったほうがいいとご指摘をいただいたのでそこにも通じている気がしました。
そして、もっと地声は低いはず!というご指摘にも伝わる読みへの鍵があるような気がしました。

引き出しづくり真っ最中

16期土曜コアの勝田香子(かつたきょうこ)です。

バーズで学ぶことを選んだ魅力の一つは、
コピーの授業があるということ。
6/4(土)は松田佑貴先生の『ナレーションの特性』コピーのクラスでした。
コピーをすることで自分の引き出しを増やす。
絶対やりたい!

授業ではインプットしたことが自分でできるかわからずじまい。
帰って声を出してみたら…もしかして、これであの声に近づくかも!
と、寝る前に一筋の光が見えた、というのが今回の成果。
苦戦もワクワク、伸びしろです。

今回、課題をもらってから2週間、まずは自分で練習。
当日はその方向性があっているかのチェック。
松田さんからは「コピーは感覚的にやると再現できない」と言われていました。

・最初感覚的にやって録音したものを聞いたら、なんだか気持ち悪いものになった
・シャドーイングすることで語尾を聞けていない
・重たく聞こえる一文の中にもものすごく細かく演出がされている
・語尾の母音…

たくさん聞いて練習して録音して、
わからない・できないを少しずつでも近づけて行く作業に真剣に取り組みました。

そして当日。
今の練習でどこまでできているかのチェック。
そもそもベースの高さが違う。
声質が違う中、どうしたら出るんだろうと練習中も思っていたところ。
授業では???のまま終わり、帰りながらもグルグル頭の中を回らせて、
帰って声を出してみたら…
あれ?もしかしてこの感じ?

次の授業日に向けての練習の方向性がやっと見えた気がします。
松田さんのクラスメイト全員へのアドバイス、
声の出し方、聞き方、聞こえ方を聞いていたからではないかと思います。

授業後半にももう一つヒントをいただき、
充実の2時間でした。

練習あるのみ!

抑えることを学べ

おはようございます!
つい先日まで三回目ワクチンの副反応でダウンしていましたモードクラスの久保多聞です(^^;

そんなこんなですっかり遅くなってしまいましたが、
今回はあおい先生の「旬の実技2」のレッスンを振り返っていきます。
 
 
あおいさんのレッスンでは毎回色々なジャンルの原稿を用意してくださいます。
今回はバラエティ番組の原稿だったのですが、これまでバーズで課題となった分かりやすい「バラエティ」とは、少し毛並みが違います。

冒頭はアバンから始まるのですが、その後すぐに本編となる「とある映画」のあらすじ紹介に入っていきます。
バラエティでありながらやや静かな調子入ってくるあらすじ紹介。
「冒頭」と「本編」で大きくニュアンスを変えなければなりません。

色々試した結果なんとか自分なりの形を示すことができたと思っています。
 
 
個人的に今回大きなポイントとなったのはあおいさん本人から頂いた言葉です。

私は文章の構成から読みを頭で計算して、それを少し大袈裟にやってしまう所がある。
それでは目的と手段が逆になってしまう。
ナレーターは手段や作戦を見せる仕事ではない、むしろそれを見せてはいけない。
しかしそれを恐れていてもいけないし、例え今はそうだとしても自分の理想とする所がしっかりと見据えているかどうか大切だ、ということでした。

とても襟が正されるお言葉です。

1年半前、大したスキルも型も無い状態でバーズに入学し、兎に角「型」を身に付けるためにテレビを見ていました。

しかし「型」ばかり目が行っていると「伝える」事が疎かになってしまいます。
確立された「型」と自分の中に落とし込んだ「伝える」という生理、
その中心を絶妙に貫くのがナレーションなのです。

最近色々な事を経験させてもらっている中で、
力が抜けた状態で素直に声を出すと自分の中でも一番響きが良くてナチュラルな表現が出来ているなと自覚することがあります。
まずはそこコントロールして出していきたい。
これも守破離の「破」の一つなのだと思います。

そして次回は逸見さんさんの「ナチュラル&ウィスパー」の授業です。
前回のモードではボロボロだったこの授業。
あおいさんのお言葉やこれまでの経験を経て今どう出来るか。
楽しみです!

あおいさん今回もありがとうございました!