知識から

"センスとは知識である"

バーズに通っているとしばしば耳にする言葉です。
デザイナーの水野学さんも同じようなことを仰っていますね。

「コピー」を通じて型を身に付け、読みのセンスと自身のスキルを磨いていく。
正にバーズの教えを体現しているような言葉に思えます。
実際バーズに通うことで様々な知識が身についたことには間違いありません。

最近、ふとコアクラスのラスト授業「強みを探す」で使った原稿を復習しました。
いざやってみると当時とは違う読み、違うBGMを選んでいました。

それは知識が身につき以前とは違う目線が養えたからだと思います。 
 
 
今新たな課題は「知識」をどう「センス」に昇華させるかということ。
勿論まだまだ身に付けられる知識は大量にあります。
しかしパフォーマンスをする上で現状持っている知識を上手く活かさなければなりません。

ヒントは先日のあおいさん授業であったと思います。

"ナレーションはナレーターの自己表現の場ではない"

ナレーターはその番組をちゃんと理解し、ディレクターの意思を汲み取った表現をすることが何よりも重要である。
そしてそれを的確に自分の知識からチョイス出来るかどうかはその人のセンスだと思います。

その辺が自分はまだまだ未熟だなと先日の「スタジオ実習」の授業で実感しました。

根底にあるのはやはり「与え手」になると言うこと。
このタイミングで気づけて本当に良かったです。

これからも自分が「与え手」である事をしっかりと自覚してやっていきます。
きっとそれが優れたセンスにも繋がっていくのだと思います。

モードクラス久保多聞

スタジオ実習!

皆さま、いかがお過ごしでしょうか、春16モードの岡田渉です。

遅くなりましたが前回はスタジオ実習を行いました!

2つの原稿を実際の映像に合わせてどう表現するか…。

結果は…。

もっとプロのオンエアのものと自分自身を研究していかなくてはダメですね。

しかし、貴重な率直なご意見ありがたかったです。

狩野社長、武信マネージャー、畠山マネージャー、先日はお忙しい中ありがとうございました!

ピーマンを見てバーズの授業を思い出したという話。

コア&ブランディング春16期生の菅野(カンノ)です。突然ですが、初めての家庭菜園で育てているピーマンに実がなり始めました。

鉢植えの花も枯らしてばかりで野菜なんてとても無理と諦めていた私が、今年の春になぜピーマンの苗を買ったのか。それは「チャレンジもしないで諦めるのはやめよう」と考え方が変わったから。そして、考え方が変わるきっかけとなったのは、声の仕事を諦め全く違う世界で働いていた私に、バーズ入学という奇跡を起こしていただいたからに他なりません。

10センチもなかった3本の苗は、今では50〜80センチほどになりました。肥料をあげると、本人だけでなく周りの雑草も良く育ち、ピーマンに良いものは雑草にも良いのだと思いながら容赦なく引っこ抜きました。6月の豪雨で一回半分に折れてしまった1本も無事育ち、ちゃんと小さい実がついています。

そんなピーマンを見ながら私の頭を横切ったのは、ブランディングでの「6/25メンタル(講師:義村学長)」と「7/9トラブル対処(講師:上原先生と狭川先生)」の授業。

ピーマンの隣には支柱を立てているのですが、ピーマンが私だとしたら、上記の授業で教わったことや経験したことはまるで支柱のようだと感じました。折れてしまいそうなときに授業のことを思い出しては、まさに支柱のごとく私の精神面を支えてくださっています。

そして当然ながら、実がなるには毎日の手入れ(=トレーニングやブランディング)が大事。

毒の表現に迷走する私を横目に、夫が庭に水を撒いてくれました。

たくさんの人に支えていただき、今日も感謝いっぱいです。
お読みいただきありがとうございました!

– Kanno Mitsuko – #めげずに考えぬくぞ

7/27のレッスン

おはようございます。水曜コアの池田です。
7/27、夏休み前のレッスンは義村学長の華・品・毒の表現でした。
はじめに、先に共有されていた原稿で、華・品・毒のいずれかの表現で読んでみて、他の人はどの表現で読んでいると思ったか、グーチョキパーでだし、本人のやりたかった表現とマッチしているかやりました。私は華でやったのですが、満場一致しなかったので(一部毒という方がいたので)なかなか自分が表現したものがうまく伝わってないなと思いました。
次に華・品・毒のそれぞれの特徴と、それぞれのボイスサンプルをききました。そして、また別の原稿(憲法)で、意味にとらわれずいずれかの表現でやってみて、また他の方は何の表現で読まれたのか、本人とマッチしているかをやっていきました。感覚として、華がつかみやすかったので今回もやってみたのですが、やはり満場一致まではいかなかったです。
最後にまた別の原稿で華・品・毒の3つの表現をすべて入れて読んでみました。毒がどうしようか、どう読めばいいか悩んでしまい、そのまま自分の思う表現で読んでしまったので、全然違う、オリジナルはだめだとご指摘いただきました。自分のなかの毒の表現の引き出しが全然足りないことがわかったので、次はテレビで主に毒の表現研究をしていこうと思います。

ストレートの極意学ぶ!

最近、1周回ってコンビニコーヒーのコスパの良さを実感しています。
春16期ブランディング 境です。

今回は堀場さん指導でストレートのオプションレッスンを行っていただきました!

バーズに来てから勝手に苦手意識を持ってしまったストレート。でもやっぱり読めなきゃいけないと思うストレート。
なんとかこの状況を打破したいので、そのヒントを掴みたい一心で参加しました。

授業内容の振り返りついでに書いていたら長文になっていたので悪しからず。。

最初に座学。
ストレートの基礎だけでなく読みを単調にさせない術をたくさん教えていただきました。
堀場さんの授業を聞いていると、引き出しの多さ・その説明の的確さに毎回感動します。それらをすぐに実践できるかは別として、、まずはたくさん吸収させていただきます。。

特に今回の講義で一番印象に残ったのは「間」を作って緩急を表現するという視点。
今までは、読点があったらこのくらい?文末だったらもう少し長め?という程度にしか意識がありませんでした。
堀場さん曰く、それ以外にも間の長さもバリエーションを持たせることで長文でも単調な読みを回避できるとのこと。
なんとなく理解はできるものの修得するのは難しそう。。まずは今できている句読点の読み分けをベースに増やしていきたいと思います。

また、もう一つ印象的だったのは文節で切る場所の種類。「立てたい単語の前」や「接続詞の後」に加えて「息が持たなくなるちょっと前」で切るのもOK、という説明に驚きました。
つまり切る場所は意味と関係のない所で良いということ。これまでは「ストレートはちゃんと切らないと破綻しちゃう」という勝手なプレッシャーの下で読んでいたので、この考え方にありがたみを感じます。

一通りの座学を終えていざ実践。先ずはニュース原稿でやってみようとすると、、、頭の中で分かっても実践となるとなかなかできない。。。
ここでも「文中で間を取るときも、思い切って文末と同じくらい堂々と切る」というテクニックを享受。間って思った以上に取っても成立するんだなぁ。

また、報道番組中にありそうな軽めの特集コーナーの原稿でもテスト。
以前からストレートの原稿を読むときに呼吸が安定しなくなるクセは自覚していたのですが、堀場さんに説明いただいたストレートの前提「段下がりの法則」を無視してバラエティ寄り読みをすると発声が安定しているとの指摘が。

ストレートの素地がまだまだと自覚していたつもりですが、改めて現在地を把握すると落ち込むものです。。
(直後のブランディングのレッスンで頂いた目黒さんの「落ち込むのもおこがましい」という言葉で即目が覚めました。本当にありがとうございます。)

その後も生徒それぞれが持ち込んだ原稿を元に、読みの構築方法や絵合わせ、声質に対する印象などの意見いただき、最後まで濃い内容のままタイムアップとなりました。

堀場さんから次々と出てくる引き出しを聞いていると「細かい事の積み重ね」という言葉の大切さを改めて感じました。

また、今期はブランディングのみを受講している身なので、久しぶりに受けた実技レッスンはとても楽しかったです!^^

堀場さん、お忙しいところ時間を割いていただきありがとうございました!

7/30コア受講メモ

コア&ブランディング春16期生の菅野(カンノ)です。 危険な暑さの日が続いています。どうぞ水分補給はしっかりと。

さて、7/30コアは義村学長による「華品毒のある表現」。

授業は見事に玉砕しましたが、講義の内容の中で、毒の表現としてしっかり向き合いたい、そして是非とも身に付けたいと思ったのが「ユーモア・ウィット・エスプリ」の表現。

無名新人にとって毒の表現は売れるための大きな武器になるからという理由もありますが、シンプルにこの表現が出来るようになったらどんなに楽しいだろうなぁ…と頭の中には既に楽しんでいる私の姿が。(ただ、肝心の具体的な表現は見えない…(>_<))

兎にも角にもやはり練習あるのみ!早速愛犬たちから不思議そうな顔で見られていますがブログの良いネタになりました。画像が無事表示されていることを祈ります。

それでは時節柄どうぞ皆さまご自愛ください。
義村学長、今回も学びの多い授業をありがとうございました!

– Kanno Mitsuko – #めげずに考えぬくぞ

猛暑よりも熱く!

踊るように読みたいと思っている矢野聖子です。
この夏はエルヴィス・プレスリーからベジャール、少年隊やパパイヤ鈴木に至るまで踊りを見まくっております。
夏休み前最後のブランディング授業は、営業活動のみにとどまらず、売れるまでの道筋について目黒先生の体験談を通して考えるものでした。
かつては私たちと同じ生徒の席に座って、試行錯誤を繰り返したという目黒先生。
チャンスをものにするまでの道筋に正解はない。
でも、やれることはすべてやった。
そんな熱いメッセージから、私にはまだまだやれることがある、いやまだ何もやれていないに等しいという思いが前向きに沸き起こった一日。
それにしても、ダンスのうまい人は振り付けを追うのではなく、振り付けと振り付けの間にある自由な空間でいかに遊んでいるか、だとつくづく。
それでなんともいえない香りのある踊りになるんだとか。